5月6日(水)AFCチャンピオンズリーグ 名古屋 vs 蔚山(15:00KICK OFF/瑞穂陸)
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ここまで2勝2分の勝点8でグループ首位を走っている名古屋だが、過去2度のホームゲームはいずれもドロー。専守防衛、カウンター狙いというアウェイの戦いを仕掛けてきた北京とニューカッスルの前に、自慢のパスサッカーは封じられた。蔚山はホームでの第1戦こそ真っ向勝負を仕掛けてきたが、グループ2位という状況を考えると積極的には勝点3を取りには来ないだろう。名古屋にとって、試合は過去2戦と同じく困難なものとなることが予想される。
蔚山は初戦の名古屋、2戦目のニューカッスルと連敗するも、その後の北京との2試合で連勝し2位に浮上した。連勝の立役者はかつてFC東京に在籍していたオ・ジャンウン。ホームでは途中出場から、アウェイではスタメン出場でいずれも後半に決勝点を挙げている。チームの中心人物は中盤のジョルジェフスキーと前線のアウミールの両外国人。前者が落ち着いたパスさばきでリズムを作り、後者が個人技でリズムに変化をつける攻撃は前回対戦でも脅威となっていた。名古屋はまず、この2人をいかに抑えるかが課題となってくる。
そこで名古屋はこの一戦を、中盤を厚くした布陣で臨むことが予想される。アウェイで彼らに自由を与えた原因を、DFの増川隆洋やMFの中村直志は中盤の人数のミスマッチによるものだと指摘した。その解決策としてまず考えられるのが、中盤の数を増やすことである。3−5−2あるいは3−6−1、または4−1−4−1といったシステムはここ数試合で成果を挙げており、選手の連係面にも不安はない。中盤のプレッシングを強化し蔚山の攻撃力を半減させれば、自ずとボールを奪う位置も高くなり一石二鳥。得意のショートカウンターのチャンスも増え、試合の主導権を手にすることになる。
しかも名古屋は公式戦ここ5試合で4勝1分の負けなしと勢いに乗っている。選手をローテーションさせながらの連勝は、大きな自信となっているはずだ。その上、4月中旬から負傷欠場していた玉田圭司の復帰も濃厚。マギヌンの負傷でゲームメーカーが不在だったチームにとって、豊富な運動量でパスワークの潤滑油となれるエースの復帰は何よりの朗報だ。相手が引いて守った場合にも、ドリブル突破や強烈なミドルシュートも持つ玉田の存在は大きな武器となる。マークが分散することでダヴィの怖さも倍増するはず。スタメンにしろ途中出場にしろ、エースの復帰はチームにとって大きな追い風となるだろう。
ただし、セットプレーには注意が必要だ。アウェイでの第1戦を見る限り、蔚山のセットプレーはよく訓練されており、また名古屋のゾーンディフェンスへの対策も練られている。ニアでフリックしたボールをDFの間で合わせた1戦目のゴールはその証明となるもの。集中力の持続はもちろんのこと、不用意なファウルを犯さないことも、名古屋はリスクマネージメントとして意識しなければならない。
勝てばグループステージ突破が決まる状況で迎える一戦は、ACLでのホーム初勝利もかかったゲームでもある。その時を今や遅しと待つ本拠地のサポーターたちに、名古屋は快勝劇で応えることができるのか、注目である。
以上
2009.05.05 Reported by 今井雄一朗
J’s GOALニュース
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