4月11日(土)J1 第5節 横浜FM vs 神戸(15:00KICK OFF/三ツ沢)
スカパー!生中継 Ch363 15:00〜(解説:金田喜稔、実況:土井敏之、リポーター:新井麻希、リポーター:杉山真也)
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現在16位の横浜F・マリノスに、また悪い知らせが…。栗原勇蔵が7日の練習で負傷し、右足関節ねんざで全治4〜5週間と診断されたのだ。左アキレス腱断裂の清水範久に続く、主力の戦列離脱による影響は少なくない。栗原の代役は、センターバックの経験がある田中裕介か、ヤマザキナビスコカップでDFとして2試合出場した金根煥が務めると思われる。どちらも対人プレーに強く、その点では心配ない。ただ、不安なのは急造されるDFラインの連係面。それをどこまで詰められるかが課題となる。
対するヴィッセル神戸の課題は攻撃面だろう。リーグ戦4試合で奪ったゴールは「3」。前節の清水エスパルス戦では、相手を1本上回る16本のシュートを放つも、無得点に終わる。決定力不足もさることながら、攻撃のリズムが単調なのが気がかり。前線から厳しいプレスをかけてボール奪取するまではいいのだが、そこから縦に急ぐ展開が多すぎる。その打開策は、中盤でタメをつくれるかどうか。司令塔のボッティやボランチの金南一らが、「縦」だけでなく「横」も意識することができれば、攻撃に変化をつけられるに違いない。
その金南一をリスペクトしている選手が、横浜FMに2人いる。韓国出身の金根煥と丁東浩だ。丁は「守備が安定しており、身体の当たりも強い」と金南一の印象を語る。丁は右サイドでの先発が濃厚。前節は初スタメンを飾り、キレのある動きを見せた。韓国の『先輩』とのバトルも堂々と渡り合ってくれそうだ。
今季未勝利の横浜FMとしては、是が非でも勝ちたい試合。前節のアルビレックス新潟戦では、一度は同点に追いつく粘りを見せたが、ロスタイムに失点を許して敗れた。若手が多いチームだからか、安定したゲーム運びができていないように思われる。無論、勝利への欲求が強いため焦りが出るのは当然だが、そこはベテランが若手をリードし、勝負所を見極める戦いをしてほしい。
松田直樹と中澤佑二の2人は、自分たちの役割を分かっているはず。7日の練習に松田は気合の坊主頭で登場。「(チームの)流れを変えたかった」という理由からバッサリ髪を切ったという。中澤も大声を張り上げて雰囲気を盛り上げる。また、時には期待を込めて若手を叱咤し、いい緊張感のなか、トレーニングを積んでいた。松田は「ベテランがしっかりすれば、流れを変えられる」と言い、中澤も「若手はマイナス志向になりがちだが、30歳以上の選手がそうさせないようにしたい」と話す。百戦練磨の2人が若い力をうまく引き出せば、初白星に近づける。
「百戦錬磨」と言えば、神戸の宮本恒靖もそうだ。今節ピッチに立てば、J1通算300試合出場となる。だが、神戸は現在14位。本人が「数字(出場数)より勝利」と言うように、感慨に浸る余裕はない。
宮本との対決を松田は「楽しみだけど、そんなことは言っていられない」と闘志を燃やす。中澤も含め、時代は違うが日本代表でプレーした同志。セットプレーなどでマッチアップが予想されるだけに、その攻防も見逃せない。
以上
2009.04.09 Reported by 小林智明(インサイド)
J’s GOALニュース
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