開幕3連勝や一平くんのブレイク、伊予柑太の登場など話題にこと欠かない今季の愛媛。のはずが、夏休みが始まるはるか前に「日記」が季刊になりそうな筆者。「ここが、ふんばりどころ！」というタイトルは、そんな自分に対してではなく……4月17日のJ2日記にも登場した、愛媛の試合告知ポスターのこと。その時のJ2日記で紹介した4月18日の草津戦、4月25日の徳島戦のあとも、5月9日の東京V戦や5月30日の横浜FC戦でも製作され、私たちを楽しませてくれています。

そこで今回、紹介するのは6月27日の鳥栖戦「6月の結婚式みたく、怒涛のゴールラッシュをみせてくれ〜」と、7月26日の富山戦「オレが出たほうが、点取れるんとちゃうか？（コピーライター 35歳）」です。鳥栖戦に関しては、このポスターの願いが通じてか、愛媛は6月の5試合で9得点(鳥栖戦前まで)。今後はちょっと自虐的な、富山戦のポスターのようにならないことを願いたいものです。

いずれにしても、どちらのポスターもメインのコピーがドンと目にとまるのですが、見逃さないで欲しいのはその下、小さく記された言葉です。特に鳥栖戦のポスターに関しては、メインのコピーとともに現在のチーム状況がズバリと示されています。6月の愛媛はゴールを奪いながら連敗スタートに始まり、6月20日のホームゲーム・福岡戦で第2クール初勝利をあげました。しかし、翌節のC大阪戦では再び敗戦。愛媛にとっては、正に「ここが、ふんばりどころ！」となっているのです。次の鳥栖戦は勝って再び勢いをつけるのか、それとも連敗の嫌な流れに逆戻りするのか、第2クールの正念場となりそうです。

ちなみに、「愛媛FCのポスターで街をもっともっとオレンジに染めよう」というこのポスター企画、クラブはサポーターのみなさんにもこのポスター配布の協力をお願いしています。普段は愛媛FC事務局、試合当日はニンジニアスタジアムでも配布していますので、みなさんもぜひポスター掲出に参加してみましょう。

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2009.06.25 Reported by 近藤義博