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【J1:第10節 名古屋 vs 鹿島】試合終了後の名古屋選手コメント(09.07.01)

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7月1日(水) 2009 J1リーグ戦 第10節
名古屋 0 - 3 鹿島 (19:03/瑞穂陸/9,661人)
得点者:22' 興梠慎三(鹿島)、43' 野沢拓也(鹿島)、53' マルキーニョス(鹿島)
スカパー!再放送 Ch185 7/2(木)10:30〜(解説:森山泰行、実況:吉田太一、リポーター:尾原秀三)
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●阿部翔平選手(名古屋):
Q:試合を振り返っていかがですか。
「やはり強かったですね。全体的にすごく連動してて、次(の選手)が次が来てって感じで、つながる先が見えてるというか、すごくいいチームだと思いました」

Q:自分のところがロングボールで狙われてる感じはしましたか?
「そうですね。サイド絞った時に裏を狙われてるなって感じはしましたけど。でもそれほど気にはしてなかったですね」

Q:今日一番やりにくかった部分は。
「ボールを持った時に、低い位置から前へ入れるパスが入れにくかったなというのは感じましたね」

Q:名古屋は試合を作れなかった印象がありますが。
「そうですね。パスを回せるっていっても後ろのラインで回すって感じで。深い位置まで、相手にとって怖い位置まで行けなかったっていうのはあります」

Q:自分たちの前でボールを動かされた感じもありますが、間合いは詰められなかった?
「3点目は相手に当たったアクシデントはありましたけど、1点目と2点目はちょっとしたマークのズレから行かれたところを横パス出されてとか。細かいところで声出してマークつけてれば、失点も2点じゃなくて1点で収まったかもしれない。もっとディフェンス間でも中盤でもコミュニケーションとって、しっかり中を固めることも大切かなと」

Q:サイドチェンジもあまり狙えませんでしたか。
「蹴る先に相手選手が結構いたので、ちょっと難しかったですね。細かいパスの方が有効だったと思います」

Q:鹿島は格が上と感じた?
「やり方自体がすごく固まってるというか、すごく意思疎通が取れてて、今何をやるべきかっていうのがすごく、できてたかなって思います。ウチがリズムに乗れてる時間は我慢して、しっかりカウンターして入れるっていう、そういう狙いができてて。この点差になったと思います」

Q:逆に名古屋はやりたいことが意思統一できなかった?
そうですね。ゴール前まで行ってるってのはあるんですけど、そこで1点取れればっていうのが悔やまれますね」

Q:巻選手の空中戦でもっと勝負してもいいのかなとも思いましたが。
「そうですね。ロングボール入れた時に、中盤のフォローだったり、裏狙う人だったり、いてもいいかなとは思いましたね。つなぐサッカーも大切ですけど、そういう一発の怖さというのもウチは持ってないと。相手には恐れられないというか。もっとそういう怖さを持った方がいいと思いますけどね。ダヴィもスピードあるからしっかり狙っていけば、もしかしてGKと1対1っていう状況にもできたかもしれないので。もうちょっと、合わせていく必要があるのかもしれないですね」

Q:前線と後ろが二分されてましたね。
「まあ、点を取りに行ったところもあるので、ちょっとウチが前がかりになってはいましたけど。後半に関してはしょうがないと思います。前半はしっかり0に抑えるべきだったというのが、課題だと思います」

Q:1点目が重かった?
「はい。ウチもチャンスがなかったわけじゃないので、どうなのかな……そこの差はすごく感じましたね。鹿島とチャンスの数はそう変わらないと思うんですけど、そこで決めきるか決められないかというのは」

●山口慶選手(名古屋):

Q:自分が入った時に、どういうプレーで状況を変えようとしましたか。
「いや、特に。でも勢いはつけたかったんですけどね。自分たちに。だからシンプルにやろうとは言っていたんです。前半よりはFWにもよくボールは当たったとは思いますけど……」

Q:積極的にシュートを打っていましたね。惜しいのも2本ありました。
「そうすね。シンプルに、というところで」

Q:守ってて、相手の攻撃で嫌だった部分は?
「負けてる状況だったというのはあったんですけど、鹿島はボール回し上手いですし、三角形でパスコース作ってやってるなって思ってましたけどね」

Q:かなり走らされてましたね。
「そうですね。0−0の状況だったらまた違ったとは思うんですけど。あれは精神的に嫌でしたね」

Q:攻撃もやりたいことがハッキリしてないのかなという印象もありましたが。
「いや、そんなことないんじゃないですかね」

Q:惜しいなと思っていたのは、巻選手が競り勝っているのに、あまり使ってなかったことです。
「あ、だからそれを後半変えたかったんですよね。前半は全然使ってなかったので」

Q:つなぐ意識が強すぎる部分もあるのでしょうか。
「いや、負けてて雰囲気が悪いからですね、そういう意味でみんながダイナミックにやらないといけないと思うんですけど……。点が入れば変わったと思うんですけどね」

