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【J2:第20節 水戸 vs 甲府】木山隆之監督(水戸)記者会見コメント(09.06.07)

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6月7日(日) 2009 J2リーグ戦 第20節
水戸 0 - 1 甲府 (13:04/ひたちな/2,306人)
得点者:37' 金信泳(甲府)
スカパー!再放送 Ch183 6/8(月)05:00〜(解説:川本治、実況:野村明弘、リポーター:佐藤愛美)
勝敗予想ゲーム
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●木山隆之監督(水戸):

「非常に大変な試合でした。なんとか勝つということもそうですし、勝点を取るというところまでは持っていきたかったですけど、ちょっと力が足りませんでした。ただ、選手は厳しい状態の中、最後まで諦めずにやってくれたので、選手に感謝したいと思ってます。もう少しの頑張りを出せるようになることと、もう少しのアイデアや技術力を発揮できるようになると、今日のようなゲームでも勝点を取れるところまで行くのかなという気がしましたけど。まあ、今日の時点ではそこがちょっと足りなかったかなという気がします」

Q. DFに関しては手応えがあったのではないでしょうか?
「もちろん0で抑えられるのが一番いいですよね。まず負けることはない。今日のゲームの中でどうだったかというと、甲府の決定的なチャンスはゴールのシーンの1回だけだったと思うんですよ。ゴール前まで行かれることはありましたけど。ただ、やっぱりそれは風の影響もあって、前半に我々は絶対に1点を決めなきゃいけなかった。その中で入れられちゃいけなかった。後半は当然風下になって、攻めるのが難しい状態で、徐々に体力を奪われていき、難しい状況になった。全体的に見ると、守備というところだけを見ると1人1人が厳しくいけていたと思います。でも、肝心なところで球際で相手のパワーに負けたりという面は見られました。失点のところは自分たちが攻めて取られた後、ボランチのセンターバックのポジション取りが遅かった。でも、人数は足りていた。その辺の、ボックスの中の守備の強さはずっと抱えている問題で、そのネガティブな部分を修正しようと思っても、なかなか個人の面もあるので、難しい。そういうシチュエーションを作らない、チームとして主導権を握れる試合の中でああいう穴を作らないチームになるほうが自分たちにとって近道なのかなと思います。今のメンバーの中で考えるとですけど、でも、全体的に考えて守備はしっかりやってくれたと思います」

Q. 今日は山本選手を初先発、下田選手をボランチとして初先発させました。2人の起用の理由と評価をお願いします。
「まず、起用の理由はコンディションが上がらない選手がいて、これまで先発の選手は固定してきたのですが、ちょっと疲れが見えて、先週は少し風邪気味の選手もいて、コンディションが上がってないと思っていたので、動けるフレッシュな選手を先発のメンバーに組み込まないと自分たちのアグレッシブさが出ないと思って、2人を起用しました。チームに早くフィットさせたいという思いもありました。評価に関しては、山本に関しては特に守備の部分で前線からプレスをかけに行ったり、格好いいプレーじゃないですけど、体張って寄せていってパスコースを消したり、守備の面ではよくやってくれたなと思いました。ただ、オフェンスの面ではまだまだボールを受ける意識や引き出すタイミングなど、その辺のレベルが上がってくると、もっと使いたいと思える選手になるのかなと思います。でも、ハードワークという点では非常によくやってくれたと思ってます。
下田に関しては非常によかったと思います。中盤の真ん中である程度バランスを取りながら、守備の面で非常に効いてましたし。攻撃の面でパスの精度や奪った後にしっかり周りを見て、いい選手を選択してパスを出したりができれば。まだ見えたところにパスを出すだけなのが、現状だと思うので、その辺のスキルや判断が上がってくると、非常にいい選手になってくるんじゃないでしょうか。本当に守備の面では非常にタフによく相手の中盤を抑えていたなという印象があります」

以上
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