4月12日(日)J2 第7節 札幌 vs 富山(16:00KICK OFF/札幌)
スカパー!生中継 Ch183 15:50〜(【解説】大森健作【実況】宮永真幸【リポーター】岡本博憲)
☆顔写真クイズ|勝敗予想ゲーム
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攻撃面に関して言えば、両チームが抱える課題は似ていると言っていい。大雑把に表現をすれば「決定力」ということになるのだろうが、より具体的に示すのならば、シュートへの意識が不足しているということになるのかもしれない。
札幌は高い位置からのハードプレスで、富山は守備的MFとセンターバックが連動した相手ボール保持者への囲い込みで。どちらも組織的な守備を構築し、狙った形からボールを奪ってアタッキングサードまで運びながらも最後の部分で力強さを欠いてしまっている印象だ。シュートを放ってもいいような、むしろ、シュートを打つべきような場面でもパスを選択してしまっている。シュートへの意識不足というのは、ひとつ間違えば得点への意欲不足にも発展しかねない。やはりサッカーというのは得点数で勝敗を決める競技。札幌も富山も組織的にしっかりと鍛えられているチームだけに、フィニッシュの意識と精度を高め結果へと結び付けたいところだ。
ホームの札幌は前節、敵地で熊本に0−4のスコアで大敗してしまった( /jsgoal_archive/result/2009/0405/20090200030420090405_detail.html )。そしてその中身はオウンゴールあり、一発退場ありと歯車の悪さがモロに露呈した形での敗戦だった。あまりにも絵に描いたような展開だっただけに、気持ちの切り替えがしやすいと言えばしやすいのだが、アタッカー陣に若い選手が多く、一度リズムが悪くなってしまうとそのままズルズルと試合を進めてしまう嫌いも目立ってしまった。この部分はそう簡単に修正のできる箇所ではないので、「序盤に得たチャンスをいかに生かすかが大事になる」と西嶋弘之が見るように、序盤のうちにリズムを掴み、若さを良い方向に発揮していくことが現在の札幌にとっての大きなポイントとなりそうだ。特に今節はクライトン、ダニルソンという外国籍2選手が出場停止となっており、若きアタッカー陣の奮闘が求められる。逆にいえば、この試合で結果を得られれば勢いに乗れる可能性も十分にあるということだ。
一方の富山は6試合で2得点という数字が示す通り、得点力が課題。冒頭で記したように決定力の部分が課題ではあるのだが、チャンスのバリエーションも増やしたいところだ。リズム良くボールを運ぶ場面で、もうひとつアクセントをつけてタメを作り、攻撃に厚みを持たせたい。その意味では上園和明、姜鉉守というキープ力のある選手に良い形でパスを供給し、同時に、素早くフォローをしてあげることで今までとは違った局面を生み出すことも可能となるだろう。得点は少ないながらも失点はここまで4と守備の部分では堤健吾、濱野勇気といった経験豊富なセンターバックを中心に粘り強さを発揮することができている。攻撃の部分が上手く回るようになればここから先の伸びシロをより大きなものにできるはずだ。
試合の流れとしては、勝点3を狙う札幌がホームの声援に後押しされてアグレッシブに攻め込み、それを富山が跳ね返すという形になりそうだ。そこで札幌が先手を取れればさらに勢いを増すだろうが、決めきれないようだと、どこかのタイミングで一気に流れは富山へと移る可能性もある。そうした流れの奪い合いにも注目してみたい。
以上
2009.04.09 Reported by 斉藤宏則
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第7節 札幌 vs 富山】プレビュー:「決定力」を課題とする両チーム。ゴールへの貪欲さを高め、浮上の契機となる得点を、勝利を目指す!(09.04.11)