Q:得点のチャンス自体は作れていたと。
「シュートまでは行っていましたしね」

Q:そこで、取れるか取れないかの差だった。
「そうですね。崩せてはいないと思いますけどね」

Q:相手の守備は上手かったですか。
「それが、鹿島の形ですからね」

●増川隆洋選手(名古屋)

Q:厳しい試合でしたね。
「本当に難しい時期だと思います。でも、逃げるわけにはいかないし、自分たちがここで立ち向かって、自分たちで変えるしかないんで。全員で頑張るしかないと思います」

Q:相手の攻撃の狙いはハッキリしていましたか?
「いや、でも全体としてボールが落ち着くんで、なかなか自分たちのプレッシャーで相手をコントロールするというのが難しい時間帯が多かった気がしますね。相手は結構ピッチを広く使って、最初ボール奪った瞬間、中盤から選手がひとり裏を取る動きをしてくるんで、そういうところがウチにはない。まず深いところに位置を取って、自分たちでラインを下げさせて、自分たちが中盤で落ち着けるためのスペースを作る動きがチーム全体で意識されてたと思うし、それはウチにはなかったなという、違いを感じましたね。

そういうところでは、ウチはみんなが、単純にFWもDFラインに張り付いてボールを要求している部分がありました。それで相手DFは前に出て対応すればいいだけになってたと思うので。そこに無理やりパスを入れて人数かけて奪われるパターンが多かった。一回、相手に裏を警戒させて、スペースを作るということもやらないといけないなとは、やってて思いましたね。そういうところが自分たちには足りなかった」

Q:試合開始すぐ、斜めのロングボールで空いてるサイドへの意識は高かったように見えましたが。
「入り方はすごく良かったと思います。本当にみんな何とかしようという気持ちが出てましたし、その中でプレッシャーもかかってボールも回せた時間もあったと思うんです。

ただ、早い時間帯で失点してしまって。相手の上手さはあったと思いますけど、ちょっとした基本的な部分がおろそかになってしまった部分かなと思います。出した後についてきてくれれば問題なかったと思うんですけどん、そこで離された、離してしまった部分があったので。ああいうところはゴール前ではしっかりついてきてくれないと。なかなか対応することは一人では無理だと思うんで。そういう基本的な部分が足りなかったと思います。
でもそれ以上に得点チャンスがあったのに、しっかり決められない、向こうがチャンスで決めてきたというのはやっぱり、向こうの上手さだったと思いますし、差を感じたところですね」

Q:前半からもっと巻選手の空中戦を使ってもいいのかなと思いましたが。
「いや、ただ僕たちがボールを持った時に、アクションがないというか。動いてはいるんですけど、僕たちから見えないというか。なかなか出しづらいところにいたので。
(巻)佑樹がいる時は、そういうボールを入れるというのは頭にあるんですけど、そういう攻め方ができなかったというのはありますね。何ていうか、そういうリズムができづらい感じだったので。どう使おうかというのはあったと思いますし。向こうが中を締めてきてから、こちらのサイドバックにパスが入った瞬間にプレッシャーかけてくる、それはどこのチームもやってくることなんですけど、うまく入ってくるタイミングがサイドバックの選手がつかめてなかった感じもありますし、そこで入ってもプレッシャーかけられてうまくキープできなくてボールを奪われるパターンも多かったと思うので。どうですかね。やれてることも結構あったと思うんですけど、玉田がボールを動かしてくれたり、チャンスは作れていたと思いますし、FWが時間を作れるようなプレーを増やして欲しいと思いますし。チームとしても増やしたいと思いました」

Q:練習時のミーティングの成果は。
「ミーティングで修正点も挙げられて、それも意識してはいましたし。相手に対しても激しく行くというのは意識していました。試合を通してやれてはいたと思うんですけど、なかなか前線からプレッシャーかかってなかったことが多かったですし、裏一発で蹴られる状況は多かったんですよね。
前半も、最初の時間帯は良かったんですけど、半ばぐらいから相手のDFがフリーでボールを持つ状況が増えてきて。FWでパスコースを限定してくれというのはハーフタイムに言っていたんですけど。もう少し、回されるのは仕方ないので、向こうがやってきたように、限定して追い込んでくれれば、後ろでコントロールできると思うので。そこはチームとしてどうアクションをかけていくのか、相手に自由に蹴らせないように、アクションを増やしていかないといけないです。それがなければ後ろもラインを止めるのが難しい、こっちも要求しなくてはいけないし、前の選手もやっていかないといけないと思います」

