4月19日(日)J2 第9節 徳島 vs 福岡(15:00KICK OFF/徳島)
スカパー!生中継 Ch184 14:50〜(解説:逢坂利夫、実況:高松良誠、リポーター:藤原美佳)
☆顔写真クイズ|勝敗予想ゲーム
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5節から前節まで4試合にわたって負けのない(2勝2分)徳島。今チームには負けない強さが確かに根付き始めていると言えよう。もちろん戦いの内容を見ればそこにはまだまだ課題が見られるものの、とは言え長丁場のリーグで求める成果を手にするには一歩一歩の勝点積み上げが重要なだけにそれは間違いなく組織としての前進と評価していいだろう。
また今節その徳島と対する福岡も4節以降5戦負け知らず。さらにその間の戦績を見れば4勝1分と勝率が非常に高く、開幕直後の3戦で苦しんでいた姿が全く嘘のようだ。前節終了後に篠田善之監督が「負けたゲームを引き分けに持ち込んだりしてもう少し勝点を稼ぎたかった」と過去の戦いへの悔いを覗かせたが、そうした言葉を指揮官に言わせるほどの勝負強さをチームは現在見せている。
しかも福岡はその5試合において喫した失点がわずかに1と守りが充実。危ない場面を作られても耐え凌げるだけの粘り強さを発揮していると言えるだろう。今季加入の元日本代表・田中誠を軸としたDF陣を筆頭に選手全員がハードワークすることによって生み出されるその守りはきっと今節も難攻不落の壁となり徳島の前に立ちはだかるに違いない。
そう考えれば一見、この一戦の見所は徳島の攻めがその福岡の守りをどう攻略するかのように思われる。が、福岡の守りが堅いからこそ徳島はまず得点を与えたくない。となればこの戦いにおける注目点は逆に徳島の守備にあるのではないだろうか。そして徳島が実践すべきことを具体的に挙げるならそれは、前線への効果的な縦パスを入れさせない高い位置での潰し─。
なぜなら、福岡の攻撃は高い能力を持つ2トップが常に牽引するからに他ならない。速さと巧さを併せ持った高橋泰、高さと強さのある大久保哲哉もしくは黒部光昭がそれだが、彼らはストライカーとしての力もさることながら攻撃の組み立てにおいても特筆すべき働きを見せる。後方からのフィードをしっかり預かりタメとスペースを作ることでチームの攻めに厚みと変化を生み出していると言えるであろう。だからこそ徳島は前記の守備が不可欠。三木隆司、ぺ スンジンらDF陣が流動的に動く2トップをしっかり掴まえておくことは大前提として、その上で彼らに小さな仕事さえさせないよう前線の羽地登志晃やファビオ、中盤の徳重隆明、倉貫一毅らが早く厳しい寄せでそこへのボールの供給源を潰さなくては。
移動も伴ったアウェイ戦の前節から中3日。またそれ以前に重ねた連戦のものも含め選手たちに疲労があるのは間違いなく、そんなコンディション下でのハイプレスは相当の体力的負担となる。だが、それの徹底で福岡に良さを出させなければ徳島はきっと流れを引き寄せられるはず。そしていい守備がいい攻撃を生む形で勝機も開けるに違いない。
ちなみに徳島は今季未だホームゲームで敗れていない(2勝2分)。美濃部直彦監督も強豪とのこの一戦に向け「サポーターのみなさんに支えられホームではまだ負けていません。どうか今節も力強い応援で我々を後押ししてください」とメッセージを発したが、スタジアムに詰め掛ける地元サポーターの熱い声を受け選手たちはまた限界を越えて戦い勝利を目指すことだろう。
以上
2009.04.18 Reported by 松下英樹
J’s GOALニュース
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