7月4日(土)J1 第16節 大宮 vs 横浜FM(18:00KICK OFF/NACK)
スカパー!生中継 Ch183 17:50〜(解説:水沼貴史、実況:倉敷保雄、リポーター:長友美貴子)
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メンタル面を重視する張外龍監督だが、この横浜FM戦を前にしたコメントはいつも以上に勇ましかった。
「男ならやりかえしてやる、という気持ちで練習してきた」
やられてしまった前回の対戦は、約1ヶ月前の6月7日ヤマザキナビスコカップでのこと。広島に0-7と大敗した翌週のことだった。当時小林慶行の移籍などで揺れるチーム状況を何とか立て直したい時期ではあったが、1-3であっけなく敗れた。敗れ方も悔しさが残るもので、オウンゴールから先制するも前半のうちに逆転され、後半にたたみかけられた。相手監督に「大宮との差は選手の個の力の差」とこれまた悔しい発言を許してしまう、そんな試合だった。だからこそ、「男なら…」なのだ。
6月はさんざんなヤマザキナビスコカップを戦ってしまった大宮だが、現在の様相は全く違う。Jリーグ戦が再開して以来2連勝と持ち直している。勝点20で9位にまで浮上、11位横浜FMよりも上にいるのだ。といっても勝点差は1、混戦の中盤のど真ん中に位置する両チームの対戦となる。
この試合では両チームともメンバーが入れ替わり、大宮の布陣は前節千葉戦と同じものになることが濃厚で、ヤマザキナビスコカップでの対戦は参考にならないだろう。まず、右サイドバックに塚本泰史が入る。ちなみに、塚本はこの日が誕生日。「今まで誕生日に試合があった記憶はない」そうだ。中盤は金澤慎と橋本早十がボランチに入り左にパクウォンジェ、右に藤本主税が入る。この形が前節もあたり、橋本が右に左に配球し攻撃源となった。左サイドでは幾度も好クロスを挙げたパクウォンジェがそのまま起用されそうだ。「パクは(今季序盤はサイドバックで起用したが)本来攻撃の選手だから、あの位置が良いし後ろだと守備のリスクがある」と張監督が話す中盤起用の理由だ。2トップは石原直樹と、藤田祥史。共にウラを狙ってしまうため、動きがかぶることはまだまだあるが、それでも動きの関係に向上が見られる。「試合の早い段階はウラを狙いながらリズムを作って、時間がたったらもうちょっと自分たちでバリエーションを作って足元で受けたり工夫していきたい」と藤田は話している。
一方の横浜FMのヤマザキナビスコカップ時との違いはなんといっても日本代表選手の復帰だ。中澤佑二が立ちはだかる最終ラインは石原、藤田の2トップにとっても崩しがいのある相手。「代表クラスの選手とやれるのがJ1のいいところ」と藤田は気合を見せる。J2の鳥栖から移籍してきた藤田、湘南から来た石原の2トップにとっては燃える相手なのだ。ただその中澤が復帰した前節G大阪戦はミスからではあるが2失点し敗れており「代表選手が戻ってきたからってチームがいい方向にいくとは限らない」と張監督は見ている。
攻撃陣については「山瀬功治が中心だけど、どんどん人が出てくる」と塚本は警戒を寄せる。最終ラインが下がらずに、高い位置で応戦することが必要で下がってしまった場合にはどんどんつけいられてしまうだろう。
また、この試合は大宮の波戸康広にとってのメモリアルマッチでもある。先発すればJ通算40人目の300試合出場を達成することになるのだ。「その試合が、一番長くすごしたマリノス戦ということが感慨深い。長くやってきてよかったとおもう」としみじみ話す波戸。
大宮にとって、勝てば06年終盤第32節から第34節以来の3連勝がかかった試合でもある。「千葉や、京都に勝ったのとはわけが違う。マリノスは今までと同じサッカーをしていたら勝てない相手」と波戸は気を引きしめていた。勝点3を得られれば、一気に混戦の中盤を抜け出すことも出来る、重要な一戦だ。
以上
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