7月4日(土) 2009 J1リーグ戦 第16節
神戸 0 - 2 F東京 (19:04/ホムスタ/14,915人)
得点者:50' 石川直宏(F東京)、55' カボレ(F東京)
スカパー!再放送 Ch183 7/5(日)11:00〜(解説:山野孝義、実況:牛尾淳、リポーター:林智美)
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神戸にとっては3試合ぶりとなるホームゲーム。カイオ・ジュニオール前監督の突然の辞任から3日しか準備期間がなかったが、それでも選手たちは一丸になって勝利を目指そうと、気持ちを揃えてこの日を迎えた。地元神戸出身で、元神戸の選手である和田昌裕新監督の初陣であること。神戸に復帰したFW大久保嘉人選手にとってホーム初ゲームであること。そして何より、久しぶりに多くの地元サポーターの前で戦うホームゲームであること。全てを『団結』の追い風にして勝利を引き寄せる決意だった。だが、結果は0-2と完敗。好調F東京の前に膝をつく結果となった。
一昨年までのスタイルであった『堅守速攻』を取り戻し、守備の安定を求めた上で、カイオ・ジュニオール前監督が目指そうとしたポゼッションサッカーを融合させて点を獲りにいくこと--。3日という短い準備期間を使って、和田新監督は全ての『継承』のもとに、新しい神戸スタイルの確立を選手たちに求めていたが、前半に関しては大崩れすることもなく、安定したプレーが出来ていたと言えるだろう。特に課題とされていた守備においては、F東京の両サイドを活かした速い攻撃力にも落ち着いて対応。お互いがいい距離感を保ちながら試合を運んでいたと言える。ただ一方で25分を過ぎてからは、両サイドを起点に、FW平山相太をポストに据えたF東京の攻撃が徐々に神戸を圧倒。好調なMF石川直宏の迫力ある攻撃参加も幾度となく見られ、FC東京ペースで試合が運ぶ。
後半も立ち上がりから、F東京のMF石川直宏が輝きを増す。F東京が奪った先制弾もそのMF石川によるもの。50分、FWカボレからMF羽生直剛と縦に繋ぎ、最後のとどめはMF石川の左足。『乗っている』男らしい豪快で素晴らしいシュートがF東京サポーターの目の前でゴールネットを揺らし、0-1とリードを奪う。となれば、ビハインドを追いかける神戸は前がかりの展開に。だが、これが仇となる結果となり、55分には背後に生まれたスペースを突かれる形でF東京のカウンターが決まり、神戸GK榎本達也の飛び出しを巧く交わしたFWカボレが追加点を奪う。「5分に失点した後、あそこで慌てず同じ戦いをしていければ、もう少し1−0で引っ張れたかと思うが、少し失点を機に少し守備の連動がうまくいかなくなった。どうしても獲りに行きたい気持ちがカウンターを食らう状況をうんでしまった」とは和田監督の試合後のコメントだが、自ら攻守のバランスを崩した感の強かった神戸にとっては悔やまれる、大きな2失点目。しかも攻撃においても、相手が嫌がるスペースを突いた攻撃が仕掛けられず、2トップが孤立した状態が多く見られ、決定的な場面をなかなか見出せない状況が続く。
それでも、何とか『ゴール』を奪おうと、終盤になって絶えず続けられたサポーターによる『ヴィッセル神戸』コールにも後押しされて走り続けた神戸だったが、最後まで安定したパフォーマンスをみせていたF東京のゴールをこじあけることは出来ず、0-2で敗戦。02年から続いている対F東京戦での不名誉な記録、『14試合勝ちなし』の状況を食い止めることはできず、『15試合勝ちな
し』と記録を更新する結果となった。
以上
2009.07.05 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第16節 神戸 vs F東京】レポート:神戸・和田昌裕新監督の初陣は0-2で惜敗。好調、F東京はMF石川直宏の4試合連続ゴールも飛び出し、今季初の3連勝を飾る。(09.07.05)













