5月20日(水)ヤマザキナビスコカップ 千葉 vs F東京(19:00KICK OFF/フクアリ)
★ヤマザキナビスコカップ特集|チケット情報
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ヤマザキナビスコカップ予選リーグでグループBの千葉とF東京。千葉は第1節神戸戦で1−1(千葉の得点者はMF谷澤達也)、第2節柏戦も1−1(千葉の得点者はFW新居辰基)と2試合連続引き分けで勝点2の5位。F東京は第1節柏戦では1−3(F東京の得点者はFWカボレ)で敗れたものの、第2節神戸戦はMF大竹洋平のゴールで1−0と勝ち、1勝1敗で勝点3の4位。第2節終了時でグループBの首位の柏は1勝1分で勝点4のため、今節の試合結果によっては順位を大きく上げることもできる。
千葉にとって、今節はヤマザキナビスコカップ予選リーグでの初勝利を狙うとともに、前半の自滅が響いて1−2(千葉の得点者はFW巻誠一郎)で敗れたリーグ戦第12節京都戦の反省点を修正し、リーグ第13節横浜FM戦へつなげるためにも重要な一戦だ。リーグ第12節の1失点目は、2−2で引き分けたリーグ第10節清水戦の2失点目と似た形で、GK岡本昌弘がシュートをセーブしたのに、こぼれ球に対して注意すべき選手のFWパウリーニョ(リーグ第10節では清水のMF枝村匠馬)をフリーな状態でシュートさせてしまった。ペナルティエリアで集中力を欠き、相手選手のマークをおろそかにしたら、アレックスミラー監督が言う『クリーンシート(無失点)』は実現できない。今季の千葉はリーグ戦12試合とヤマザキナビスコカップ予選リーグ2試合、さらにプレシーズンマッチ2試合を含めた16試合で無失点が一度もない。今節こそは無失点を実現して悪い流れを断ち切りたい。
対するF東京は、リーグ第12節横浜FM戦を1−0で勝った。FWカボレが負傷欠場し、さらにMF梶山陽平が55分に左足首を負傷して交代(今節の欠場は決定的という報道あり)という状況下だったが、左足の負傷から復活して今季の公式戦初出場を果たしたMF中村北斗が左足で豪快なゴールを決めた。リーグ第11節京都戦は19本ものシュートを打ちながらスコアレスドローに終わっただけに、試合結果、そして中村の活躍はF東京にとって嬉しいものとなった。この試合では右サイドハーフのFW鈴木達也のスピーディーで積極果敢な突破が目立ったが、鈴木本人が言うように「うちのストロングポイントはサイド攻撃」。今節もボールを奪ったら素早くサイドに展開する攻撃でゴールを狙うだろう。
昨季のリーグ最終節(スコアは4−2)に続き、今季のリーグ第6節(スコアは2−1)でも千葉はF東京に劇的な逆転勝利を収めた。それだけに「借りを返したい気持ちはみんな持っていると思う。ただ、僕は千葉には前のような特別な気持ちはもうない」(F東京のMF羽生直剛)。F東京は立ち上がりから積極的に仕掛けてくるだろう。千葉は前節の最大の反省点の「試合の入り方、メンタル的なところ」(MF下村東美)に気をつけて臨みたい。劇的な逆転勝利はサポーターを興奮させ、感激させるが、千葉が目指すものは違うはず。球際での激しい守備で無失点に抑え、攻撃ではフィニッシュに至る過程でのミスを減らして、サポーターが内容に満足できる勝利を獲得してほしい。
今節は前半終了時から後半15分までは当日料金の半額でチケットが購入できる『後半割引』が実施される。疲労の蓄積で選手が苦しくなる後半に、より多くのサポーターの大きな声援で選手を励まして欲しい。
以上
2009.05.18 Reported by 赤沼圭子
J’s GOALニュース
一覧へ【ヤマザキナビスコカップ 千葉 vs F東京】プレビュー:球際での激しい守備で、F東京が得意なサイド攻撃を封じたい千葉。目指すは攻守ともに内容のある無失点勝利。(09.05.20)
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