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【J2日記】岐阜:念願のホーム初勝利!(09.03.28)

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3連勝の草津を相手に、88分のルーキーMF染矢一樹の無回転ミドル一撃で、歓喜のホーム初勝利を挙げた。
このときのスタジアムの盛り上がりは異常だった。もちろん筆者を始めとする岐阜の報道陣も興奮状態だった。

岐阜にとって、この勝利は特別なものであった。なぜなら、岐阜は昨シーズンホーム・長良川で僅か3勝と、『ホームで勝てない』ジンクスがあった。
このジンクスが浸透していくにつれて、ホーム・長良川の雰囲気は日に日にどんよりとしたものになっていった。決してサポーターがどうこうという問題ではない。試合が進むごとに、何か嫌な流れをより敏感に感じ取るようになってしまった。端的に表せばこうだ。『希望を持つ前半』→『嫌な予感のする後半途中』→『今日もか…と不安になる終盤』→『またか…とため息の試合後』。
この負のスパイラルともいえるジンクスが、サポーターや関係者の中に残ってしまった。
だからこそ、今季はこのジンクスを打ち破りたい。サポーター、関係者、そして選手の想いは一つだった。

そして迎えたホーム開幕戦。甲府を相手に惜しくも0-1で敗れた。「今年も続くのか…」と一瞬頭をよぎったが、この敗戦はこれまでのそれとは違った。それは昨年からの選手、今季から加入した選手、ルーキーがそれぞれの持ち味を出して、チームのサッカーに変化をもたらしていた。
「次こそは期待が持てる!」サポーター、関係者の想いは一緒だった。
そして草津戦。立ち上がりから相手にサッカーをさせず、イニシアチブを握り続ける選手たちの姿があった。スコアレスで後半に突入しても、期待感は薄れなかった。そしてFW西川優大と染矢が入り、彼らが持ち味を発揮していくにつれ、期待感は膨らんでいった。

そして、歓喜の瞬間は彼らによってもたらされた。西川から片桐淳至。片桐から染矢へ。若手とエースの連携から、染矢のミドルが放たれた。
ボールが美しい軌道でゴール右隅に吸い込まれた瞬間、一瞬の静寂から一気に喜びが爆発した。この日の観衆は2,332人だったが、もっと沢山いるんじゃないかと思うほどだった。それほど岐阜の人たちは待ち望んでいた。
タイムアップの瞬間、さらに大きな歓声に包まれた。みんなこの時を待っていた。みんなどこか喜びだけでなく、安堵の表情を浮かべていた。
サポーターと喜びを分かち合い、周りの報道陣やクラブスタッフと、とにかく多くの人たちと握手を交わした。顔を見合わせば、「良かった〜」と自然と笑みがこぼれる。まだリーグは始まったばかりだが、千里の道も一歩から。その一歩が踏み出せた気がした。

たかが一勝、されど一勝。待ち望み、希望が見えたときだからこそ、この一勝は大きい。
この日、スタジアムを後するファン、サポーター、そして我々報道陣の表情は晴れやかなものであった。

筆者は改めて感じることが出来た。
やっぱりゴールは最高!ホームでの勝利は最高!そして地元でこの喜びをみんなと共有出来る…FC岐阜、最高!!

以上

2009.03.28 Reported by 安藤隆人
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