7月12日(日)J2 第27節 C大阪 vs 湘南(18:00KICK OFF/長居)
スカパー!生中継 Ch185 17:50〜(解説:長谷川治久、実況:谷口広明、リポーター:森田純史)
☆勝敗予想ゲーム
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第25節、湘南はアウェイで横浜FCに快勝した。首位に返り咲いたことはもとより、結果とともに自分たちのサッカーを余すところなく表現したその内容が貴い。続く前節のホームゲームでは、相手のロングボールに手を焼いたもののセットプレーからの2発で甲府を降した。ライバルに粘り勝ち、「七夕記念ユニフォーム」に初勝利をもたらしたのだった。
「試合前から強い気持ちで準備していました」終盤、最終ラインに入り、粘勝に貢献した山口貴弘は言う。
「『ヘディングは俺がいちばん強いんだ』というぐらい、ゴール前のボールは自分が全部はね返す気持ちでいました。ましてや皆んなは90分プレーしている。途中出場の自分がやられたらおしまいでしょう。とにかく強気で闘った」
山口にとっては7戦ぶりのピッチだった。第1クール途中からスタメン出場を続けていたが、第2クールに入り出場機会は減っていた。試合に出られない悔しさは想像に難くない。しかし一方で、「自分を奮い立たせて」日々のトレーニングに打ち込んでいるという。
「自分を見直してしっかりやろうと引き締めました。また試合に戻ったときに、プラスαとして自分に何ができるかを考えながら練習に取り組んでいます。たとえばセットプレーでは、ゴール前の得点力を磨き、攻撃面でチームに貢献できるように練習している。試合に出ないときにしかできないレベルアップもありますから」
先日、鹿島から鈴木修人が加わった。またアドリアーノとネネというブラジル人FWも新たに合流する。彼ら新加入選手を含め、たとえば山口のようなチーム全体の向上心や責任感が今季の湘南を支えている。「ベンチを含めて皆んなで気持ちを入れて、自分の仕事をそれぞれ果たすことが大事です」と、今節に向けて語られた山口の言葉にも、チームの様子が凝縮されているように映る。
その山口の、帝京高校時代の先輩にあたる田村雄三も、「前回うちに負けているし、ホームだし、C大阪の意気込みは強いはず」と、今節に向けて引き締める。
「首位攻防より、C大阪に対しても横浜FC戦のイメージで闘えるかどうか。東京Vに負けたり、高い授業料を払って僕らは課題を克服した。自分たちのサッカーをやれるのだから、C大阪相手にもやらなければいけない。継続してできるかが大事です。もちろん勝ちたい。アウェイとはいえ、内容とともに勝つことがベストだと思います」
前回の対戦では、湘南が田原豊とアジエルのふたりを出場停止で欠いていた。逆に今節は、C大阪が乾貴士と小松塁を出場停止で欠く。鹿島から船山祐二の加入もあり、メンバーの予想はつきにくい。
反町康治監督は言う。
「順位はたまたまうちが上。でも格は向こうのほうが上。前の対戦とC大阪のイメージは変わらない。ただし、人が代われば変わるチームだ」
そして、指揮官は続ける。
「それより、自分たちのよさを全面的に出すことが大事だ」
首位攻防戦である。だがなによりも、自分たちのサッカーを貫くべく、西を目指す。研ぎ直した太刀をもって、敵の本陣で暴れたい。
以上
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