8月1日(土)J1 第20節 広島 vs 鹿島(19:00KICK OFF/広島ビ)
スカパー!生中継 Ch308 18:55〜(解説:山本昌邦、実況:八塚浩)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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「Jの絶対王者」鹿島に、今季最大の危機が訪れようとしている。
後半戦に入ったJ1リーグでは、清水に2点差を追いつかれ、柏にも引き分け。さらにヤマザキナビスコカップ準々決勝川崎F戦では、1-0とリードしていた後半ロスタイムに同点とされ、延長で2失点。相手の歓喜を目の前で見せつけられる屈辱を味わった。
現在J1リーグ2連覇中。史上初の3連覇を目指す今季は、J1新記録となる17試合連続負けなしの記録を達成し、2位新潟に10の勝点差をつけている。1試合平均失点0.68とJ1で唯一の0点台防御率を誇る鉄壁の守備をベースとして、したたかに勝利に結びつけてきた王者だが、ここにきて快走にややブレーキがかかり始めた。
しかし、広島・ペトロヴィッチ監督は王者への敬意と警戒心を忘れない。
「鹿島は、Jリーグでもっともプロフェッショナルなチームだ。たとえ内容が悪くても我慢して試合を進めて勝利に結びつけるし、規律もしっかりとしている。
例えば、鹿島は水曜日に延長戦を闘ったことで、コンディション面での厳しさを指摘する声もあるだろう。しかし彼らは、水曜日・土曜日という連戦を普通にこなしてきたチームだ。我々の方が体調面で優位に立つなどと考えない方がいい」
ペトロヴィッチ監督の鹿島に対する意識の強さは相当なもの。今週の練習では、毎日選手たちを集めて語りかけた。試合2日前には、あえてボールを使った練習を行わず、ランニングを中心にわずか30分で切り上げ、夏場のコンディション維持に努めた。3日前の練習では、鹿島の動きや狙いを細かく選手たちに伝え、実際に監督自身がボールと身体を動かしながら「鹿島対策」を選手たちに施した。全ては、王者を倒すためだ。
選手たちのモチベーションも当然高い。第3節で対戦した時は、その前の試合(大宮戦)でカウンターから逆転負けを喫したこともあって持ち前の攻撃性が影を潜め、小笠原満男に「今どき珍しい、一昔前のやり方」と指摘されたのも無理はないほど、ラインを引いてしまっていた。その時の悔しさを彼らは忘れていない。
「自分たちは、一つ先の時代のサッカーをやっている自負がある。あの試合は、単純にウチがウチらしくなかっただけ。今度の試合後、(小笠原)満男くんや他の鹿島の選手たちがどういう感想を持つか、そこは楽しみです」(佐藤寿人)
「自分たちにとっては、本当に悔しい言葉。強い相手というだけでなく、そういう意味でも気持ちの高ぶりはある。鹿島の選手を驚かせたい」(森脇良太)
それは、「どういう相手であっても、自分たちの狙いを持って仕掛けるサッカーができている」(ペトロヴィッチ監督)という自信から来ている。一部で「引き過ぎ」と批判されたF東京戦についても「僕は出場停止だったのでテレビで見ていた。いつもよりもチャンスが少なかったことは確かだけど、明確な狙いを持っていたし、我慢もできていた」と槙野智章は言う。第3節時、J1復帰を果たしたばかりの広島とは、選手たちが持っている自信の総量が違う。
ただ、そういう若いホームチームの勢いにそのまま圧されてしまうほど、鹿島は甘いチームではない。「広島戦に勝利しないと、プライドが崩れてしまう」と伊野波雅彦は語ったように、王者としての誇りを傷つけられた鹿島が、どんな牙を剥いてくるか。「川崎F戦は敗れたけれども、その前の2試合よりも内容は良かったし、走れてもいた。(ナビスコで)負けたことをリーグ戦に響かせないためにも、広島戦は重要だ」と内田篤人も言う。チーム全体に疲労が残っているのは間違いないが、そういう状況にあっても鹿島は自分たちが信じるサッカーを貫き、結果を残してきたからこそ2連覇を達成できた。厳しい状況に陥れば陥るほど、底力を発揮するのが鹿島というチームなのである。
しかし、広島のエースに王者への「怖れ」はない。
「確かにナビスコカップの結果もあるし、相手は強い気持ちで向かってくるかもしれない。だけど、そういうことは自分たちには関係ない。いつも通りの広島のサッカーをやりぬくだけ。鹿島の17試合連続負けなしの記録は広島戦から始まっているし、同じ記録の中に2度もチーム名を刻まれるのは許されない」。そんな佐藤寿の言葉に呼応するように、「鹿島を止めるのは、広島しかいない」とニューリーダー・槙野も腕をぶす。しかし鹿島が「チャンプを倒そう」という対戦相手の高いモチベーションと常に闘い、いなし、粉砕してきたことも事実だ。
ちなみに、広島の対鹿島戦13勝は、全Jクラブ中5位の戦績だ。ここ最近のJ1リーグ戦のホームゲームでは鹿島に5連敗中ではあるが、2007年のヤマザキナビスコカップ準々決勝第1戦では1-0ながら内容では完勝し、2008年のゼロックス・スーパーカップでもPK戦の末に勝利。1993年、カシマスタジアムでの連勝記録を止めたのも、広島だった。鹿島に対する相性は、決して悪くない。いずれにしても、真夏の広島の夜を気候だけでない「熱さ」が支配するはずだ。
若さの勢いが、鹿島の老獪さを凌駕するか。
王者の力強さが、広島の想いを跳ね返すか。
注目のキックオフは19時、広島ビッグアーチでホイッスルが鳴り響く。
以上
2009.07.31 Reported by 中野和也
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第20節 広島 vs 鹿島】プレビュー:「17試合連続リーグ戦負けなし」のチャンプに、リベンジを挑む若き紫軍団。王者のプライドと挑戦者の熱気が、広島の夜にスパークする。(09.08.01)
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