スカパー!生中継 Ch182 17:50〜(解説:長谷川治久、実況:本野大輔、リポーター:森田純史)
☆勝敗予想ゲーム
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C大阪にとって正念場の第2クール。そのなかでも特に大事な1カ月が、この7月の戦い。J's GOALでも「J2 6'n Roll」とピックアップされているように、仙台、湘南、甲府といった、現在勝点差4の間にひしめく上位陣との直接対決が立て続けにやってくる。その第1弾となる第25節仙台戦が、5日18時から、ホームの長居スタジアムで行われる。
前節の水戸とのアウェイ戦に3-2と勝利したC大阪。勝点を52として、湘南(同51)を1上回り、苦戦が続いた第2クールで初めて首位に立った。「本当に久々に首位に立って、このままで行きたい思いはみんなある」と、大黒柱のMF香川真司も言うように、C大阪はここから、目標とするJ1復帰、J2優勝に向けて突っ走っていきたいところだ。
ここ最近3年のJ2リーグ戦を見ても、6月終了時点で首位になっていた2006年の柏、2007年の札幌、2008年の広島は、いずれもJ1昇格条件となる2位以内に入ったという、C大阪にとって心強いデータもある。また、今回の仙台との一戦を迎えるにあたって、今季9勝2分け1敗と圧倒的に分のいいホームで戦えるのは、大きなアドバンテージと言えよう。しかも、ホーム、アウェイを含めて、2009年のナイトゲームでは6勝2分けと、まだ黒星もない。
ただ、C大阪にとって、仙台戦といえば、つらい思い出、忘れられない試合がある。舞台は、昨年10月26日、第41節、今回と同じホームの長居。前半にカイオの2ゴールなどで3-1と圧倒しながら、後半、相手のシステム変更に対応できず、3失点で大逆転負けを喫した、あの日……。その後、C大阪は4連勝したものの、ついには仙台に追い付けず、J1・J2入れ替え戦出場をも逃してしまった。さらには、昨シーズン7月には当時上位争いをしていた広島に完膚無きままにやられたのも、ホームの長居だった。
「昨年、悔しい思いをしている。しっかり借りを返したい」。C大阪生え抜きのMF濱田武は言う。仙台には今季の第1クールでマルチネス、香川のゴールにより2-1と逆転勝ちしているとはいえ、まだ本当のリベンジを果たしたとは誰も思っていない。この一戦に賭ける情熱は、チームも、どの選手も、特別なものがある。「この試合の重要性はよく分かっている」と主将の羽田憲司は気を一層引き締めた。「(仙台戦は)越えて行かなきゃいけないところ」と精神的支柱の西澤明訓も前をキリッと見つめた。クラブも「ガチ! 対決」と、特別な試合であることを強調している。
そのなかで、今節でのポイントは、やはりMFマルチネス、DF前田和哉という出場停止を強いられる主力2選手の穴埋め。とりわけ、中盤で攻守の要として絶大な影響力を与えていたマルチネスが、仙台戦、栃木戦と、2試合出られないのは非常に痛い。ただ、チームメイトは「マルチネスの分も、和哉さんの分もしっかり走って、勝てるようにチームに貢献したい」(黒木聖仁)、「みんなでそこはカバーしあって、自分たちでどうにか勝って、(マルチネスや前田に)『大丈夫やで』というのを見せたい」(乾貴士)と、総力戦で補うことを誓っている。
また、梁勇基、関口訓充、中島裕希らタレントの揃う仙台については、「スピードも高さもあり、うまい具合にバランスも取れていて、全員注意しなければいけない」と香川。90分、タイムアップの笛が鳴るまで、気を抜くことはできない強敵だというのは、C大阪も重々承知している。
出場は難しいかもしれないが、ケガから復帰したFWカイオも試合形式のトレーニングで2ゴールを決めるなど、いつピッチに入ってもおかしくない状態にまで回復してきた。そういった明るい材料もあるなかで臨める今節、仙台戦。長居でのホームゲームは「絶対に勝ってサポーターを喜ばさなければいけない」と常々レヴィークルピ監督も言うように、勝利必須のC大阪。J1へ行きたいのならば、この一戦は、絶対に落とせない。C大阪は、香川、乾らを中心としたいつもの攻撃サッカーで、白星獲得目指して仙台に牙をむく。
以上
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★★7月の熱い上位対決! [ J2 6'n Roll ] ★★
2009.07.04 Reported by 前田敏勝













