7月11日(土)J1 第17節 千葉 vs 神戸(19:00KICK OFF/フクアリ)
スカパー!生中継 Ch183 18:50〜(解説:川勝良一、実況:八塚浩、リポーター:飯田留美)
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千葉の選手が、今季最低といえる不甲斐ない内容で0-2と敗れたリーグ戦第15節大宮戦を反省し、気を引き締め直して臨んだ前節の大分戦。MF下村東美のロングボールをFW巻誠一郎が落とし、それを受けたMF工藤浩平の絶妙なスルーパスに、タイミングよく飛び出したFW深井正樹が先制点を奪った。得点は個人技頼みになりがちな今季の千葉だが、あの先制点は選手個々が自分の持ち味を発揮したうえに見事な連係によって生まれた。失点シーンでは、ボールサイドとは逆サイドの相手選手へのマークがルーズになる欠点が露呈。さらに、後半には受け身になって自陣に引いてしまい、連敗阻止に必死な大分に長い時間攻撃させてしまう悪癖も出た。だが、粘り強い守備で下村のミドルシュートによる得点で得たリードを守り、2-1の勝利という結果を出して千葉は生き返った。
前節ではDFボスナーが出場停止だったが、負傷欠場中だったDF青木良太が左サイドバックに復帰し、センターバックの一角にはDF池田昇平が戻った。青木の不在時は左サイドバックを務めたMF坂本將貴がアンカーの位置に入り、その前に下村と工藤が並ぶという中盤の構成だったが、これが攻守両面で機能。今節はボスナーが出場停止明けとなり、入れ替わりに下村が累積警告で出場停止となる。負傷欠場が続いていたMFアレックスの戦列復帰が濃厚ということもあり、ディフェンスライン、そして中盤をアレックスミラー監督がどんなメンバーで構成するのかも、千葉の戦いのポイントの1つになりそうだ。
神戸の前節は、カイオジュニオール前監督の辞任を受けて誕生した和田昌裕新監督の初陣となったF東京戦。堅守速攻の復活を狙った戦いで、前半は相手のスピーディーなサイド攻撃に対応。だが、後半にMF石川直宏の個人技が光る豪快なゴール、そしてカウンター攻撃からFWカボレのゴールと、F東京に連続得点を許して0-2で敗れた。
無得点に終わった攻撃では、FWの茂木弘人と我那覇和樹の2トップが孤立したこともあり、今週の練習では左サイドハーフが定位置の大久保嘉人をFWで起用し、前節は出場がなかったFW吉田孝行と2トップを組ませたという報道もある。攻撃力アップのために試行錯誤しているようで、神戸もまた選手起用が今節のポイントといえる。
千葉がいい内容で戦えている時は、両サイドハーフの深井とMF谷澤達也が高い位置でスピーディーにプレーし、なおかつ孤立せずに複数の選手と連係よく絡めている。神戸は今節も相手のサイド攻撃をしっかりケアしてくるだろう。千葉はサイドチェンジのパスを効果的に使って相手を揺さぶり、相手の守備網にできる穴を突く形でゴールを狙いたい。
前節終了時に千葉は勝点を18としてJ2降格圏(16位〜18位)外の14位に浮上し、神戸は勝点17のままJ2降格圏の1つ上の15位に順位を下げた。J2降格圏から遠ざかり、J1残留争いから抜け出していけるか。両チームには今後のためにも非常に重要な一戦だ。千葉はリーグ戦第14節で名古屋に勝ちながら翌節で大宮にいいところなく敗れた過去の過ちを繰り返さず、今季初のリーグ戦連勝を達成してサポーターの期待に応えてほしい。
以上
2009.07.10 Reported by 赤沼圭子
J’s GOALニュース
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