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【J2:第30節 甲府 vs 仙台】甲府側プレビュー:第3の選択肢で仙台の攻撃を跳ね返して昇格圏入りを目指す甲府。信ずべき仲間を信じて、今度こそ気分良く勝利の余韻を味わう(09.07.26)

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7月26日(日)J2 第30節 甲府 vs 仙台(18:30KICK OFF/小瀬
スカパー!生中継 Ch183 18:20〜(解説:塚田雄二、実況:酒井康宜、リポーター:桜井和明)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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仙台側プレビュー

前節、6連勝で迫ってきた5位・東京Vを2-1で振り切ったことで安心してしまうことを心配するが、安間貴義監督は「(先発)メンバーが変わっているので、(気持ちが)前面に出るので心配していない」と言う。今節はセンターバックのレギュラーの山本英臣とダニエルの2枚が出場停止と、今シーズン最大の緊急事態。秋本倫孝、池端陽介が2番目の選択肢だったがこの2人はリハビリ中で、御厨貴文と津田琢磨の第3の選択肢コンビがこのポジションを埋めることになる。第3の選択肢という序列を覆すプレーを御厨と津田のコンビが見せることが出来るかどうかが見所の一つになる。

今節、小瀬に迎える仙台は第12節で甲府を抜いて3位になってからは一度も昇格圏内から陥落していない目の前のライバル。第29節で湘南を首位から陥落させる勝利(2-1)を挙げて、昇格圏内で更に上に登ろうとしている。仙台は、湘南やC大阪のようなインパクトはないが、落ちそうで落ちない、負けそうで負けない不気味な怖さがある。甲府が初のJ1昇格を果たした2005年もJ2の3位(入れ替え戦の権利)の座を争った相手だけに、因縁も感じる。仙台の攻撃では、サイドからのクロスや梁勇基のFKを特に警戒しなければならないが、甲府は頼れるレギュラーが不在。ちょいと不安なセンターバックがそれにどれだけ対応できるか、ドキドキしながら見るのも楽しみだが、安間監督は「その危機感があれば、東京Vに勝ったことが安心や満足にならずに集中力に繋がる」と、なんでもかんでもポジティブに捉えている。

ガウボンを3トップの中央に置き、188センチの森田浩史をトップ下に置く4‐3‐3で草津戦(第27節)以降を戦っている甲府。2勝1分と悪くはない成績だが、今節は1点では勝てそうもない。こんなことを書くと御厨と津田に明日から邪険に扱われそうだが、仙台の攻撃力を考えると2点以上欲しい。ガウボンはまだ甲府のやりかたにフィットしていないが、「繋ぎのところに入ってこられるようになった」と安間監督が言うように確実に前進しているので、シュートの上手さを発揮できる場面に1回でも多く顔を出すことを期待する。マラニョンと大西容平は安定してパフォーマンスを発揮できているし、森田も起点として機能しているのでチャンスを作るという点では大きな心配はないが、課題は決定力。こればっかりは期待しながら祈るしかない。

片桐淳至、金信泳というサブの力を借りる前に決着をつけて欲しいが、展開を想像すると彼らの力は必要。徐々にフィットしてきている片桐は、「今はラストパスとチャンスメイク。ドリブルで仕掛けてシュートまで行くことが出来ていないことが課題。でも、『まだ加入したばかり』という気持ちがどこかにある。若い頃はこんな性格じゃなかったけれど、経験を積んでいくと様子を見ることを覚えるようになった。安間監督からは『仕掛けていい』と言われているけれど、ミスを怖がっている自分がいる。でも、チームのバランスを考える必要があると思う。どんな形でもチームに貢献できればいい。点を決める存在の選手が前にいるから、自分がシュートを決めることよりもパスを供給してゴールを決めさせることで自分がチームにフィットしていると思う。シュートを決める立場のポジションに立つには信頼を勝ち取っていくことが必要」と、物凄く客観的に自分の立ち位置を見ている。それだけに、信頼することが出来る存在としてベンチを外れることがないのだろう。

甲府は、前節の湘南がそうだったように梁と関口訓充の両サイドハーフに仕事をさせないで90分間戦いたいが、激しくプレーする御厨、津田のセンターバックコンビが90分間持たずに、交代することも考えておかなければならない。ベンチには大卒ルーキーのDF・東間勇気が座ることになりそうだが、公式戦での経験がないだけに未知数。東間は「いい感じの緊張感がある。自分はプレッシャーには弱くない。自分に出番があるときはチームが苦しい時間帯だという覚悟は出来ている」と、ともかく強気でチャンスを待ち構えている。後の成長を考えると、プロの洗礼は1日でも早く受けた方がいいに決まっているから東間がグチャグチャになりながらでも必死で戦って、勝利をピッチで味わう姿を見てみたい。明日は第28節のC大阪戦の13580人を超える入場者数が期待できるが、苦しい終盤を乗り切るにはひとりでも多くのサポーターの力が必要。サポーターの声を背中に受け、前進する力をかき集めて仙台に挑戦し、勝利をもぎ取りたい。

見たいものを見て、信じたいものを信じるのが普通の人々。しかし、我々は信ずべき仲間を信じて戦い続ける。今度は勝利の余韻を気分よく味わいたい。

以上

2009.07.24 Reported by 松尾潤
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