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【J2:第4節 C大阪 vs 徳島】レポート:徳島の反撃にあいながら、苔口のゴールなどで何とか勝ち切ったC大阪。1998年シーズン以来の開幕4連勝!(09.03.26)

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3月25日(水) 2009 J2リーグ戦 第4節
C大阪 2 - 1 徳島 (19:04/長居/4,837人)
得点者:28' 苔口卓也(C大阪)、40' 乾貴士(C大阪)、66' 徳重隆明(徳島)
スカパー!再放送 Ch185 3/27(金)05:00〜(解説:長谷川治久、実況:谷口広明、リポーター:森田純史)
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 長居での今季初となる水曜日ナイトゲーム、J2第4節のC大阪vs徳島。冷え込みの厳しいなかだったが、「今季4試合目となるが、一番見応えのある試合」(C大阪、レヴィークルピ監督)、「非常にエキサイティングな、激しい試合」(徳島、美濃部直彦監督)と両指揮官も言うように、寒さを感じさせない白熱の攻防が繰り広げられた。

 試合を振り返ると、前半はC大阪のペース。開始早々の5分、石神直哉の左ミドルがクロスバーに直撃したところから、ホームチームにエンジンがかかり、徳島の右サイド、C大阪から見れば左サイドを軸に攻め込む。
 今節では日本代表戦の合宿に参加中のため、香川真司が欠場。そこで、前節にも交代出場していた苔口卓也が先発に名を連ねて1トップの位置に入り、カイオが香川のいたトップ下左のポジションに回っていたC大阪。その2人から、先制点が生まれる。

 28分、ショートカウンターのような形でカイオがスピードに乗ったドリブルで前に行くと、「ここにくれ!」と言わんばかりにゴール前へ走り込んでいた苔口にアーリークロスを送る。すると、苔口はこれをスライディングしながらシュート。「絶対浮かせたくなかった」(苔口)と思いながらも、「浮いてしまった」ボールは、GKを越えて、ゴールネット上部に突き刺さった。背番号29の、2007年6月24日、J2第23節草津戦以来、約1年9カ月ぶりのゴールで、C大阪が先手を取る。

 なおも攻め込むC大阪は、40分にも追加点。乾貴士がカイオからリターンをもらうと、石神、苔口の引き付けにより、バイタルエリアでフリーに。乾はカーブをかけたシュートを放ち、右ポストに弾かれるも、徳島GK上野秀章に当たってゴールイン。結局、前半はC大阪が徳島を圧倒し、2点リードで折り返す。

 しかし、後半は一転、徳島が主導権を握る。美濃部監督は「試合前から自分のプランにあった。対C大阪戦では、3バックのほうが絶対いいと思っていた」と、DFの登尾顕徳を投入して3-5-2のシステムに変更すると、これがハマる。前半は守備に追われていた右サイドの麦田和志からクロスが入り、倉貫一毅、米田兼一郎の両ボランチの位置からも展開できるようになる。すると、66分、中央で羽地登志晃のポストプレーから、倉貫がつなぎ、最後は徳重隆明がDFをかわしてシュート。これがきれいに決まり、1点を返す。

「攻めさせて、ボールを取ってからのカウンターというのが、ウチらの狙い」(江添建次郎)だったC大阪だが、押し込まれる場面が続き、乾、マルチネスらにもミスが目立つなど、前線に迫力を欠く。82分には徳島の厚みのある攻撃に防戦一方。相手の右クロスから、まずは途中出場の菅原康太にニアに飛び込まれるも、ポストに助けられる。さらに再度、麦田の右クロスから中央で羽地にヘッドを許す。やられたという形も、ここではキム ジンヒョンがスーパーセーブでブロック。なんとかピンチを逃れた。

 終盤、C大阪はマルチネスの強烈な左ミドルが炸裂するも、クロスバーに当たる不運もあり、ダメ押し点はならず。それでも、最後は濱田武をボランチに入れて、1点を守り切り、2-1で終了。やっとの思いで勝点3を死守し、1998年シーズン以来の開幕4連勝を達成した。

「後半はもうボコボコに攻め込まれ、修正点もあるが、それでも勝ち切れているというのが、チームにとっては一番大事」(江添)と、前節に続き、苦しみながらも白星を積み上げたC大阪。レヴィークルピ監督も「こういった際どい試合をモノにする底力が付いてきた」と、チームを評価していた。
「最後、同点に追い付くチャンスがあった」と悔しがっていたのは徳島、美濃部監督。「やってはいけないイージーなミスからカウンターというのは、相手のひとつのパターンで、分かっていただけに、それでやられたのは非常に残念」と、前半の2失点を悔やんだ。

 この勝利で首位に立ったC大阪。苔口の活躍はチームにとって新たなプラス要素となった。ただし、栃木戦、徳島戦と、相手に研究され、「次はいける」という希望を持たせてしまったことも事実。第1クール最初の正念場となる次節(3/29@ニンスタ)、アウェイでの好調・愛媛との一戦で、どこまで自分たちのサッカーを取り戻せるか、見どころとなる。一方、徳島はこれでアウェイ連敗。昨シーズン同様、敵地での戦い方において、今後に課題を残した。

以上

2009.03.26 Reported by 前田敏勝
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