6月27日(土) 2009 J2リーグ戦 第24節
徳島 2 - 1 甲府 (18:34/鳴門大塚/3,492人)
得点者:44' 徳重隆明(徳島)、44' 秋本倫孝(甲府)、73' 柿谷曜一朗(徳島)
スカパー!再放送 Ch182 6/28(日)07:30〜(解説:西谷正也、実況:高松良誠、リポーター:藤原美佳)
☆勝敗予想ゲーム
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●美濃部直彦監督(徳島):
「前節の我々は0−3という結果でした。そのゲームを受けて中二日のゲームでしたけど、内容的には前節悪くなかったし、一番大事なのはメンタル面だろうと思っていました。特に今日の甲府みたいな相手、コンタクトプレーだとかルーズボールだとかセカンドボールとかへの出足が早いチームに対しては、走り負けたり競り負けたりしては持っていかれると。前節負けた要因の一つであるそういうところの厳しさを選手には要求しましたし、今日はそこをしっかりと出してくれたと思っています。その部分には非常に満足しています。
サッカーの内容自体は大味な展開で、互いにロングボールを入れてセカンドボールの奪い合いという流れでした。それは甲府を分析した時に、福岡のゲームで福岡がつなごうとしては引っ掛けられプレッシャーの餌食になっていましたから、そういうことを一つは回避すると。本当はもう少しボールをつないで安定した攻撃をし相手のプレッシャーをかわしたかったのですが、まだそこまでやれる力が我々にはないので、今日は本当に勝つことに徹したサッカーをやりました。そんな中でDFは前半の最後のロスタイム以外はしっかりと粘れたし、こういう粘り強い守備をしていけば強い相手も最小失点で抑えられるということが証明できました。また攻撃に関しては、カウンターは狙っていた一つだったし、徳重とか柿谷とか点を決める能力の高い選手がフィニッシュのところで仕事が出来ました。二人の決定力は本当に高いものがあると思います。
こういうタフなゲームを前節負けた後に勝ち切れたのは本当に良かったと思いますし、ホームで多くのサポーターの方に後押ししていただいた結果だと思っています。本当に良かったです。感謝しています」
Q.前節終了後、メンタル面に対してどのように喚起を促したのか?
「ある程度ゲームを作れるようになってはきているけれど、自分達はまだまだ上手くないしもっと泥臭く一生懸命走って一生懸命ボールを追いかけて、そこから生まれてくる何かを求めてやっていかなければいけないと。足先や小手先でやれるチームではないということをまずは伝えて、ロッカーに帰ってきた時にクタクタで動けないくらいの状態まで走り抜くんだと。そのためのメンタリティーはかなり話しました。今、ロッカー見たらみんなクタクタでした。予定通り出来てよかったと思います」
Q.第1クールはいい試合ながら1−3で敗戦。今日は我慢しながら勝ちきった。ここにチームの成長を見るか?
「今日は本当に試合終了後、逞しくなったなと感じは受けました。相手は最後高い選手がたくさんいましたし、ゴール前にかなり襲い掛かって来られましたけれどそこを跳ね返してくれました。また、チャンス的には多くなかった中で決定力も上がったのでそういうことを考えるとだいぶ逞しくなったと思えます。でもまだまだです。上位に初めて一つ勝っただけですから。これからももっともっとやっていかなければいけません」
Q.2点目を入れた柿谷選手。次第に連携も高まってきていると言えるのでは?
「彼の能力は疑う余地なく高いものがあります。今日は3トップ気味でやったのですが、羽地の周辺で彼の頭の上をロングボールが行ったり来たりしているだけであってなかなか成果が出ませんでしたが、最後2トップにして起点を増やし左サイドに彼を入れた時にああいうビッグチャンスが生まれました。トップ下でもサイドでも使えるなと、コンビネーションも全然悪くないしこれからもっとプラスになる可能性が高いと感じました」
Q.上位にいい試合をしたかと思えば下位に負けることも。その辺をどう考えているか?
「先ほども言いましたが、力は少しは付いてきたと思いますが、まだまだ自分達でゲームをコントロールしていく横綱相撲が出来るようなチームではないので、長いリーグ戦の中で前回のようなゲームをやってしまって反省をすると。その反省を糧にして今日のようなゲームが出来ると。そういうことを繰り返していくことで経験を積んでいくことができます。
ハーフタイムに選手へ告げたのは、今日のような大雑把なゲームもあると。これも一つのサッカーであるということを憶えておこうと。そういうイメージのことを言いました。本当は全部勝ちたいですが、負けたゲームも糧にしながらチーム力を上げていきたいと思っています。厳しい闘いの中で追い付いたり、勝ち切っていけることが出来るようになってきましたし、メンタルの部分プラス正しい技術や判断力のある選手が揃ってきたのかなとも感じています」
Q.ペ・スンジン選手の交代で藤田選手を左へ入れて三田選手を右に回した。その辺の駆け引きについては?
「急遽入った藤田は、本当によくやってくれたと思います。相手の左サイドFWのマラニョンは高さもスピードもあるので三田を回して、大西の方に藤田を当てました。セットプレーがちょっと心配でしたが、それはベンチワークの中で、何回もマークが変わっているのですが、GKコーチ含めて的確な指示をしてくれたしスタッフも本当に今日は力を発揮してくれたと思います。そういう意味では全員で勝ち取った勝利だと思います」
以上
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