6月27日(土)J1 第15節 京都 vs 広島(13:00KICK OFF/西京極)
スカパー!生中継 Ch180 12:50〜(解説:上田滋夢、実況:寺西裕一、リポーター:和田りつ子)
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練習後、渡邉大剛は「僕自身、過去の試合とかを気にしたりすることはあまりないです。でも相手はすごく気合いが入っていると思うのでそこで負けちゃいけないと思います」と明かした。
2年前のJ1・J2入れ替え戦の因縁。特にその当時のメンバーをほぼ揃える広島にとっては牢記でもあるだろう。だが、京都は加藤久監督以下、メンバーのほとんどが落ち着きつつも気持ち負けだけはしてはならない、という雰囲気だった。
やや肩すかしを喰らった感があるのでさらに渡邉に聞いた、「マッチアップするだろう服部(公太)選手はかなり気合入っているんじゃないでしょうか」と。すると渡邉は「さあ、どうでしょうか…、そこは分からないですけど」。瞬間、ニヤリと笑い「まぁ、相手がどう思おうと負けないですけどね」。こちらも気合十分なようだ。
西京極でのJ再開。前節大宮に敗れた京都は13位まで順位を落とす。注目すべきは勝点、京都の17点の前後3点は、勝点20のG大阪(7位)から同15の千葉(16位)までひしめき合っている。今節の勝利、勝点3がいかに重要か言うまでもないだろう。
対戦相手の広島、パスサッカーの権化。徹底してつなぐ、そこから生まれる得点パターンは多様で複雑。加藤監督は「誰かを止めればいいという相手ではない。マンツーマンで迎えると必ず綻びがでる」と警戒を高める。ポゼッションばかりでなく「ストヤノフから佐藤寿人へのロングボールもある」と局面を打開する大きな展開にも注目する。安藤淳も「サイドからも簡単にクロスをあげてくる」と攻撃パターンを指摘。ゴールをこじ開ける破壊力はリーグ屈指だ。
だが、京都は守備の要の一人、李正秀が今節出場停止。誰がその穴を埋めるのか、注目すべき点だろう。
超攻撃的な広島とどう戦うか。DF水本裕貴は「攻撃力があり、それがハマっている時は脅威ですが背後にはスペースがあるので、相手のすきを突いて攻撃したい」とした。
「攻守の切り替え」。今節、京都が最も試される主題がこれだろう。「チャンスになった時に一気に出ていくこと」とは渡邉。攻撃に出た相手に攻撃で返す。はまれば痛快だ。
渡邉はこうも付け加える、「遅攻でも攻められるようにもしないといけない」。一度押し込んで速攻が難しいならサイド攻撃に切り替える。加藤監督が何度も言っていた「シンプルにつなぐ」ということが生きてくる。守備が京都の生命線であることには変わりない。ゾーンで集中高く守り、そこから一気に攻めこむ。第一波を抑えられればシンプルにつないでフィニッシュに持ち込む。京都のスタイルもリーグ当初から変わっていないはずだ。
広島の攻撃スタイルが勝つか、京都の堅守&シンプルスタイルが勝つか。絶対注目の一戦だ。
以上
2009.06.26 Reported by 武田賢宗
J’s GOALニュース
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