6月13日（土） 2009 ヤマザキナビスコカップ
磐田 2 - 1 広島　（14:01／鴨池／5,660人）
得点者：17' 前田遼一（磐田）、53' 前田遼一（磐田）、74' 佐藤寿人（広島）
★ヤマザキナビスコカップ特集
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●柳下正明監督（磐田）：

「広島は前半の入りがいつもと違って、スピード感がなかった。彼らの試合の入りが悪かったことで、ウチは守備も攻撃もスムースにできた。そういう時に、点を取れたのがよかったと思う。広島に先制されると、ボールを回されてやっかいになるから。とにかく、我々の方がセットプレーから点がとれたこともあり、前半は楽にゲームが運べたと思う。
　後半に入って2点目をとれた。その後、3点目・4点目をとるチャンスがあった時にきちんとゴールすることができたら、もっと楽なゲーム展開になったと思う。後半の途中くらいから、広島の選手が前へ前へといろんな選手が出てきて、マークしづらかった。ただ、1点はとられたが、粘り強く耐えられたことはよかった。これは次のリーグ戦再開の鹿島戦にも、非常に生かされるのではないかと思う。今日の勝利を次のゲームに活かせるよう、しっかりとコンディション整えてトレーニングしていきたい」

Q:交代で入った選手について。
「ジウシーニョは、予定では後半に入ってから投入するつもりだった。やってみると長い時間やれたのはよかったけれど、まだしっかりとボールが足についていなかったし、チームとしてのコンビネーションはまだまだ。
　松浦は100%のコンディションではないが、非常に貴重な経験ができた。次のゲームにいかされると思う。
　カレンについては、練習試合では大学生相手に45分のプレーをやって、対外ゲームとしては2試合目。緊張していた感じで、ボールが足につかなかった。ただ、守備でチームのためにしっかりやってくれと言っていたし、そこは頑張ってくれた。また、奪った後の飛び出しも、彼本来のものが出ていた。ゲームをこなしながらコンディションを整えてくれればいい」

Q: 前田遼一選手については。
「彼はいつも攻守ともに運動量が多く、チームにとって非常にいい仕事をしてくれる選手。今までのゲームでも、何度かチャンスはあった。今日のセットプレーのヘディングシュートは、彼本来のヘディングができたと思う。変に頭を振らず、しっかりとミートしていた。2点目もこぼれてきたところを落ち着いてやれていたので、これで得点感覚を呼び戻してくれたらいい。動きに関しては、いつも通りよくやってくれている」

以上