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【J1:第5節 千葉 vs 磐田】レポート:前半は攻撃面が改善した千葉、後半は動きの量を増やした磐田が主導権を握るも、結局『2点目』が取れずに痛み分け。(09.04.12)

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4月11日(土) 2009 J1リーグ戦 第5節
千葉 1 - 1 磐田 (16:03/フクアリ/14,496人)
得点者:19' オウンゴ−ル(千葉)、74' 前田遼一(磐田)
スカパー!再放送 Ch185 4/13(月)16:00〜(解説:田中孝司、実況:加藤暁、リポーター:野中智子)
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前半に先制し、追加点を取れるチャンスを作りながらも取れないまま後半へ。その後半に相手が攻勢を強めると全体が引いてしまい、守備が最後まで耐え切れずに失点。相手に連続得点は許さなかったが、かといって相手を突き放すこともできず1−1の引き分け。今季、三度も演じてしまったそんなシナリオを、千葉は今節もまたなぞってしまった。

それでも、前半の千葉は前節とはうって変わった攻撃を見せた。この日は左からFW深井正樹、FW巻誠一郎、MF谷澤達也の3トップに、中盤はアンカーにDF斎藤大輔、その前にMFアレックス、MF工藤浩平が並ぶ布陣で臨んだが、選手がいい距離感を保ち、互いをサポートした。前節は巻を目がけたロングボール一辺倒の単調なものだったが、今節は時には選手が目まぐるしく動きながらダイレクトパスでつないでゴール前に迫ろうとする場面も見られ、それを磐田の選手がたまらずファウルを犯して止めることもあった。

先制点はそんな磐田のファウルで千葉が得たFKから。19分、アレックスが蹴ったボールが飛び込んだ巻に当たったあと、巻と競った磐田のDF那須大亮の足に当たってゴールへ。千葉は先制後も気迫あふれるプレーで斎藤を中心に磐田の攻撃の芽を摘んでボールを奪い、攻撃につなげた。DF青木良太、MF坂本將貴の両サイドバックも前に上がって攻撃に絡むなど、いつになくアグレッシブな姿勢で攻めた。だが、37分、巻がボールをトラップして浮き球のパスにしたのを深井がすかさず豪快なボレーシュートを打ったが、クロスバー直撃でノーゴールになるなど、この日も千葉は『2点目』を取れずに前半を終えた。

磐田は「受け身になりすぎて、前半は全く何もできなかった」(DF茶野隆行)前半を猛省し、後半からきっちりと修正。前半はルーズボールへの反応が鈍く、出し手と受け手が意思の疎通を欠いてパスがタッチラインを割る場面もあったが、攻撃時の動きの量をアップさせて主導権を握った。そんな状況下の74分、DF駒野友一のFKにヘディングで合わせたのはFW前田遼一。千葉は前田のマーカーだったはずのDFボスナーが前田の動きについていかず、ボールに反応したGK櫛野亮はボールに触れなかった。その後は両チームがカウンター攻撃で『2点目』を狙ったが、互いにミスが出てボールを奪われたり、ラストパスやシュートの精度を欠いたりして、今季初勝利を得るゴールは生まれなかった。

前半は「今季で一番悪かった」(磐田の柳下正明監督)磐田だが、複数の選手が口を揃えたように後半に修正できたことは収穫だ。さらに、今季は得点者がFWジウシーニョだけだったが、エースの前田が初得点したのも好材料となる。勝てないでいるとどうしても慎重になりがちだが、前節、そして今節の後半の積極的な戦いを貫く強さが何よりも必要だ。

千葉は内容では勝ち試合にも関わらず勝点2を失う結果となった。そのせいか、サポーターからは昨季はリーグ第15節で初めて起こった大きなブーイングが起き、選手には野次が飛んだ。チームが同じ過ちを繰り返したこと、試合終了直前のチャンスで巻が角度のないシュートではなくパスを選択してボールを奪われたことなどに怒りはあるだろう。だが、勝利という結果が最優先でも、攻撃面は前節からは改善されたこと、先制点は巻の動きがあって生まれたことはきちんと評価してほしい。選手は的確な指摘に反省し、評価を受けての声援に励まされて奮起するのだから。

以上

2009.04.12 Reported by 赤沼圭子
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