7月18日(土)J1 第18節 川崎F vs 神戸(18:00KICK OFF/等々力)
スカパー!生中継 Ch308 17:55〜(解説:山本昌邦、実況:八塚浩)
勝敗予想ゲーム | JOMO CUP 2009応援メッセージ募集!
----------
リーグ戦でしばらく負けていなかっただけに、水曜の敗戦が気がかりだった。鹿島とのヤマザキナビスコカップの準々決勝第1戦で、川崎Fはアウェイゴールを狙った攻撃的な戦いを挑んでいた。ところが、結果は0-1での完封負け。川崎Fは欲しかったアウェイゴールを奪えず、さらには鹿島の先勝を許してしまう。そんな試合から中2日でのホームゲームである。コンディションはもちろんだが、いかにメンタル面で切り替えるのかがポイントになるのだろうと考えていた。
その点について選手に尋ねると、すでに試合直後にはそうした話が出ていたとの事で、切り出した川島永嗣によると「いい状態で出来ていると思うし、いい方向を向いていると思う。(鹿島戦の)結果でぶれる必要もない。悔しい気持ちはみんな持っていると思いますし、同じ事を繰り返したら目の前のチャンスもつかめない。悲観的になる事はないと思う」というような内容だったという。
リーグ戦再開以降、川崎Fは北海道合宿での練習をベースにした戦術面での見直しを進めており、チームとしての完成度を高めつつある。まだまだやるべき事はあるのだが、少なくともゴール前に迫る回数は増えており、チームとしての狙い、つまり組織的なチャンスメイクという課題については出来てきているという状況にある。だからこそ、その流れを重視して自分たちの進むべき道を誤らないようにしようと川島は呼びかけたのである。チーム内でそうした声が自発的に出てきている事に、川崎Fのまとまりのよさがあるとも言える。
負けはしたが、内容としては悲観するものでもなかった鹿島戦から中2日。コンディション調整のため、試合翌日の練習は主力組に関してはクールダウンのみ。必要以上にピリピリしたムードもなく、リラックスした雰囲気で練習は行われていた。試合直後の話し合いも含めて気持ちの切り替えに関しては問題なさそうである。
気になる選手起用に関しては、新潟戦で退場処分となった森勇介が2試合の出場停止を受けており、この試合も欠場。鹿島戦ではその穴を久木野聡が埋めていたが、この試合での関塚隆監督の采配がどうなるのか見所である。その最終ラインでは、新潟戦で足首を痛めた井川祐輔の状態も気になる。計算できる選手なだけに復帰を期待したいが、もし戦列に戻れない場合でも、チーム力が落ちないレベルの選手層を川崎Fは持っている。そういう点では、最終ラインにどのような選手が並ぶのか、楽しみにしたいと思う。
ちなみにメンバーが見えないのは攻撃的な選手に関しても同じ。サイドハーフで出場している中村憲剛のポジションは確定的だが、ジュニーニョとコンビを組む選手が誰になるのか。またサイドハーフのもう一枠として関塚監督が誰を指名するのか楽しみである。攻守にバランスの取れる山岸智はもちろん、ドリブルで仕掛けられるレナチーニョ。運動量を計算できるヴィトール・ジュニオールと、このポジションは人材が豊富である。
神戸は意外な形で監督が交代。チーム再建の途上にある。前節の千葉戦では引き分けており4試合ぶりに勝点1を積み上げている。まだまだ先は長いのだろうが、チームとしては一息つけた形だろう。川崎Fとしてはやはり我那覇和樹のプレーが気になるところである。大久保嘉人とのコンビでどのような攻撃を見せてくるのか要注意だ。我那覇とは川崎Fで、大久保とは日本代表でチームメイトとしてプレーしてきた川島は彼らについて「一緒にやっていたときから期間が開いている。違う事をしてくるかもしれないし、それ(知っているプレー)だけ考えていたら違う事をしてきた時に対応できなくなることもある。そういう点では考えすぎないようにしたい」と彼らのプレーを決め付けないよう、戒めていた。いずれにしても和田昌裕新監督の下、チームを再構築している相手なだけに、なめてかかる事だけは避けなければならない。
サポーターとしてみれば2節で対戦し、敗れた苦い経験を持つ相手。そういう点でも、なんとしても勝利で終わりたい試合である。首位鹿島との10点という勝点差を常に頭に入れて、緊張感のある試合を見せてほしいところである。
以上
2009.07.17 Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第18節 川崎F vs 神戸】プレビュー:川崎Fは、敗戦のショックを払拭したい。新監督の下、初勝利を狙う神戸を相手に勝点を積み上げられるか。(09.07.18)















