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【AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs ソウル】オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.06.24)

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6月24日(水) AFCチャンピオンズリーグ
鹿島 2 - 2(PK 4 - 5)ソウル (19:00/カシマ/8,069人)
得点者:5' 興梠 慎三(鹿島)、22' イ スンヨル(ソウル)、50' 青木 剛(鹿島)、78' キ ソンヨン(ソウル)
ホームゲームチケット情報 | 決勝戦は11月7日(土)に国立競技場で開催!
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●オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島):

Q:PK戦の前に、円陣を組んだときに監督が非常に長い間、いろんなことをおっしゃっているのが見えました、なにを選手たちに伝えたのですか?
「ここまでくれば、やはり精神的な部分になってきますし、当然ながらあれだけの試合をすれば疲労で気持ちが薄れてしまう選手もいるでしょう。全員の気持ちが統一されるような意図があったので、そうした言葉をかけました。こういう持久戦になったときはそういうことを心がけています」

Q:去年に引き続いて決勝トーナメント1回戦で敗れてしまいました。この壁を破れないことについて、なにか原因があるのか、なにか思い当たる部分があれば教えて下さい。
「いますぐ、答えを出すことは難しいかと思います。ただし、10人になった中でもチャンス多くつくったのは我々でしたし、勝ってもおかしくない内容だったとも思います。残念ながら約55分間、1人少ない状況のなかでやらなくてはいけなかったし、あとは今日の相手というのは弱い相手ではない。高いレベルを持った、あるいは高い能力を持ったチームだと思います。相手あってのことでもあるし、チームとしては最善の努力をしたのではないかと思います」

Q:1人少なくなっても相手を内容で上回っていたと思います。私たちもそういう期待を持って見ていたのですが結局PK戦で負けてしまいました。非常に落胆する状況で、この落胆というのはリーグ戦が続く中でこれからどういう影響がありますか?
「日曜日にすぐ大分戦もありますし、そこでチームが良い形でまた力を表現してくれるだろうと思います。すでにロッカーに帰ってきた時点で、経験豊富な選手がいろいろ声をかけておりますし、いろんな作業を始めております。こうした敗戦から学ぶこともありますし、選手たちも大きくたくましくなるのではないかと期待しています。年間4つ、あるいは5つの大会があって、それをどのチームも取りに行くという基本的なコンセプトの上で戦っていくわけです。ただし、それが必ずしもかなえられるわけではなく、時折目指している目標が達成できないこともサッカーにおいては、あるいは勝負事においてはありうることです。敗戦から学ぶべきことは出てくると思うし、選手としても個の部分で学ぶべきことがなにかあるのではないかと思います。一人ひとりが感じることはそれぞれの感性なので。そこでまたリーグ戦に集中できますし、全身全霊3連覇に向けて戦っていきたいと思います」

Q:FCソウルの良さをどこに感じましたか?
「厳しいタフな相手だと予想していました。今日の良さに関しては、我々の長所を消そうとして、忍耐強く我慢することをしていたと思います。あとは、決定的な仕事をする時間帯、あるいは状況、タイミングでそれを確実に実行することが、彼らがやったことではないかと思います。フリーキックの場面もそうでしたし、PK戦も決めるところで確実なプレーをする、それはGKを含めてそうだったのではないかと思います。この大会において、もっと先に進んでいくのではないかと思っております」

Q:10人になってゲームプランが狂ったと思いますが、そこからの試合の進め方はどのように思い描いたのでしょうか?また、フリーキックを決められたとき壁に3人しか立っていなかったのですが、あれはあの人数で良かったと思いますでしょうか?
「10人になるということはリーグ戦でも経験しておりますし、そこでは相手との距離、特にチーム全体をコンパクトに保ってカウンターを仕掛けるしかないので、そういった場面も今日に関しては危険な状況をつくり出したと思いますし、いけると思っておりました。
うちのGKはずっとそういったFKの対応の練習もしておりますし、おそらくどのGKでも、あるいは壁の数を増やしても、あのコース、あの精度では止められなかったのではないかと思います。これはキッカーを讃えるべきだと思っております。おそらく10人の壁を置いたとしても、邪魔になったかもしれないと皆さんは思うかもしれませんが、完璧なコースを狙ったんではないかと見ております。Kリーグでもあの位置ではああいう蹴り方をしてくるというのは見ておりました。壁の上を越えてではなく、外をまいて打ったわけであって、そこはキッカーを誉めるべきだと思います」

以上
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