6月27日（土） 2009 J1リーグ戦 第15節
千葉 0 - 2 大宮　（16:05／フクアリ／13,079人）
得点者：36' 藤田祥史（大宮）、77' 藤田祥史（大宮）
スカパー！再放送 Ch183 6/30（火）21:00〜（解説：金田喜稔、実況：清水大輔、リポーター：新井麻希）
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●張外龍監督（大宮）：
「今日、久しぶりに無失点で抑えられたことをまず神様に感謝したい。最後まで無失点で最善を尽くしてくれた選手に感謝したいと思っています」

Q:今日は守備のブロックを作って、プレスというよりもゾーンで固めて守っていたように見えた。その理由しては夏場になって、しかも今日はデーゲームで暑いからということなのか？それとも、千葉がブロックを作ってさえいれば、攻撃でボールロストをしてくれるという見込みのもとに、そういう形を敷いたのか？

「わざわざブロックを作ってというよりも、今日の相手の攻撃陣は非常にスピードのある選手がたくさん揃っているので、今日はコンパクトな守備というのを我々は意識したし、今日の選手たちの素晴らしい点をあげるのであれば、相手の最終ラインでのダイレクトプレーが非常に多かったと思うし、うちの中盤のボールポゼッションでも相手よりも上回ったのではないかなと思っています」

Q:ヤマザキナビスコカップ予選リーグ３試合での16失点から、守備がだいぶ堅くなったと思うが、変わった理由はどんなところにあるのか？

「16失点というのをよく覚えてらっしゃいますね。私は忘れた。ヤマザキナビスコカップでの失点を反省として我々は捉えて、ヤマザキナビスコカップで全て膿が出たというか、我々の弱点というかそういう部分が出てしまったんじゃないかと思っています。最終ラインとかディフェンスだけの問題ではなくて、例えば前線からの守備の連動というかそういう部分がやっぱり大量失点につながったわけだし、そういう部分で今選手たちが非常に意識を改善して、守備の連動という部分で今少しずつ改善している段階です。そういう部分が今日の試合は出たのではないかと思います」

Q:ようやくリーグ戦で連勝できたが、次の対戦相手（横浜ＦＭ）に向けて、ヤマザキナビスコカップで非常に厳しい試合をした相手だが、どのように勝利につなげていきたいというふうに思われるか？
「我々はプロなので、同じ過ちを犯してはいけないと思っているし、一度負けているので次は絶対に勝たなければならない。そう思っています。我々は次はホームゲームなのでしっかり勝って３連勝につなげたいと思っています」

Q:今日の藤田選手の活躍についてだが、前線からの守備と決定的なところできちっと２得点という形だったが、監督の目からご覧になってどうだったか？
「非常に素晴らしい結果を残してくれたと思います。藤田について言えば、少しずつコンディションも上がってきているし、もう少し要求を高めるのであれば、（石原）直樹とのコンビネーションをもう少し高めていけば、２人とも動きの部分でもっと良くなるだろうと思うし、ゴールも２人で量産していけるんじゃないかと思っています」

Q:シーズン当初からカウンター攻撃を重視してこられたが、ここ何試合かはボールをつなぐことも交えてやりたいということで、これから夏を乗り切るということでは、カウンターとつなぐ攻撃の使い分けはある程度見えてきたのか？
「我々のチームコンセプトである素早い攻撃というスタンスは変えるつもりはありませんし、ここ数試合そうだが、我々の戦術的な部分、相手が引くくらい保つかという部分は選手自身が状況に応じて、ボールを回すのか、相手の裏を狙うのかという判断が少しずつできているし、今日であればダイレクトプレー、そしてポゼッションという部分で相手を非常に上回った結果で、選手自身が少しずつ改善する中で非常に自信を持ってプレーするようになっていると思います」

以上