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【J1:第5節 京都 vs 新潟】レポート:京都が新潟に初黒星をつける!パウリーニョが新潟の出鼻をくじき、京都が勝点3を積み上げる。(09.04.12)

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4月11日(土) 2009 J1リーグ戦 第5節
京都 1 - 0 新潟 (19:04/西京極/10,515人)
得点者:3' パウリーニョ(京都)
スカパー!再放送 Ch183 4/13(月)05:00〜(解説:上田滋夢、実況:寺西裕一、リポーター:和田りつ子)
顔写真クイズ勝敗予想ゲーム

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京都が、新潟の連勝を止めて勝点3を納め、ホーム3連勝を飾った。
京都は出場停止の佐藤勇人に代わり、シジクレイを入れ、安藤淳とのダブルボランチを敷いた。対する新潟は、中盤に内田潤を起用、松下年宏と攻撃の中核を期待する布陣になる。

試合は「ウォーミングアップから非常に集中していた」(加藤久監督)京都がいきなりスコアを動かした。

3節のG大阪戦で肩を痛め、4試合ぶりの先発出場のパウリーニョが3分、中央から左サイドのスペースへ走り込むと、ディエゴからDFの頭を越える柔らかいパスが出る。パウリーニョがエリア内左でGKの動きを冷静に見極め逆サイドにけり込み、今日の試合のファーストタッチで先制する。アキレス腱断裂で昨季を棒に振り、さらに肩を痛め思うようにプレーできなかったパウリーニョにとって嬉しい今季初得点となった。

スコアが動いてからは、攻撃にでる新潟とそれを跳ね返す京都、という試合内容になる。新潟の鈴木淳監督の「サイドに起点を置いて、そこから崩したかった」というプランに対し、京都は「渡邉大剛、林丈統に高い位置で当たりにいくよう指示した」(加藤監督)、「サイドバックを高くさせることを心掛けた」(京都・水本裕貴)と新潟の攻撃をけん制。さらに、ボランチの安藤淳の動き出しの速さ、力強さが際立っていたこともあり、新潟の中盤に自由にやらせなかった。

後半、より攻撃の意識を高めて入った新潟。だが、京都はそれをしのぐと、後半15分、京都のクリアボールをパウリーニョとディエゴがつないで、右サイドを駆け上がる渡邉へ。渡邉が中へクロスを入れると中央には駆け上がったディエゴが。ディエゴの頭にわずかに合わせられなかったが、加藤監督も「文句のつけようのないカウンター」と評し、スタンドからも大きな拍手が起こる迫力ある攻撃を見せた。

後半26分、新潟はFWの曹永哲を入れて前線の枚数を増やすと、京都はラインが下がってしまい、30分過ぎあたりに一度、そして、40分ごろから新潟の怒涛の攻撃を受ける。だが、京都はそれを跳ね返し続けてとうとうタイムアップ。新潟の猛攻を無失点で抑え切り1-0で勝利。勝点3の積み上げとホーム3連勝に成功した。

新潟は、「立ち上がりが全体的に重く」(鈴木監督)失点し、結局それを挽回することができなかった。「悪いゲームではなかった」(同)だけに試合の入り方のまずさが勝敗につながったということだろう。

対して京都。今節も力強い速攻を見せた。先述した「文句のつけようのないカウンター」以外にも、28分にはパウリーニョが自陣でキープし、走りぬける林にヒールパスで渡し、速攻というシーンもあった。
「ボールを取ってからの飛び出しが非常に早かった」(加藤監督)という通り、林、渡邉のゴールへの意欲が充分に伝わる攻撃だった。

京都の速攻の特徴は、前線で相手のミスから速攻、ではなくて自陣からしっかりつないで相手のゴール前、という形が多いことだろう。「シュート数8本」が意外、と感じるほど見応えのある攻撃が多く、「走力」と「ゴールへの強い気持ち」が京都全体にみなぎっていることを感じさせてくれた。課題は終盤のゲーム運びか。終了近く、水本、李正秀が大きく声を出していたが、水本は「ボールの出所にもっと行くように声を出した。ラインを上げようにも、ボールの出所にもっと行かないと」と明かした。ラインを上げることに関しては渡邉も「クリアした後、ラインを上げないといけないと思う。そのために攻撃がもっとタメを作れればラインを上げやすくなると思う」と話した。つまり、選手たちは自分たちの課題、修正点のイメージをすでにつかんでいるということだろう。

京都がその試合での課題を素早く的確に感じ取り、すぐに修正に向かうことができるということは、長いリーグ戦を戦う上で非常に重要な要素となる。このチームはもっと急激に成長するのではないか、そんなことを感じさせてくれた。次節、浦和戦、楽しみにしたい。

以上

2009.04.12 Reported by 武田賢宗
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