7月11日(土) 2009 J1リーグ戦 第17節
千葉 1 - 1 神戸 (19:03/フクアリ/12,349人)
得点者:39' 朴康造(神戸)、68' 谷澤達也(千葉)
スカパー!再放送 Ch185 7/14(火)05:00〜(解説:川勝良一、実況:八塚浩、リポーター:飯田留美)
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『1−0』というスコアでの勝利を理想とし、堅守速攻のサッカーを目指すアレックスミラー監督が率いる千葉。今季はカイオジュニオール前監督の指導でボールポゼッション率を高めたサッカーを目指してきたが、リーグ戦3連敗の苦境から抜け出すため昨季の堅守速攻スタイルを復活させつつある神戸。両チームともカウンター攻撃から得点する形が得意だが、その形で先制点を奪ったのは神戸だった。
試合は出だしから両チームがサイドを突く形で攻め合った。先にビッグチャンスを得たのは神戸で、9分に今節は2トップの一角に入ったMF大久保嘉人のシュートがクロスバー直撃。さらに、22分には今季リーグ戦初出場のMF古賀誠史のCKからDF内山俊彦がヘディングシュートを放って、千葉ゴールを脅かした。
一方、千葉は前節の4バックのメンバーのうちDF池田昇平を出場停止明けのDFボスナーに代え、今節は出場停止のMF下村東美に代わって今季リーグ戦初出場のMF佐伯直哉がMF坂本將貴とダブルボランチを組む布陣で臨んだ。だが、ボールを保持できてもなかなかシュートまで持ち込めない。23分、MF工藤浩平のスルーパスをMF谷澤達也がスルーする形を経て受けたFW巻誠一郎のシュートが、今節の千葉の最初のシュートだった。
そんな状況下の39分、神戸は千葉のFKを跳ね返すと、今節はボランチを務めたDF宮本恒靖のパスを受けたMFボッティがドリブルから右サイドへパス。スペースに飛び出してパスを受けたMF朴康造に対して、千葉は3人のDFが反応するも朴の突破を止める動きはできず、千葉のGK岡本昌弘が朴に対応しようとする。だが、朴は角度のないところから見事にシュートを決め、鮮やかなカウンター攻撃で神戸が先制した。
警戒していたカウンター攻撃で失点した千葉は、後半も神戸のカウンター攻撃で何度もピンチになった。だが、岡本の好セーブもあって連続失点を阻止。すると68分、交代出場のMF益山司が左サイド寄りでフリーになっていた谷澤にロングパスを出す。谷澤が胸トラップからシュートすると、ボールは神戸の選手に当たってコースが変わり、同点ゴールになった。千葉は逆転勝利を目指してさらに必死に攻めたが、落ち着いて攻めるべきところでも速く攻めてしまい、カウンター攻撃の応酬となってパスの精度を欠く形が多かった。
今季のアウェイでのリーグ戦初勝利を逃し、J2自動降格圏の16位に順位を下げた神戸だが、とにかく連敗は止めた。FW我那覇和樹は2トップを組んだ大久保を「ボールを持てるので、自分もやりやすい」と評し、宮本は「今日はある程度自分たちがボールを支配できた」と振り返ったように、今節の選手起用は試合内容に好影響をもたらしたようだ。
千葉はまたリーグ戦連勝を達成できず、15位へと一つ順位を下げた。ホームゲームでなかなか勝てないことに「気持ちの問題もあるのかもしれない」と深井は悔やんだ。だが、1週間に1日の非公開練習でしか本当の意味で対戦相手を想定した布陣&内容での練習をせず、フルサイズのピッチを使った練習も少なければ、カウンター攻撃に対する守備も細部の精度は上がりにくい。千葉がすぐコンスタントに結果を出すようになるのは難しく、J1残留争いから抜け出すにはまだ時間がかかりそうだ。
以上
2009.07.12 Reported by 赤沼圭子
J’s GOALニュース
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