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【ヤマザキナビスコカップ 清水 vs 京都】プレビュー:アウスタ初勝利と「きっかけ」をつかみたい清水。熱さと冷静さを見せて先制点を奪えるか。(09.03.28)

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3月29日(日)ヤマザキナビスコカップ 清水 vs 京都(13:00KICK OFF/清水
★ヤマザキナビスコカップ特集チケット情報
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 7チームによる総当たりのため、予選第1節はゲームがなかった清水。したがってこの試合が、昨年以上の成績――つまり優勝を目指す清水にとってのナビスコカップ初戦となる。しかも、リーグ戦では未だ3戦未勝利。ホームで戦うアドバンテージのある中、今季初勝利とアウスタ初勝利を何が何でもつかみ取るという強い決意の下に、この京都戦に臨む。
 清水はここまでリーグ戦で2分1敗と勝利がなく、前節は名古屋に1-3で完敗。また、ここまで3試合でわずか1ゴールと、得点力不足が大きな課題となっている。ただ、試合内容に関しては、結果とは別に試合ごとに手応えをつかめている。
 特に名古屋戦の後半は、完全に主導権を握って決定機も何度か作り出し、1-1の同点に追いつくことができていれば(実際は名古屋が先に追加点を奪って2-0となった)、試合はどうなっていたかわからなかった。少しずつではあるが攻撃の歯車はかみ合ってきており、3試合でシュート41本(1試合あたり13.7本)というのは、昨年の開幕時と比べるとかなり多い。
 だが、41本のうち決まったのは1本だけというのは、やはり大きな課題。フィニッシュの場面以外でもパスミスがまだ多く、クロスやラストパス、シュートの精度もチーム全体として不足している。このあたりは、開幕戦から引きずっている硬さや、結果が出ていない焦りといったメンタル的な要因も絡んでいるだろう。
 逆に言えば、ひとつきっかけさえつかめば一気に流れが好転するという可能性も大いにある。チームとしてもその雰囲気を強く感じているからこそ、誰もが「この試合をきっかけにしたい」と口にする。早い時間に先制点を奪うことができれば、その「きっかけ」となる可能性も高いので、立ち上がりからどれだけ良いプレーができるか、良い入り方ができるかという点には、特に注目したい。

 守備に関しては、お互いにミスをカバーし合うという部分や、ピンチになったときの粘り強さといった面では、まだ昨年までのレベルには達していないが、しっかりと組織を整えた状況では危なげなく守れている。したがって、攻撃が機能してバランス良く戦える時間が増えてくれば、自然に失点も少なくなるだろう。
 あとは「自分たちが攻めている時のリスクマネージメントをもう少しやらないと」(岩下敬輔)という部分や、危険な位置でミスをしないという部分。ここにも、90分を通した集中力や、落ち着いて試合状況を見る冷静さといったメンタル面が大きく関わってくる。その意味でも、勝利という結果を出して自信を回復することが、一番の特効薬となる。

 対する京都は、リーグ戦では2勝1敗の5位とまずまずのスタートを切ることに成功。特に第3節ではG大阪を破り、大きな自信を手にしている。だが、水曜日のナビスコカップ初戦では、アウェイで山形に1-3の完敗。試合後に「選手たちのボールに対する反応とか、動き出しの反応とか、そういうものが本当に鈍かった」と加藤久監督が語ったが、その点は暖かくて(13時キックオフ)芝の状態も抜群のアウスタでは、気持ちを切り替え修正してくるだろう。
 そう考えると、京都の攻撃陣にはディエゴ、柳沢敦、佐藤勇人、渡邉大剛といった個の能力が高い選手が揃っており、限られたチャンスや人数をかけない攻撃でもゴールを奪う力を十分に備えている。したがって清水としては、たとえ主導権を握る展開になったとしてもまったく油断することはできない。特に前述のように、危険な位置でのミスは命取りになりかねないので、十分に注意が必要だろう。

 ただ、今の清水にとっては、内容うんぬんよりとにかく「ホームで勝つ」ということが何よりも重要だ。たとえ期待通りの試合展開にならなかったとしても、チャンスは必ず作れるはず。そこで身体ごとゴールに飛びこむような気迫を見せ、ピンチの時には全員が身体を張ってゴールを死守する。そうした熱いプレーを清水の選手たちが見せてくれれば、これまでの硬さも自然に解消されるはずだ。

以上

2009.03.28 Reported by 前島芳雄
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