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【J1:第3節 鹿島 vs 広島】プレビュー:中盤での真っ向勝負を制するのは鹿島か、広島か?鹿島は、3月の5連戦最終戦に勝ち越しをかける。(09.03.22)

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3月22日(日)J1 第3節 鹿島 vs 広島(16:00KICK OFF/鹿島
スカパー!生中継 Ch180 15:50〜(解説:前田秀樹、実況:八塚浩、リポーター:高城光代)
顔写真クイズ勝敗予想ゲーム

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アジアチャンピオンズリーグ(以下、ACL)に出場している鹿島にとって、3月の5連戦も次の広島戦でひと区切り。もし、次の試合を勝利で終えると、5試合で3勝2敗。シーズン前の予想から行くと、決して悪い数字ではない。なぜなら、もともと3月に小笠原満男が復帰するとは誰も予想できなかった。さらに、昨季優勝メンバーの中後雅喜もジェフ千葉へレンタル移籍し鹿島を去っていた。苦しいチーム事情の中、5連戦を戦わなければならなかった。

そのため、選手たちもいつも以上にシーズンの入り方に気をつかっていた。宮崎キャンプでも、DFリーダーの岩政大樹は「正直、いつも以上にスタートにコンディションをベストで持っていかないと苦しいというのは、確かに感じています」とコンディショニングについて言及している。確かに、リーグ開幕の浦和戦ではすばらしい戦いを見せた。しかし、あまりにシーズンのスタートを意識しすぎたせいか、翌週水曜のACL・水原三星戦で、すでに心と体はバラバラ。日韓リーグ王者同士の戦いは、一方的な試合になってしまった。さらに帰国後のJリーグ第2節の新潟戦にも良いところ無く敗れてしまう。

2試合ともに、失点の仕方があまりにも悪かった。集中力を失ったかのように、短い時間で連続失点。そこで、オリヴェイラ監督は荒療治に出た。ACL・上海申花戦では先発3人を入れ替え、リーグ開幕戦以来の勝利を掴んだ。大迫勇也の大活躍に注目が集まったが、迷走しそうなチームをピッチでまとめあげた小笠原の存在あって勝利だった。

前の試合で新井場徹、興梠慎三がベンチ外になったことはチーム内外に、大きな衝撃を与え、チームの雰囲気をもう一度引き締めた。とはいえ、ふたりが戦力として干されたわけではなく、「休養」という意味合いが大きい。選手の機微をとらえるのがうまいオリヴェイラ監督なだけに、機が熟せばチャンスを与えることだろう。だが、広島戦の先発は、どうやら上海申花戦とほぼ同じになりそうだ。前の試合が初先発だった大迫勇也とパク・チュホも、引き続きスタートからになるだろう。ただ、上海戦で足を捻ったダニーロは、腫れが引かないため出場を見合わせる模様。代わりに入るのは本山雅志。野沢拓也、青木剛、小笠原ら、気心の知れた選手が中盤に揃う。ダニーロの高さはなくなるが、地上戦での真っ向勝負となるだろう。

というのも、広島のパス構成力は、J1でも随一。鹿島と同じように、長年同じメンバーで培われたパスサッカーは、J2だけでなくJ1でも十分に通用する破壊力だ。前節は、大宮の前に敗れたものの、貴重な追加点となるはずだったPKを決めていれば、一方的な試合展開になりえた。さらに独力で突破できる新外国人のミキッチが右サイドに加わり、良いアクセントとなっている。縦を切られたときは、周囲との連携が必要となるため、まだまだ能力を発揮できていないが、要警戒の選手だ。

どちらのチームも高い技術を持つ選手が多い。攻撃の終わり方、つまりボールの奪われ方が悪いと、一瞬にしてゴールまで迫られるだろう。中盤でのミスは命取りだ。96年シーズンの開幕戦で4−3と派手な撃ち合いを演じた両チーム。今回も、そうした点の取り合いになることが予想される。どちらも様々なパターンで得点が奪えるため、前半終わった時点で2点差が付いたとしても最終的な勝敗はわからない。3点目、4点目を奪えるチームが勝利するはずだ。

以上

2009.03.21 Reported by 田中滋
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