6月21日（日） 2009 J2リーグ戦 第22節
水戸 2 - 1 草津　（15:04／ひたちな／1,822人）
得点者：6' 高崎寛之（水戸）、25' 吉原宏太（水戸）、42' 後藤涼（草津）
スカパー！再放送 Ch182 6/22（月）09:30〜（解説：都並敏史、実況：中村義昭、リポーター：高木聖佳）
☆勝敗予想ゲーム
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●大和田真史選手（水戸）:
「今日はピッチ状態が悪かったので、割り切ってやろうと思った。つなぐことはできなかったけど、やることに対してチームがひとつになれた。高崎も吉原も点を取った。ＦＷが点を取って勝てたのはうれしい。第2クール初勝利なので、大きい。ウチは運動量とプレスが基本。あとは気持ち。そうやってまず体を動かさないとはじまらない。連動性が大事。勝っているときはそれができていた。今はそれを取り戻すことができている。チームは苦しい状態が続いたが、何かをやるというよりも、やるべきことを取り戻すという意識が強かった。だから、やりやすさはあった。前節からしっかりそれはできている。チームに一体感を感じる。全員で攻撃をして、全員で守備ができている。それが大きい」

●高崎寛之選手（水戸）:
「やっとホームで決めることができてうれしい。ボールを持った瞬間、ゴールは見てなかったけど、その前のプレーから相手のＧＫが前に出ているのが分かっていた。なので、1回ぐらい思い切って打ってみようと思った。大体ゴールの位置は分かっていたので、思い切って打ったらうまく入った。シュートは完璧だったと思います。すごいゴールだったかもしれないけど、どんなゴールでも1点は1点ですよ。ただ、今までああいうシュートを決めたことは記憶にないです。最近、チームとして点を取れてなかった。それはＦＷの責任。だから今日はＦＷ2人が点を取れたのは大きい」

●森賢一選手（水戸）:
「結果が出てよかった。個人的に細かい修正点がたくさんあるけど、何より勝てたことが大きい。まったく満足できる内容ではないが、勝利に関しては喜びたい。失点もしてしまったし、追加点も奪えなかった。そこは次への課題。今日はグラウンドがスリッピーでＤＦラインは簡単にプレーしようと決めていた。なので、ボールを持ったら長いボールを蹴ることを心がけた。正直、ボールが来るのが怖かった。だから、できるだけ相手の陣内でプレーすることが大切だと思った。今日は個人的にも大事な試合。そこで勝てたことは自信になる。今年先発して初勝利。チームのために戦えたのはよかった。これからもチームのために戦いたい」

●吉原宏太選手（水戸）:
「取れるチャンスは今までもあったけど、なかなかうまく転がってきてくれなかった。今日はいい攻撃ができていたので、点を取ることができた。久々のゴールで気持ちよかった。ピッチ状態は悪かったけど、草津の方がつなぐ意識が強かった。でも、ウチはミスから失点するのを避けたかったので、とにかく相手の裏を突くことを狙った。シンプルにやるしかなかった。草津は余計なプレーが多かったと思う。その差が前半に出たと思う。でも、それが逆転したのが後半の悪い時間帯。ウチが余計なことをしようとして、リズムが悪くなった。1人1人がボールを持とうとしてしまった。ただ、今日は一体感があった。前節から本当にそれは感じる。徐々に水戸がいい方向に成熟してきていると感じる」

●保崎淳選手（水戸）:
「勝てたことはよかったけど、個人的にはまだまだなところが多い。全体的に自分の出来はひどかった。アシストして、点には絡めたけど、細かいところのミスが多すぎて気になった。でも、今日は全員で戦えたと思う。あの失点以外はやられてないし、ベースを取り戻した感じがある。前からプレスもいけたし、連動してできていた。チームとしてよくなってきていると思う。悪かった状態からは抜け出していると思います。アシストに関してはとにかく速いボールを入れようと思った。高崎か吉原が飛び込んでくれると信じて上げました。

●遠藤敬佑選手（水戸）:
「今日は自分のところでミスをしないことを気遣ったし、シンプルを心がけた。でも、もうちょっと流れを作りたかった。ただ、今日は勝ちにこだわろうということで戦った。前節勝てなかったけど、今日勝てば上位に行くことができるので、そのために結果が大事だった。ベースは取り戻せた。このベースの上にポゼッションを加えることができれば、チームは強くなる。個人的にはまったく満足していない。仕掛けてばかりではなく、もっとよくなるためにシンプルに周りを使うプレーも必要。僕のプレーはボールを取られないけど、その分相手にとって守りやすかったと思う。そこに工夫を加えれば、もっとよくなると思う。もうちょっと大人になって、自分で行くときと周りを使うときのプレーの使い分けをできるようにしたい」


●喜多靖選手（草津）:
「これだけ多くのサポーターが来てくれたのに結果が残せず申し訳ないと思う。前半の２失点がすべてでした。愛媛戦では、追いつくことができたけど、今日は追いつくことができなかった。涼（後藤）のケガで急きょ右ＳＢで出たが、なんとかしようと思ってもピッチコンデションと全体のリズムが悪く、最後まで流れを変えられなかった」

●小池純輝選手（草津）:
「最初は、ソンヨンさんに代わって右ＳＢで出場したが、ピッチに慣れるまでに少し時間がかかってしまった。その後は、ＦＷのポジションに入ったが、前線までボールが届かずにもどかしかった。水戸がシンプルに蹴ってきていて全体的には相手の戦い方にハマってしまった感じです」

●田中淳選手（草津）:
「ゲームが落ち着く前に失点してしまって相手のリズムになってしまった。あそこは踏ん張らなければいけなかったし、絶対に耐えなければいけなかった。ヘッドとセカンドで負けてしまい、その後もリズムを作ることができなかった。次は、中２日での試合になるが気持ちを切り替えて、熊本戦でサポーターに勝利を届けたい」

●櫻田和樹選手（草津）:
「ピッチコンデションも悪い中で先に失点を許してしまい難しいゲームにしてしまった。水戸はシンプルにＤＦの裏に蹴ってきて２列目の選手がスペースに飛び込んできた。さらに水戸には高いターゲットもいたので、このピッチでは恐さがあった。２点は取られたけど１点追いつけたので、最低でも勝ち点１は持ち帰りたかったです」

●高田保則選手（草津）
「立ち上がりの抑えなければいけない時間帯に失点してしまい、自分たちでゲームを難しくしてしまった。１点目の水戸のシュートは、自分たちの隙もあったが、素晴らしいシュートだったと思う。１点はしょうがない部分もあったので、あの１点で止めておかなければいけなかった。うちは、こういうピッチでの試合に勝てていないので、戦い方を考えなければいけない。昇格するには、こういう試合も勝っていかなければいけない」

以上