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【J1:第15節 新潟 vs 名古屋】レポート:新潟が松下年宏の2発で2連勝。数的不利に陥った名古屋は屈辱の3連敗。(09.06.29)

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6月28日(日) 2009 J1リーグ戦 第15節
新潟 2 - 1 名古屋 (16:03/東北電ス/35,786人)
得点者:5' 松下年宏(新潟)、43' 松下年宏(新潟)、89' 杉本恵太(名古屋)
スカパー!再放送 Ch185 6/29(月)16:00〜(解説:古俣健次、実況:須山司、リポーター:鈴木英門)
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新潟が2-1で名古屋を下し、2連勝。順位も2位をキープした。MF松下年宏が2得点。前半5分に先制点を挙げると、43分には追加点を奪った。
 名古屋は前半27分、マギヌンがこの試合2枚目のイエローカードで退場。数的不利の中、反撃は後半ロスタイムに1点返すにとどまった。

チャンスを逃さなかった。前半5分、ドリブルで中央を突破したペドロ・ジュニオールがシュート。ボールはポストを直撃して勢いよくはね返る。松下はそこに走り込んだ。「早い仕掛けを意識していました」。絶好のボールが目の前に来ると冷静に対処。右足で豪快に蹴り返し、ゴールマウスに叩き込んだ。

勢いは止まらなかった。前半43分。今度はペドロ・ジュニオールとゴール前で絶妙なパス交換。タイミングよくスペースを突いてペナルティーエリア内に進入する。「相手の人数が少なくなっていた。スペースをうまく使えた」。落ち着いて体勢を整え、今度は左足で決めた。マギヌンの退場で、10人に減った名古屋を攻めあぐねていた時間帯だった。追加点が欲しい場面でのゴールが結果的に決勝点になった。

好調が続いている。リーグ戦中断期間中のナビスコカップ予選、新潟は4連敗した。ただ、松下は予選第6節広島戦、第7節大分戦と2試合連続ゴールの2得点をマーク。1人気を吐いた。この時期、日本代表に召集されていた矢野貴章の代役として本職のMFではなくFWに入っていた。「FWをやったことで、ペナルティーエリアに入って、ゴールを狙う動きができるようになってきた」。敗戦の中でつかんでいた手応えを、リーグ戦で結果につなげた。

これで松下は今季3得点。新潟に移籍した2006年にマークした自己最多得点に並んだ。チームも2位と首位鹿島に食らいついている。「まだ上に鹿島がいるので。そこを抜きたい」。試合後の場内インタビュー。チームの上昇ムードと自分の好調さを重ね合わせた言葉が自然と出てきた。

名古屋は意地をみせた。後半のロスタイム。ゴール前で玉田圭司が出したパスに、途中出場の杉本恵太が反応。相手DFの裏に抜け出し、GKと1対1になると丁寧にシュート。だが、反撃もここまでだった。

 不完全燃焼の一戦だった。前半のうちにマギヌンが退場。0-1とリードされていたとはいえ、まだ試合の序盤。立て直す時間は十分にあった。その中でのチャンスメーカーの離脱でペースを掴み損ねた。「チームにとって大変な痛手」。ストイコビッチ監督も悔しさをあらわにした。これでリーグ戦3連敗。ACL・水原戦から中3日。コンディションは十分ではなかった。「『19』はアンラッキーなナンバー」。勝点19から上積みできない状況に、ストイコビッチ監督は苦笑いするしかなかった。
 ただ、ロスタイムに奪った1点が光明でもあった。杉本にとっては今季初得点。チームは、前節の千葉戦(0-1)に続く2試合連続の零封は免れた。前向きな要素はある。

逆に新潟は意地の1点を許したことが反省点に。「3点、4点と奪えない。相手に合わせてしまう」。内田潤が言うように、すっきりと勝ち切る力強さは、まだ身についたとはいえない。

連勝の新潟、連敗の名古屋。ともに次節に持ち越すテーマは見えた。

以上

2009.06.29 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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