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【ヤマザキナビスコカップ 神戸 vs 清水】レポート:幸先よく神戸が先制するも、清水が逆転に成功。予選突破を決める。(09.06.08)

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6月7日(日) 2009 ヤマザキナビスコカップ
神戸 1 - 2 清水 (16:04/ホムスタ/6,117人)
得点者:0' マルセウ(神戸)、36' 原一樹(清水)、77' ヨンセン(清水)
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 神戸にとっては理想的な立ち上がりだった。開始から1分もたたないうちに、FW茂木弘人が清水DF辻尾真二に倒されPKを得ると、それをFWマルセウが決めて先制。試合前「前の選手がゴールを奪うことが出来れば、チームとしての勢いにもなるし、ゲームの展開もいい方向に向かっていく。先制点を意識してプレーしたい」と話していたのはFW茂木だが、その言葉通りの積極的なプレーがPKを誘い、神戸が待望の先制点を得る。

 だが、以降は積極的に同点弾を奪いに来た清水に対し、神戸はラインが下がり、防戦一方の展開。前半の殆どの時間帯をポゼッションで上回った清水に支配されることになる。ただ神戸にとってラッキーだったのは、清水がビッグチャンスをことごとくものにできなかったことだろう。26分にはGKのこぼれ球を拾ったMF藤本淳吾が至近距離からシュートを放つも、神戸GK徳重健太が好セーブを見せてはじき出し、29分にFWヨンセンがフリーで放ったシュートは精度を欠いてポスト左に流れる。清水にとっては同点に追いつき、更に逆転できたはずのビッグチャンス。それを何とか凌いだことで、再び神戸が流れを引き寄せるかと思われたが、展開はその逆。神戸がほっとしたのもつかの間、36分には清水MF兵働昭弘の絶妙なスルーパスにあわせてFW原一樹が抜け出し、ドリブルで右ゴール前へ。角度のないところから豪快にシュートを決められ、同点に追いつかれてしまう。

「よく追いついてくれた。あそこで後半まで追いつけないとなると、神戸は選手を代えたり、システムを変えたりするのがうまいチームだけに難しい展開になった」とは清水の長谷川健太監督の試合後コメントだが、確かにいい流れを作り出していた中でゴールを奪える、奪えないことの選手のメンタル的な影響を考えても、FW原のゴールで試合を振り出しに戻して後半を迎えられたことは、清水にとって試合の明暗を分けた大きなポイントになったと言える。

 後半の立ち上がりは、ボランチの2枚を一度に交代させた神戸がペースを掴む。ロングパス主体の攻撃に終始した前半に比べ、短いパスを繋ぎながら、サイドチェンジを効果的に使うことで攻撃にリズムを見出していく。ただ、精度が悪かった。再三にわたるコーナーキックのチャンスもものにできず、1点が遠く感じられる。対する清水は、前半とは逆のペースで試合が進んだものの、守備意識は高く、しっかりとブロックを作り、神戸の攻撃を寄せ付けない堅守が光る。そんな中、77分には少ないチャンスをFWヨンセンが決めて逆転に成功。84分にはそのFWヨンセンがこの日2枚目のイエローカードで退場になってしまうものの、守備の陣形を崩すことなく落ち着いて試合を運んでいく。

 何とか追いつきたい神戸は、前がかりに試合を進めるが決定機を見出せないままロスタイムに突入。終了間際にはこの試合、最後のビッグチャンスが神戸に訪れるも、クロスボールに反応したDF北本久仁衛のダイビングヘッドは、無情にも清水のGK山本海人に片手ではじき出され同点弾とはいかず。結局、1-2のまま試合終了。残り1試合を待たずして、清水は2年連続となる予選突破を決め、神戸はまたしても予選敗退が決定。試合の明暗は、大会そのものの明暗にも繋がる結果となった。

以上

2009.06.07 Reported by 高村美砂
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