8月5日(水) 2009 J2リーグ戦 第32節
札幌 3 - 0 福岡 (19:03/札幌厚別/7,188人)
得点者:23' 宮澤裕樹(札幌)、35' 宮澤裕樹(札幌)、67' 上里一将(札幌)
スカパー!再放送 Ch183 8/6(木)15:00〜(解説:木島敦、実況:永井公彦、プレーヤー解説:大森健作、リポーター:藤井孝太郎)
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札幌が地元のファンを大いに沸かせた。スコアは3−0、放ったシュート数も札幌が13本で福岡が4本。全体的な内容を見てもホームの札幌が福岡を圧倒し、完勝したと言っていい。
ともに日曜日(8月2日)に前節を戦って中2日。札幌は蒸し暑い関西へ乗り込んでのC大阪戦に0−3という「屈辱的な負け方」(石崎信弘監督)しており、肉体的にも精神的にも疲労が蓄積。そしてこの試合を前に西大伍が負傷、藤田征也が発熱で離脱している。対する福岡の前節は岡山を相手にチャンスを複数作りながらも、決めきれずのスコアレスドロー。どちらもコンディション的に難しい状態ではあったが、この日の試合開始時の気温は21.7℃で弱風。夏場の試合ということを考えると、非常にいい条件で戦えたのではないだろうか。
そうした中で光ったのが、プロ初先発となった札幌の右MF古田寛幸だ。この古田は現在高校3年生。ともすればその若さばかりがクローズアップされがちなのだが、そうした要素を取っ払って純粋に1人のプロ選手として見た場合でも、この日のプレーには高い評価を与えられるだろう。札幌の攻撃を力強く牽引していた。
ボールを持った場面でヘッドダウンすることがあまりなく、常に広い視野を確保している。小柄なため相手選手に強く当たられれば苦しくなるのだろうが、この古田はパス時の足の振り幅がドリブル時のそれと差が小さいため、次のプレーを予測するのが難しく相手守備者がなかなか距離を詰めることができないのだ。そして札幌はこの選手を起点にいくつものチャンスを作っていく。石崎監督も「素晴らしい働きをしてくれた」と大いに褒めた。
同時に、古田についての情報の少なさも福岡を苦しめたと見ていいだろう。本来、札幌の右MFには藤田というリーグ屈指のサイドアタッカーがいるのだが、前述したようにこの日は発熱により欠場している。藤田の特徴といえば何と言ってもスピードを活かした縦へのドリブル突破なのだが、それに対して初先発となった古田はドリブルで内側へ入り込んだり、比較的自由にポジションを取るため福岡の左MF岡本英也やサイドバックの宮本亨が終始戸惑いを見せていたのだ。宮澤裕樹が決めた先制点も古田が起点となり、後方からオーバーラップした西嶋弘之のクロスを押し込んだものだ。
福岡の低調さについても言及せざるを得ないだろう。篠田善之監督が「寝ぼけてゲームに入ってしまった」と振り返ったように、この日の福岡は攻守にわたって歯車が噛み合わなかった。前方の4人が攻めて、後方の6人が守るというようにクッキリと役割が分かれてしまい、連動性は皆無だった。加えて前方と後方の距離が開いてしまい、セカンドボールの大半を札幌に拾われるという苦しい内容に終始してしまった。
そして、札幌が奪った3点目が福岡へのノックアウトパンチとなってしまった。後半に入り福岡は左サイドの選手交代を行い、DFラインのポジションにも手を加えて古田を起点とする札幌の攻撃を封じにかかり、ある程度の成果を得ることができた。さらに「立ち上がりからチーム全体として飛ばし過ぎてしまった」(西嶋)という札幌が、後半中頃に若干運動量を減らしたため、やっと流れが福岡へと傾きかけたのだ。だが、そのタイミングで強力な左足でのキックを持つ上里一将に、ゴールまで65メートルはあろうかという場所から超ロングシュートを決められてしまったのだ。「あの時間帯はリズムが生まれかけていたので、あの3点目が痛かった」と田中誠が振り返ったように、福岡がやっと掴んだリズムを一瞬で吹き飛ばす強力なキックにより、勝負は決した。
札幌としては今後、2試合続けてのアウェイゲームが待っている。涼しい北海道から出向いて戦うことを考えると、気温差もひとつの敵となりそうだが、この勝利で何とか勢いを得たいところ。一方の福岡も、シンプルなプレースタイルが形になりつつあるので、何とか結果を出して流れを生み出したいところだ。気づけばリーグ戦も32節が終了し、徐々に終盤へと差し掛かっていくタイミングではあるが、それでもまだ何も決していない。タイムアップの笛がなるまでは、何も終わらない。
以上
2009.08.06 Reported by 斉藤宏則
J’s GOALニュース
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