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【J1:第5節 清水 vs 川崎F】プレビュー:どちらも勢いを本物にするために本当に重要な一戦。ホーム初勝利がほしい清水は、川崎Fのカウンターを防ぎ、決めるべきところで決めきれるか。(09.04.11)

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4月12日(日)J1 第5節 清水 vs 川崎F(13:00KICK OFF/清水
スカパー!生中継 Ch308 12:55〜(解説:川本治、実況:八塚浩)
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 どちらもリーグ戦ではここまで1勝2分1敗(勝点5)で、清水が11位、川崎Fが10位。両チームの力を考えれば、かなり不本意なスタートと言えるが、試合内容を見ると、どちらも上位を追撃する態勢が着々と整ってきた。そんな中で迎える好敵手同士の対戦だけに、今後のチームの勢いにも大きな影響を及ぼす重要な一戦となるはずだ。

 ホームの清水は、3/29のナビスコカップ予選・京都戦で今季の公式戦初勝利を挙げ、前節の神戸戦(4/5)でリーグ戦初勝利。今度の川崎F戦は、リーグ戦でのホーム初勝利を目指す戦いとなる。現在のチーム状況は、守備に関しては公式戦5試合で3失点(うち無失点ゲームが4つ)と非常に手堅い守りができている。細かい部分でのカバーリングやミスなどをみると盤石とまでは言えないが、チーム全員の守備意識の高さ、攻から守への切り替えの早さなどは素晴らしく、ゴール前でもGK西部洋平を含めて守備陣がよく身体を張ってシュートを防いでいる。
 そのため、コンスタントに点が取れるようになってくれば、勝ち星は自然に増えてくるはずだ。その意味では、攻撃のほうもゆっくりではあるが調子を上げつつある。何より大きいのは、開幕から見られていた選手たちの硬さが、結果が出たことによってようやくほぐれてきたこと。そのため、パス回しが滑らかになり、前線や中盤でのタメも作れるようになっている。リーグ戦4試合での総シュート数は56本で、これはリーグ3位の数字(1位は川崎Fの80本)。調子の上がらない時期でもシュートまで持っていくことはできていた。それが今は、シュートチャンスも今まで以上に惜しい形になってきた。
 神戸戦では、長谷川監督は「今はまず結果を出すことが大事」となりふり構わず勝点3を取りにいく姿勢を終盤に見せたが、そうして結果と自信を積み重ねてくれば、やがて2点目、3点目も取れるようになってくるはずだ。岡崎慎司が2試合連続のゴールを決めて、エースとしての勝負強さを見せており、相棒のヨンセンも、神戸戦ではアシストを決めて徐々に調子を上げている。「フローデ(ヨンセン)をチームとして活かせるようになってきた」(長谷川監督)という状況で、ヨンセン自身にもゴールが生まれれば、チームにとっても大きなきっかけになるだろう。

 メンバー的には、京都戦からボランチに枝村匠馬と山本真希、右サイドバックに高木純平を起用した攻撃的な布陣で結果を出しているため、大きな変更はなさそうだ。守備の達人・伊東輝悦を先発から外した中できっちりと守れているのは、何といっても21歳の山本真希の成長が大きい。攻守両面で非常に多くの、また質の高い仕事をこなしている彼は、今やチームにとって欠かせない柱の1人となっている。そのため、終盤に伊東を投入して守備力を強化するというオプションも加えられ、戦い方の幅も広がった。
 また今週の練習では、ヨンセンとの相性が良い原一樹をトップに入れ、岡崎を左MFに回すという形でも好感触を得ており、スタメンからその形になるかどうかはわからないが、これもオプションのひとつとして加えられた。両ふくらはぎの痛みで戦列を離れていた新加入の永井雄一郎も、初めてベンチ入りする可能性が高まっており、清水サポーターとしては楽しみな要素が多いゲームとなる。

 対する川崎Fは、清水と同様に4節(名古屋戦)でようやくリーグ戦初勝利を挙げたばかりだが、ACLではここまで2勝1分と順調な戦いを見せている。今週は水曜日にオーストラリアでセントラルコーストと戦い、木曜日に帰国してから中2日。遠征の疲れは残っているだろうが、試合には5-0で快勝しており、名古屋戦から良い手応えを継続している。
 清水としては、昨年オーストラリアから帰ったばかりの鹿島に完敗した経験があり、長谷川監督も相手が遠征帰りだからといって自分たちが有利とはまったく考えていない。実際、川崎Fは攻撃陣がかなり調子を上げてきており、それによるプラス要素のほうが、疲労によるマイナス要素を上回るだろう。もちろん、川崎Fにとっても絶対に勝ちたいゲームであり、惜しみなく全ての戦力を投入してくるはずだ。
 となると、清水がもっとも警戒しなければならないのは、ミスから悪い形・位置でボールを失い、川崎Fの高速カウンターを食らうというパターンだ。また攻撃陣の個の強さもJ有数の相手であり、1対1で負けないことも重要になる。センターバックの青山直晃も「本当にすごい集中力が必要な試合になる」と、さらに気持ちを引き締め直している。

 ただ、清水には川崎Fに対して不思議なゲンの良さがある。長谷川監督が就任してから川崎Fとは5勝1分3敗で、ホームでは4戦全勝。タイミング的にも、ホームで川崎Fに勝って勢いと自信をつかみ、その後チームが波に乗るという流れが過去4年間続いてきた。そう考えると、今回もまさにベストタイミングでの川崎Fとの対戦と言える。この試合で清水がリーグ戦ホーム初勝利を飾る意味は本当に大きい。そのためにはもちろん、これまでの川崎F戦と同様に、サポーターの絶大な後押しが必要不可欠となる。

以上

2009.04.11 Reported by 前島芳雄
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