6月28日(日) 2009 J2リーグ戦 第24節
湘南 1 - 1 栃木 (16:03/平塚/4,517人)
得点者:57' 臼井幸平(湘南)、69' 若林学(栃木)
スカパー!再放送 Ch182 6/29(月)10:30〜(解説:野々村芳和、実況:野村明弘、リポーター:児玉美保)
☆勝敗予想ゲーム
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●反町康治監督(湘南):
「第2クールに入ってから厳しいゲームになると予想し、いろいろ準備もしてきたが、なかなかホームで勝利を呼ぶことができず、サポーターや関係者には非常に申し訳なく思っています。ただ、下を向いても仕方ないので、下を向いて勝点をくれるなら思い切り下を向きますがそうではないので、これをつぎなるエネルギーにしてどうにかしなければいけないと感じています。ゲームにはテンポ――リズムと言い換えてもいいが――があって、それを自分たちでつくれないのが第1クールとの大きな差かと思っています。だから見ているほうも、どっちつかずのような印象があると思う。そこを改善しないといけないと思っています。そうはいってもまだいちおう首位で、2,3時間後には違うふうになるかもしれませんが、そっちのほうがいいのではないかと思っていますけれども、頑張ってまい進するのみです」
Q:ファウルやミスが多く、そこから崩れた印象がある。たとえば今後上位と戦ううえで、そのあたりの修正点が直らないと今日のような試合が続くのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
「おっしゃるとおりですね。リズムやテンポができないのはまさにそういうところです。奪えるタイミングでファウルして相手にボールを与えてしまう。数えてないがおそらく20を超えているでしょうね。23,4になっているのではないか。だいたい20を超えたらファウルの多いゲームになってしまう。湘南はそういうことをしないでボールを奪うと話しているし、ハーフタイムにもそういう話をしました。というのも、こちらがファウルをするということは、相手のストロングな部分を出させてしまうことですから。それと、失点したところを切り取ってみれば自分たちでリズムを壊している。ひとつのプレーの重みがまだやはりチームに足りない。これは私が猛省しなければいけない。だからといって頭ごなしに言ったら余計にミスを怖がってサッカーではなくなってきてしまうので、学んでいくしかない。選手だってバカではないので当然感じていると思う。うまく話をもっていって、やらなければいけないと感じています」
Q:田村選手を動かす、サイドからのクロスという対策をどのチームもしているが、それに対して今後システムの変更などはありますか。
「可能性がないわけではないですね。向こうも入江を入れて、なんだかどのチームと試合をしてもどの相手もおなじだなという、金太郎飴のようになっていますが、システムを変えるのは簡単です。ただ、選手の個性などを失うことが果たしてこれから戦っていくうえでプラスかマイナスか、考えながらやらなければいけない部分は正直あると思います。おっしゃるとおりでそういう練習も話もしているが、直していかなければいけない」
Q:選手に、いま1位にいることに対するプレッシャーはないですか。
「どうでしょう。……しかし、もっとサッカーに対して真摯に取り組まなければいけないでしょうね。上から目線でやってるのかなというのはあるので。上から目線という意味で、このまえ東京Vにいいムチをいただいたので、今日はターニングポイントになる非常に大事なゲームだという話もしているし、もう一度しっかり足元を見つめ直して顔を洗い直して、という話もしたんですが。(選手たちは)頑張ってはいるんですよ、当たり前ですが。頑張っていても成果に表れないときに叩かれるのは当然であって、ただテンポ、リズムを大事にしなければいけないというのは今日のゲームから学ばなければいけないでしょうね。なかなか、皆さんも釈然としない部分はあると思います。それは私も同じであって、きょうの天気とまったく同じですね」
○テンポやリズムをつくるうえで期待する選手は。
「いや、これは全員だと思います。後ろとかGKとかにかぎらず、中盤も大事だし、全員ですね。トレーニングのテンポから変えていかなければいけないと考えれば私もそうだし、スタッフも全員そうだと思いますし。(会見場の雰囲気を察して)――なんだか葬式みたいになってきちゃったけど(会場笑)頑張ります。人生と同じで、とオシムさんみたいな言い方になりますけど、うまく全部いくはずがないのは知ってるわけであって、私もJ2もJ1でも経験ありますし、どのチームも試行錯誤しているわけです。逆に僕らが勝っている分だけ、その裏側には当然負けがあるわけであって、その監督は同じようにいろいろ考えているわけですから。ひとつの試練、チームにとっての試練だと思って頑張っていきたい。試練という言い方もまた変ですけど(笑)とにかく修正するところをしっかり修正して1週間いい準備をして、つぎは近い場所のアウェイですが(7/5@ニッパ球 vs横浜FC)、たくさんサポーターの方に来ていただいて、最高のパフォーマンスを出せるように頑張りたいと思います。踏ん張り時だと思います」
以上
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