6月10日(水) ワールドカップアジア最終予選
日本 1 - 1 カタール (19:35/横浜/60,256人)
得点者:2' オウンゴール(日本)、53' アリ・アフィフ(カタール)
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●岡田武史監督(日本):
「ホームに帰ってきていい試合をしたいと思ったが、選手一人ひとりは頑張ってくれたものの、チームとして生かしてやれなかった。非常に悔しい思いでいっぱい。こういう試合をどう今後に生かすかが一番大切だと思っています。この悔しさを忘れずに、まずは次のオーストラリア戦、いいメンバーできてくれるようなのでアウェイだがいい試合をして勝ちにいきたいと思っている」
Q:現時点でどう生かすかというイメージはある?
「次の試合はかなりポジションの変更をしてやっていこうと思っている。あとは、出場を決めた後のモチベーションの上げ方、こういうものをもう少し考えていきたい」
Q:ハーフタイムに選手に伝えたことは?
「戦術的なことを言おうと思ったが、選手が久しぶりに生き生きとしていないというか、サッカーを楽しんでいないと感じた。そうじゃないんじゃないかということで、精神的なことを言った。後はシステムを2トップに変えて真ん中を2枚にするように指示した」
Q:前半、動きの悪い選手もいたように思うが、ハーフタイムで交代がなかった理由は?安易に変えるよりそのまま生かして鍛えようという意図か、それとも最初からハーフタイムでの交代は考えていなかったということなのか?
「実は、メンバー交代する予定で選手を呼んでいたが、話し終えて、そういうことでどこまで変わるのか、自分たちでチャレンジさせてみたいということで、急遽待たせることにした」
Q:メッツ監督が日本がワールドカップで上位に行くには、相手が仕掛けてきたときの解決策を磨かなくてはいけないのではないかといっていたが?
「メッツさんがどうおっしゃろうと、我々が今まで出来ている試合がたくさんある。今日は出来なかったが、1回出来なかったからといって全てを覆すことは考えていないし、メンバーの問題もあるが、今日の相手なら今日のメンバーでも十分やらなくてはいけなかったので、そういう意味で出来なかったことについては解決しないといけないとは思う。ただ、今までそういう試合も十分試合を出来る試合をしている。1回負けたからといってバタバタするつもりはない。まぁ(今日は)負けてないですけどね」
Q:難しい状況での試合だったとは思うが、自分たちがコントロールするべき試合だったのでは?パスだけで90分できるわけではないと思うが、こういう状況でゲームコントロールの意識付けは具体的にあるのか?
「例えばドリブルをしてリズムを作るとかということですか?
我々が今やろうとしていることは、今日本にいる選手のタイプ、素質を考えたうえでこういうサッカーをすることが一番いいだろうということでやっている。先ほどから言っているように、こういうことも起こりうるだろうと。でもこれがワールドカップできた時にどうするんだと。ワールドカップで引き分けなら守り固めてもいいかもしれない。でも今はチャレンジするときなので、選手にはとにかく怖がらずに行けと。ここでコントロールして1−0で終わるようなことをしても仕方ないと、ハーフタイムにも言っている。
このゲームをコントロールしてそこそこで終わるよりも、やってやられてもこれはこのチームに必要だったと、というよりも自分自身に必要だったことだと思っている」
Q:今日の試合前のコンセプトは?試合が難しくなった要因は?
「今までいろんな状況の中でも、それを言い訳にせずに戦えるチームになろうと。練習ができない、疲れている、そういうなかでもやってきたと。ただ、今回は状況は疲れは相手と一緒。問題はひょっとしたら出場権を得たことかもしれないと。そういう状況でもチームとして戦う姿勢を見せようということでやったが、今日は残念ながら出来なかった。やらしてやれなかったと。
(難しくなった要因は)選手は暑かったと言っていたが、とにかく動けなかった。一人ひとりは頑張っているが、中にはミスをしたくないと、そこそこ結果を残したいと、チャレンジする気持ちが足りなかった。なかなかボールを受けに行かないとか、そうすると逆にチャレンジした選手がミスになると。うちの場合は全員サッカーなので、そういうバランスというかコンビネーションがかけると厳しくなると思う」
Q:今日はベンチに監督が入れなかった影響はあったのか?
「私も初めての経験だったが、大して影響はないと思っていたがこれほど自分の意思を伝えられないものなのかと思った。まず、試合前からベンチにいるより緊張したし、上から見ているというのはこんなに苦しいものかと感じた。例えば足が止まっているから動いて、というのも、ただ『動いて』といっても伝わらないわけで、それを伝える表現というのがその場で違うのが、そういうものが伝えられなくてそれは苦しいものだなと感じた」
以上
★次回の試合予定
2010FIFAワールドカップ2009アジア最終予選
6月17日(水)19:20キックオフ(日本時間・予定)/メルボルン・MCGスタジアム
オーストラリア vs 日本
テレビ放送:テレビ朝日系列にて全国生中継、NHK-BSにて全国生中継
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