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【J2:第27節 札幌 vs 熊本】プレビュー:前回の対戦では熊本が4-0のスコアで大勝。札幌は地元サポーターの前でリベンジを果たし、上位進出への勢いを生み出したい。(09.07.10)

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7月11日(土)J2 第27節 札幌 vs 熊本(14:00KICK OFF/札幌厚別
スカパー!生中継 Ch183 13:50〜(解説:野々村芳和、実況:永井公彦、プレーヤー解説:大森健作、リポーター:宮永真幸)
勝敗予想ゲーム
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7月も中旬が近づき、いよいよ汗ばむ日が続きだした札幌市内。27節では勝点37で9位の札幌が厚別公園競技場に、同28で13位の熊本を迎えて対戦する。

前節の札幌は敵地に乗り込み、愛媛を2-1のスコアで下して7試合ぶりの勝利を掴んだのだが、その中身を振り返ってみると普段とは様相の異なる札幌の姿があったと言える。今季の札幌は開幕時から攻守ともに組織的に連動し、ゲームを支配する良い内容の展開を演じながらも、終盤の時間帯にちょっとしたミスや集中の欠如から失点し、勝ち試合を引き分ける、あるいは落としてしまうという姿が目立っていた。だが、前節の愛媛戦では石崎信弘監督が「前半は今季一番悪いくらい」「前半は戦い方のところで45分を無駄にした」と振り返った通り、立ち上がりからイージーなパスミスが続いてしまったり、動き出しが足りないなど非常に低調な試合をしてしまったのだ。しかし、0-1とビハインドを追うスコアで迎えた終盤。後半36分にゴール前の混戦から途中出場の上原慎也が流し込むと、その3分後にはカウンターから、長い距離を走った芳賀博信がクロスを見事に押し込んで劇的な逆転勝利を収めたのである。

良い内容のパフォーマンスをしながらも、終盤に安定感を欠いてしまうのが今シーズンの札幌の大まかな姿。それがこの試合ではまったく逆のシナリオとなったのだ。キャプテンの上里一将が「勝ったものの、内容は全然良くなかったので…」と話すなど、7試合ぶりの勝利ながらもその内容の低調さゆえ、多くの選手が反省含みではあったものの、悪い内容で負けるよりもずっといいシナリオであったことは間違いない。その反省を生かして浮上の契機とすることができたならば、もしかしたらシーズン終了後に振り返った際、この愛媛戦が大きなカギになったとキッパリ言い切れるかもしれない。

そして対する熊本だが、前節の東京V戦こそ0-2のスコアで敗れてしまったものの、その前までは今シーズン初の連勝を含む4戦負けなしという流れであり、チームの状況自体は決して悪いものではない。東京V戦でも前半の終わり際にゴールを割られてしまうという痛い失点があり、そこからゲームプランに若干の狂いが生じてしまった印象である。実際に失点するまでの時間帯は、攻撃面ではしっかりと狙いを持った組み立てがある程度できていたし、ここ数試合では守備面がかなり整備されてきており、全体的に安定感が生まれつつある。イージーなミスが生まれた場面では、どうしてもボール周辺がバタバタしてしまう感は否めないが、そうした光景はJ2のどのチームにも見られるもの。試合を重ねていくうちに徐々に軽減されていくはずだ。

さて、前回の対戦を思い出してみると、ホームで戦った熊本が4-0のスコアで大勝をしている。札幌はクライトンの退場があったり、バックパスがそのままゴールに入ってしまうという痛恨のオウンゴールがあったり、「ここまでのワーストゲーム」と石崎監督も思い返している。札幌としては地元サポーターの前でしっかりとリベンジを果たさなければいけないし、熊本としても順位がすぐ下の14位岐阜が勝点1差に迫っているため、是非とも引き離したいところ。7月のデーゲームという難しい条件ではあるが、北海道の爽やかな空気が、両チームの背中を押してくれるはずである。

以上

2009.07.10 Reported by 斉藤宏則
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