6月24日（水）AFCチャンピオンズリーグ 名古屋 vs 水原（19:00KICK OFF/瑞穂陸）
-名古屋へ行こう！ スタジアムガイドはこちら-
☆試合速報 | ホームチケット情報 | 決勝戦は11月7日(土）に国立競技場で開催！
----------

●チャ・ボングン監督（水原）
「こんにちは。明日はまず、サッカー人として監督として、ACLに参加できることを大変うれしく思っています。監督ならば誰もが、ACLのタイトルという高い目標をもって、この大会に挑んでいきたいと思っています。わたくしもまた、監督として自国のリーグとは違った意味をこのACLに、名誉をかけて、戦いたいと思っています。
明日は一発勝負の試合になるわけですが、非常に重要な試合だということは、選手ともどもよくわかっています。これまでチームは多くの負傷者がいまして、非常に苦しい時期もありました。が、幸いなことに負傷者も回復しまして、チームも少し上向きになってきています。必ず勝ちたいと思ってますし、我々の選手たちが必ずや良いプレーをしてくれると確信しております」

●キャプテン：カク・ヒジュ選手（水原）
「明日の試合はチームの戦いというよりも、我々はKリーグを代表して戦うわけですから、国家代表としての強い使命感をもって戦いたいと思っております。また、一発勝負ということですが、一発勝負はアマチュア時代から何度も経験してきました。その中で勝つ方法も熟知しています。明日はいい試合をしたいと思います」

Q：対戦相手のグランパスの印象と、注意している選手を教えてください。
●チャ・ボングン監督
「名古屋というチームは、非常に活力あふれるチーム。スタミナがあるチームという印象を持っています。また、ボールがないところでの選手たちの動きが非常に積極的で、一瞬も気を抜けないチームという印象も持っています。もちろんダヴィ選手、巻選手といった選手は非常に優れた特徴を持っていますし、要所要所に特徴のある選手を配置したチームという印象です。例えば左の６番(阿部)。彼は非常にキック力に優れた選手だと思います。また中央の５番(増川)。彼の制空権と守備力というのは侮れません。そしてGKの楢崎選手の経験というのは、大きいと思います。簡単には勝てないという印象です」

Q：ピッチの芝の長さなどをチェックしていましたが、そのことについて。それから４番の選手（DFイ・ジェソン）の負傷の状態を教えてください。
●チャ・ボングン監督
「スタジアムのチェックをするということは、どの監督でもすると思います。芝の長さ、ピッチの状況、全体の雰囲気。そういうものを監督が事前にチェックして、選手に伝えます。選手たちがどういう場所かというものを事前に知ることによって、しっかりとした準備ができます。いつものことです。今日実際に見ての感想は、アウェイチームの場合、ピッチとスタンドの距離が近いと非常にプレッシャーを受けてストレスを感じるのですが、今日初めて実際にスタジアムに来てみて、ピッチとスタンドの距離感がそこそこ確保されていたので、ストレスは少ないかなという印象を受けました。
４番の選手（DFイ・ジェソン）はおっしゃる通りケガをしていたのですが、ご覧の通り正常なトレーニングができました、問題ありません。特に芝の長さ、ピッチの硬さというのは、韓国でも場所によっていろんな違いはあります。芝の違い、地質の違いというものを、選手には今日の練習を通じてなるべく早く把握し、明日の試合で適応してくれることを願ってます。ただ、ボールは速くなるという印象は受けました」

Q：カク・ヒジュ選手にもグランパスの印象をお願いします。
●カク・ヒジュ選手
「まず、グランパスというチームに対しては、実は詳しく分析したりはしていません。なぜならそういうことをしてしまうと、先入観を持ってしまって自分のプレーができなくなってしまう可能性があります。あえてプレーやゲームは見ないで準備してきました。明日はとにかく自分のプレーをする、また、自分のプレーをもって相手に挑戦するという気概で臨みたいと思います。

Q：リーグ戦の状況は芳しくなく、非常に苦しい状況の中でACLを迎えますが、その覚悟、心境を一言で表現すると？
●チャ・ボングン監督
「リーグ戦ではなく、今回はACLであり、また一発勝負です。ということは誰にも勝敗を予想することはできないと思います。我々はACLに対して夢を持っています。その夢を実現できるよう、明日は最善を尽くすだけです」

以上