3月21日(土) 2009 J1リーグ戦 第3節
横浜FM 3 - 3 柏 (15:04/日産ス/18,180人)
得点者:2' 狩野健太(横浜FM)、18' 中澤佑二(横浜FM)、42' 杉山浩太(柏)、44' 渡邉千真(横浜FM)、65' フランサ(柏)、85' ポポ(柏)
スカパー!再放送 Ch183 3/22(日)08:00〜(解説:田中孝司、実況:加藤暁、リポーター:高木聖佳)
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結果は3対3の引き分け。しかし、試合後の両サポーターの雰囲気は対照的だった。横浜F・マリノスのサポーターからは選手に対してブーイングが。柏レイソルサポーターは拍手で選手を称えた。前半、横浜FMが2点をリードしたのにもかかわらず、後半追いつかれた結果が、その光景を生んだのだ。
前半は横浜FMが、素晴らしい内容を見せた。先制点は開始からわずか2分。左サイドの小宮山尊信が1対1の場面で仕掛け、縦に抜け出しクロスを送る。それをファーにいた狩野健太がヘッドでプッシュした。その狩野が18分にFKを蹴り、中澤佑二が頭で合わせ、早くも2点差に。その後、柏はWボランチの一人、栗澤僚一が高めのポジションをとるため、杉山浩太の一人で中盤を守る場面が多く、相手にスペースを与えてる。そこを山瀬功治、兵藤慎剛らの個人技とパスワークで突き、横浜FMが主導権を握り続ける。
ところが42分に横浜FMは、失点を許す。柏はCKのこぼれ球を繋ぎ、杉山が中央からシュートを放ち、ボールはDFに当たってゴールイン。横浜FMにとっては不運だった。だが、それを忘れるような得点が、2分後に訪れる。小椋祥平から左の清水範久へ早い縦パスが入り、清水はそのままセンタリング。絶妙なボールが上がり、後は渡邉が頭で合わせるだけだった。
後半に入ると、徐々に流れが柏の方へと傾く。その要因を選手たちに問うと、多くの選手が「バタバタした」とした口にした。その「バタバタ」は、選手交代が絡んでいたかもしれない。後半18分に山瀬功を下げ、長谷川アーリアジャスールを投入したことで、ボランチを務めていた兵藤が、山瀬功の位置へ。すると、その2分後にフランサにゴールを奪われてしまう。また、1点差になると、「フランサをフリーにした。それが(勝敗)のポイントだった」(松田)。フランサが前を向いてプレーできるようになると、柏の好機が増える。そして後半40分。フランサが前線でキープし、途中出場のポポが走り出す。フランサはタイミングの良いパスを配球し、ポポが弾丸ミドルで同点ゴールを突き刺したのだ。
横浜FMは、これで開幕から3試合未勝利に。前節の清水エスパルス戦もそうだが、前半のいい内容が後半になると一転してしまう。
「まだみんながおっかなビックリとプレーし、余裕がない。2点をリードしているのにバタバタしている」
ベテランの清水は、そう吐露した。若手が多いチームは、まだ自信を掴めていなのかもしれない。また清水はこう続けた。「チーム全体が楽しんでプレーしていない」と。「楽しんでプレーする」――。それぐらいの余裕が出できた時、横浜FMが「勝利」という出口を見つけるはずだ。
一方の柏は、敵地で貴重な勝点1を手に入れた。だが、開幕から3試合連続引き分けで、今季初白星は、おあずけとなる。注目のフランサはこの日、1得点2アシストと好調。"王様"が今の状態を保ち、守備陣が安定すれば、勝点3を得る日は近いだろう。
以上
2009.03.22 Reported by 小林智明(インサイド)
J’s GOALニュース
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