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【J1:第3節 大分 vs 新潟】レポート:暫定首位となった新潟、2試合連続完封の大分だが、互いに課題は浮き彫りに。(09.03.22)

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3月21日(土) 2009 J1リーグ戦 第3節
大分 0 - 0 新潟 (16:00/九石ド/16,708人)
スカパー!再放送 Ch308 3/26(木)07:00〜(解説:川勝良一、実況:八塚浩)
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 開幕2連勝と勢いのある新潟との対戦とあって慎重になりすぎたのか。それとも2試合で5得点を挙げている新潟の3トップに対し細心の注意を払い過ぎたのか。ホームの大分は終始守備に徹し、最後まで決定機が乏しいままスコアレスドロー。勝点1を分け合う結果となった。

 大分の消極的なプレーが伝染したのか。新潟も開幕からのアグレッシブな攻守の連動に精彩を欠いた。序盤は互いに相手の出方をうかがうようなゲームとなった。
「(膠着状態が続くことは)想定はしていた。両チームともセットプレーやサイド攻撃から活路を見出そうとしていた」(鈴木淳監督)。
 最初に動いたのは新潟だった。バランス良く守備網を張る大分に対し、大島秀夫を起点に2列目からの飛び出しや、サイドから攻撃を仕掛ける。するとペドロ・ジュニオールのスピードを生かした突破からチャンスを演出し、リズムをつくった。
「相手ペースのときほど踏ん張って、自分たちのペースがくるのを信じていた」(森重真人)。
 大分は辛抱強く守り新潟の攻撃を凌ぐと、カウンターで応戦。36分に右サイドを突破した藤田義明のクロスに高松大樹が合わせ、38分には左サイドから鈴木慎吾のクロスをウェズレイが合わすも、ともにシュートはGKの正面で得点には至らなかった。
 
 後半に入り新潟が攻勢を強め、ポゼッションを高めていく。ただ、ゲームをコントロールするも、大分の堅守を破るまでのアイディアに乏しく、決定機を創出できなかった。攻撃が停滞するなか、スピードのある曹永哲を投入し攻撃の手を緩めなかったが、最後までゴールをこじ開けることはできなかった。
「アイデアと強引な突破が足りず得点できなかった」(大島)
 大分の安定した最終ラインを崩せず、結果的に見せ場の少なかったこの一戦。新潟は暫定首位となったが、攻撃での臨機応変さという課題がでた。

 一方の大分は、奪ったボールを素早く縦に展開するなどカウンターを主体として攻撃したが、前線でボールが収まらず、フォローへの動き出しが少なかった。セカンドボールの大半を相手に奪われ、2次攻撃、3次攻撃につながらず後手に回った。前節の京都戦に続き無失点で抑えたことは“しっかり守って攻撃につなげる”というコンセプトを考えれば好材料だろう。「堅牢な守備を崩すのは一筋縄ではいかない」(鈴木監督)と、敵将も認める磐石さがDF陣にはある。しかし、そこから先の展開に課題があることが浮き彫りとなった。 

 勝点1を分け合った試合は、互いに課題の出た一戦となった。

以上

2009.03.22 Reported by 柚野真也
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