3月29日(日)ヤマザキナビスコカップ F東京 vs 神戸(14:00KICK OFF/味スタ)
★ヤマザキナビスコカップ特集|チケット情報
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F東京は、水曜日に行われたナビスコカップ柏戦を1−3で落とした。グループリーグ突破のためにも連敗は避けたい。対する神戸も1−1で千葉とのナビスコカップ初戦を飾れず。両者ともに勝点3が欲しいところだ。
チームコンディションが上がってこないF東京は大幅にメンバーを変更しそうだ。「ずっと頑張っている選手がいる。精神面と肉体面を考えてフレッシュな選手を選ぶ」と、城福監督。MF大竹洋平、DF椋原健太らが前日練習で主力組のビブスを着けるなど、若手選手がピッチに立つことが濃厚となった。また、けが人がチーム練習に合流して戦力も整い始めている。中でも、昨季、中盤の守備を支えた背番号7の先発復帰は明るい話題だ。
「浅利はけがをしていて出場できなかった。守備のバイタルエリアを強く意識してくれるボランチの職人が帰ってきてくれたことは心強い」(城福監督)
F東京は、公式戦1勝3敗と勢いに乗り切れていない。特に、守備のバランスの意識が薄く、バイタルエリアを空けての失点も目立つ。最終ラインの前に構えて、守備のバランスを取る浅利には守備の建て直しの期待が集まる。
「(F東京が)いいときは、必ずいい守備からいい攻撃が生まれていた。自分がピッチに立ったら一人ひとりが持ち味を出せるようにしたい。セットプレーからの失点が多いのもコミュニケーションのズレが原因。僕としては、とにかく声を嗄らさずに周りを引っ張っていきたい」(浅利悟/F東京)
ボランチの職人が守備の建て直し役ならば、「上手く2列目でタメを作って欲しい」と、指揮官がピッチに送り出す下部組織出身の梶山陽平と大竹が攻撃を牽引する。今季からポジションを一つ上げて2列目のポジションに挑戦する梶山は、「ここまでサイドに広げることができず、グラウンドを狭く使ってしまっていた。中盤でボランチが持ったときに顔を出して、サイドバックを生かしていきたい。(大竹とは)2人でリズムを作りたい」と話す。そして、今季公式戦初先発となる大竹は「今のチームには仕掛ける意識が少ないのかもしれない。少し持ちすぎだと思われても、積極的にゴールに向かうプレーをしていきたい」と、持ち味である積極的な姿勢で臨む。攻撃のリズムを作り出せるかは大竹と梶山の働きにかかっている。2人の活躍が勝敗を左右するこのゲームの分かれ目となるだろう。
一方の神戸は、カイオ・ジュニオール新監督を迎え、新戦力を上手く融合しつつ、新たなサッカーに挑戦している。アラン・バイーアとマルセウに加え、ボッティもけがで戦線を離脱したが、水曜日に行われた千葉戦では代わりに新戦力のFW我那覇和樹が今季初先発してアシストを記録した。城福監督は「元々、カウンターの鋭さもあるが、今はしっかりとパスワークで崩そうという意図を感じる。両サイドが生きるとその良さが出るので、サイドを機能させないためにも中央でのパスワークをしっかりと抑えたい」と神戸の新たな武器を警戒する。我那覇の巧みなポストプレーは、パスワークの起点となる。F東京のDF陣には、我那覇に自由を与えない厳しい守備が求められるはずだ。
ナビスコカップは今季からレギュレーションが変更し、7クラブが1回戦総当り方式で戦い、そのうちの上位2クラブが決勝トーナメントに駒を進める。勝点を上手く積み上げなければ、早々に予選通過の芽が摘み取られてしまうだけに常に正念場の戦いが強いられる。また、来週末にはリーグ戦が再開する。「リーグ戦に繋げるためにもナビスコの星も五分に戻さなければいけない」(城福監督)という思惑もある。決勝トーナメント進出に繋がる布石をここで打つことができるか。勝点3を目指したアグレッシヴな戦いは、明日14時、味の素スタジアムでキックオフする。
以上
2009.03.28 Reported by 馬場康平
J’s GOALニュース
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