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【J2:第17節 岡山 vs 草津】レポート:3失点で草津に敗れた岡山。その敗因は守備面にではなく、決定力不足にあった。(09.05.25)

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5月24日(日) 2009 J2リーグ戦 第17節
岡山 0 - 3 草津 (16:04/岡山/3,447人)
得点者:31' 都倉賢(草津)、38' 廣山望(草津)、89' 高田保則(草津)
スカパー!再放送 Ch183 5/25(月)20:00〜(解説:佐藤慶明、実況:川崎祐一、リポーター:守口香織)
勝敗予想ゲーム
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 優勢にゲームを進めながらも、一瞬の隙を突かれた失点が重なり、0-3で敗れた岡山。「守備の集中」という面で、似たような課題を抱えていた両チームだったが、結果は決定力の違いが大きく明暗を分けた。

 草津は右SBに初スタメンの崔成勇、左に寺田武史を、岡山は左SBにキャプテンマークを付けた野本安啓を据えて、第1クール最終戦に臨んだ。3連敗中の岡山は、立ち上がりが心配されたが、細かくスピーディなパス回しや、ミドルレンジからのシュートなど、攻撃にバリエーションを持たせ、まずまずの落ち着きを見せていた。開始早々の保坂一成のシュートをはじめ、前向きの気持ちも存分に反映されていた。またCKから金廣閔のヘディングシュートや、小林優希がグラウンダーのシュートを放つなど、あと一歩でゴールというシーンを繰り返すが、草津のGK・北一真をはじめ最終ラインの集中した好セーブに阻まれる。

 とはいえプラン通りの岡山の優勢は攻守につながり、守りにおいても、最終ラインからボランチのマークが効き、CB植田龍仁朗が高めの位置で、明確なパスとしてボールを跳ね返すなど、ここ数試合で浮かび上がっていた岡山の課題は修正されたかに見えた。しかし、そんな「いい予感」満載の序盤にも、狭い視野でのプレーなど、気になる点はいくつかあった。

 逆に草津は攻守の切り替えが早く、佐野達監督が試合後に振り返ったように、サイドで起点を作ることができていた。ゲームが動いたのは前半31分。廣山望からのロングフィードを都倉賢が決めて先制。高い位置をキープしていた岡山ディフェンダーは虚を突かれる形となった。さらに38分、CB田中淳のロングパスを受けた廣山が、ゴール前のフェイントで岡山の2人掛かりのマークを交わして追加点を決める。一枚上手を感じさせるゴールだった。

 0-2で折り返した後半、岡山は小林優希に代えて川原周剛を投入。川原からの絶妙のクロスを受けた西野は、ヘディングでゴールに迫るが、前半終了間際にスタジアムを湧かせた鋭いシュートと同様、またしてもバーの上にそれる。いい局面で決めることの出来ない岡山は、徐々に攻撃パターンにも迷いが出始める。対する草津は、ドリブル突破からの思い切りのいいシュートに象徴されるように、シンプルな迫力があった。そんな勢いが幸運を引き寄せたのか、ゲーム終了間際の89分、岡山の金がクリアしようと出したパスが、草津のFW高田保則に当たり、そのままゴールに転がり込んで3点目が決まった。いずれの得点も、岡山の拙攻とは対照的に、極めて効率が良かった。

 今節も0-3 という点差で敗れてしまった岡山は、守備に問題があるのではなく、開幕戦からずっと修正できない決定力不足にある。方向性も間違っていないし、選手一人ひとりも悪いパフォーマンスではない。ただ、今の岡山にとって、ゴールセンスのあるフォワード不在という現実が、痛すぎる現実となっている。

以上

2009.05.25 Reported by 尾原千明
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