Q:カウンターの時になかなか上がれなかったのは、それがあったからでしょうか?
「いや、そんなことはなかったと思いますけどね。カウンターならどんどん行けばいいと思います。そこで相手を下げさせれば、後ろがコントロールすればいい。ただそこでスピードアップできていないとは思いました。時間が作れていないと。でも本当に、誰が悪いじゃなく、チームでリズムが作れていない状態で。選手それぞれで考えているような状態で、いい時は感覚でボールを動かせるんですけど、去年はそれがやれていた。そのイメージはみんな持ってると思うので、しっかり思い出して、早く戻れるように、みんなが試合を楽しめるようになりたいと思います」

Q:サポーターの方も楽しんではいないと思います。
「そうですね、これは本当に恥ずかしいことです。戦って、サポーターを喜ばすプレーを増やしていきたいと思いますし。ホームで負けるのはこれ以上は本当に嫌なので。次、ガンバですけど、僕は出られませんけど、チームをひとりひとりが変える気持ちをもってやるべき。頑張るしかないと思います」

●吉村圭司選手(名古屋):

Q:今日のゲームの感想は?
「立ち上がりは悪くない対応をしたと思うのですが、自分達のミスからボールを奪われる回数が多かったので、その分攻撃に時間をかけられず、カウンターをくらうことが多く、集中力が欠けたところで簡単にやられてしまいました。悪い流れで自信を失ってしまいました。自分達の簡単なミスを減らしていかなければと思いました」

Q:対策も練られたと思われますが、相手の威力はそれ以上でしたか?
「停滞していた中、自分達のミスが大きいと思います。良い流れでゲームを進めることは難しいかもしれないのですが、我慢するところは我慢をして、自分達のリズムを取り戻せるような精神力を持たないと、全体を通して主導権を握ることはできないと思います」

Q:週末にはすぐにホームゲームが控えていますが、どのように修正されますか?
「自信をなくしている中でもみんなで声をかけ合い、ミスが出た場合にはチームでカバーをしていかないと乗り越えられないと思います。チームとしてこの泥沼を抜けたいと思います」

●吉田麻也選手(名古屋):

Q:厳しい結果となりましたが、いかがでしたか?
「率直に言って、手も足も出なかったです」

Q:戦前に対策を練られたと思われますが、実際に戦ってみた鹿島の印象は?
「決定力があり、少ないチャンスをものにできる選手が多くいたので、僕らはペナルティエリア付近ではもっと厳しく行かなければなりません。相手の守備はセンターバックを含めて、そのようなことが上手くできていたので、その差が顕著に出たと思います」

Q:次節がすぐに来ますが、切り替えるためには何が必要?
「点、ゴール、それだけです」

Q:DF陣の連携の見直しについて、どのようなことをチームメイトと話し合われますか?
「勝つという気持ちをもっと見せなければなりませんし、一人一人がもっと厳しくやっていかないと、このままではいつまで経ってもここから抜け出すことができないと思います」

●玉田圭司選手(名古屋):

Q:今日のゲームをどのように振り返りますか?
「相手が上だったということは認めなければならないと思うし、でも自分達は下を向かずに前に進んでいかなければならないと思っています」

Q:玉田選手自身はいつもと違うポジションでプレーされましたが、感触は?
「得点がゼロだったので、自分が良いプレーをしたとは言えませんし、チームに貢献したとも言えません。どんなプレーをしても勝たなければなりません。残念だと思います」

Q:週末の次節に向け、切り替えるためには何が必要でしょうか?
「切り替えなければならないと思いますが、今置かれている状況を認識しなければならないと思うし、でも下を向いてはいけないと思います」

Q:攻撃面での手応えは?
「惜しいチャンスは何度かあったのですが、それを押し込むまでに至らなかったので、それを修正しなければと思いますし、先制点が取れていないので、意識して臨みたいと思います」

●小川佳純選手(名古屋):

Q:今日のゲームをどのように振り返りますか?
「前半の半分くらいまでは良い入りができ、チャンスもいくつかありましたが、それを決めきることができなかったことが、相手との違いだと思います。相手はしっかり3点取り、こちらは3点取れず、力の差が出たと思います」

Q:点が取れなかった一番の原因は?
「チャンスは僕自身にもありましたし、決めるところを決められない力の無さを痛感しました。前半は相手の決定機が2つか3つでしたが、それを決めるか決めないかで試合は大きく変わっていくものです。練習からそのようなところを意識して、切り替えてやっていきたいと思います」

Q:小川選手と玉田選手のコンビネーションについて、手応えは?
「中盤で上手くやっても最終的にゴールを決めるという面で、精度を高めないとこのような結果になってしまうので、もっともっとゴール前の精度を上げなければと思います。2人、3人だけでは攻撃は成り立たないので、もっともっとチーム全体で点を取る意識で臨み、全員攻撃を徹底してやらなければと思います」

Q:上位との対戦が続き正念場だと思われますが、苦境を乗り切るためには何が必要?
「メンタル面の強い意識を求められると思いますし、負けをいつまでも引きずらないように、次の試合で悪い流れを止める気持ちをみんなが持って臨んでいかなければと思います」

以上
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