7月15日(水) 2009 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 1 - 0 川崎F (19:00/カシマ/7,935人)
得点者:83' 小笠原満男(鹿島)
★ヤマザキナビスコカップ特集
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●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:後半立ち上がりから川崎Fが選手交代で積極的に仕掛けてきました。そのときの監督のご判断をお聞かせ下さい。
「前半を含めてですけど、どちらかというと4枚のDFを並べて、その前にボランチを構えさせるという形で、残りの5人で攻撃を仕掛けてくるというプランが見えていました。後半は、レナチーニョを投入したことで、まあハーフの位置に入れましたけど、彼は元々FWの選手なので、ハーフと言うよりも攻撃的な役割をしていく、という、あるいは積極性を出してくることが予想できました。それはわかっていたことだったので、いかにしてバランスを崩さずに保っていくかということが、ひとつの形でしたし、そこから守備をしっかり保ってカウンターを狙っていくということが、相手が予想したというか、狙っていたプラン出はないかと思います。
去年の同じナビスコ杯で、エスパルスさんが1-0で勝てればいいし、もしくは0-0でもいいという守備的な戦法を採ってきました。うちのホームでは引き分けでいい、あるいは最低限の結果でいい、自分たちのホームで試合を決めるという、今回のフロンターレさんも同じような考えの元で、戦法をとってきたと思いますし、それは当たり前のことだと思います。そのなかで、慌てずにやっていくことが、地道にボディブローを与えることが、どこかのチャンスをものにすることにつながっていくと思っていました。それがうまく、終盤のところで勝ち点につながったのではないかと思います」
Q:後半、背の高い選手を3人投入したと思いますが、どういうイメージで得点を奪おうと思っていたのでしょうか?また、小笠原選手の素晴らしいゴールがありましたが勝ちと引き分けを分けた要因をお願いします?
「まず、当然ながら相手がどういう長所を持って、どういう武器を持っているのかを考えて、それを消す作業を考えて試合を戦わないといけません。一番危険な場面として表れていたのが、今日の試合に関してはセットプレーの部分でしたし、それがフロンターレさんの武器になっていたと思います。そのなかで、高い選手を入れて、高さ対策というのがひとつ狙いでした。同時に、うちはグラウンドで崩そうと思っていたのですが、それがうまくいきませんでした。そこで、今度は上から仕掛けてみて、拾ったボールで何とかならないかという意図もありますし、また、相手がある程度の時間帯なので疲れがあるわけですから、そうすると競り合いのなかでも勝てる状況が出てくるという推測もありました。ダニーロ選手にしろそうですし、田代選手もずば抜けた能力をもっています。あとは大迫選手は練習の積み重ねによって、ヘディングのコツというかタイミングの部分を身につけるようになってきました。当然ながら前でボールをおさめる作業も出来ますし、そういった意味で、得点場面もちょうどその3人が絡んでいくような状況からのスローインだったと思います。
あとは、内田選手ですけど、就任当初からずっとやってきているものがあります。スローインの練習はいろいろな道具を使ってやっています。あの場面では、おそらくペナルティマーク以上にボールが届いていると思います。その距離までたどり着いたのは毎日の積み重ねだと思いますし、努力、練習というものが試合のなかで生きていく形になっています。大迫選手のヘディングの競り合い、あるいはダニーロ選手の駆け引きという部分です。
さらに小笠原選手です。あの場面ではディフェンスの選手はボールを蹴るという動作、あるいは判断しかできない状況のなかで、自分があそこに突っ込んでいけば恐らく蹴られる可能性の方が高いわけです。そこに勇気を持って身体ごとぶつかってゴールするということはそこらの選手では出来ないと思います。勇気を持ってやらなくちゃいけないものだと思います。それが得点に、あるいは勝利につながったのではないかと思います。勇気、努力、練習の積み重ねというものが、素晴らしい攻撃力をもった川崎フロンターレさんをしっかりと全員で抑えようという努力を怠らなかったことが、チームとして全員で勝利をもぎ取った、勝利に傾かせたことにつながったと思います。
やはり、日々の積み重ねが試合の局面で表れると言うことを、もう一度、サッカーというスポーツに教わりました」
Q:第2戦に向けては非常に有利な状況になりました。180分の後半となる次の90分はどう戦っていきたいですか?
「いつも通りの自分たちのやり方を変えずにやっていきます。特別に変える必要性はないわけであって、攻撃するときには攻撃をしますし、当然ながら相手の川崎フロンターレさんという攻撃力を考えれば細心の注意が必要です。前回、10日前にJリーグで戦ったように、そして今日も戦ったように注意するべき点は多くあります。そうした点をもう一度しっかりケアしながら、自分たちのやり方をしたいと思います」
以上
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