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【J2:第33節 甲府 vs 岐阜】プレビュー:甲府対岐阜は少なからぬ因縁ある対決。前半で勝負を決めるくらいの決定力を発揮して、第2クール好調の岐阜を迎え撃つ(09.08.09)

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8月9日(日)J2 第33節 甲府 vs 岐阜(18:30KICK OFF/小瀬
スカパー!生中継 Ch172 18:20〜(解説:外池大亮、実況:深沢弘樹、リポーター:桜井和明)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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クラブ初の4連勝や首位奪取など、いろいろなものを懸けて戦った前節の鳥栖戦。結果は追いつかれての引き分けだが、勝てそうで勝てない鳥栖にまたもや勝てなかったことは悔しい。失点シーンを見直してみると御厨貴文がサイド絞ったことでスペースを与えていた。結果論で言えば、サイドを絞りすぎたということになってしまうが、もし絞っていなければスルーパスを通されていたかもしれない場面でもあった。問題は、この場面を掘り下げるよりも、前半の決定機や、先制直後の決定機に決めることが出来なかったことではないだろうか。全ての対戦相手に、90分間思い通りに戦えることが出来ないのがサッカー。それが出来るのなら今頃は32連勝して首位を独走している。チームが勝つことが増えると、引き分けや負けを正当な評価で受け止めることが難しくなるが、1回も決定機を与えないで勝つことは非常に難しい。それだけJ2のレベルは均等化しているし、甲府も銀河系軍団でも太陽系軍団でもない。中位や下位のチームに勝ちきれない課題はあるものの、ケガ人や出場停止の選手が多く出る中でよく戦ってきている。

第2クールは今節の岐阜戦を含めて残り2試合。第3クールはここまでの熟成の成果を武器に戦う予定だったが、ケガ人が多く出たこともあって選手のチャンスが広がり、「天皇杯のベストメンバー規定を考えたときに、誰がレギュラーなのか分からない」と、安間貴義監督を悩ませるほどレギュラー水準の選手が増えている。今節は結果を出し始めた國吉貴博が再びベンチに戻ってくる。GKの荻晃太に「(勝利給と出場給で収入が増えて)最近、着ている洋服がいいものになった(笑)」なんて冷やかされている國吉は、小瀬では抜群の決定力を誇る。出場時間あたりの決定力とゴールの感動を数値にすればリーグでもトップクラスになるだろう。マラニョンが出場停止明けになることは最大の強みだが、國吉のような選手が何人も出てきたことは第3クールを戦う上で大きな強みだ。

今節対戦する11位の岐阜は、甲府で監督経験のある松永英機監督と昨年まで甲府でコーチを務めてきた米田徹コーチが率いるチームで、いろいろ因縁も少なくない。ガウボンのことをどれだけ知っているか分からないが、甲府のやり方や選手の特徴は殆ど把握している。第1クールはアウェイ(第2節)で森田浩史のゴールで勝っているが、岐阜が結果を出し始めたのは第2クールに入ってから。第1クールよりも格段に戦いにくいチームに成長しているだろう。安間監督は「高木和正や嶋田正吾のプレーの幅が広がっているし、いい味を出している。甲府は当たり前のことを当たり前にやってやることが大事。しかし、(水曜ゲームを挟む)3連戦は怖い。やってみないと分からないことがある」と不確定な要素があることを警戒している。何が起こるか分からないJ2リーグ戦。主導権を握ることが出来る可能性が高い前半の決定機にどれだけゴールを決めることが出来るかが重要になるだろう。ガウボンが段々フィットしてきているが90分持つ状況にはないし、森田も90分は厳しいからだ。

今節の見所の一つは片桐淳至が古巣相手にゴールを決めることが出来るかどうか。岐阜の選手には「片桐に決められたくない」という気持ちがあるのは当然だが、片桐も「自分が出場して岐阜に負ければ移籍した意味がない」と強い気持ちで臨む。「故郷のチームだから、いつかは自分が何かの形で恩返しをしたい」という想いもあるが、恩返しをするのはもっと先の話。「ひとつひとつのプレーでは甲府に適わないと思うけれど、なめてかかれば足元をすくわれる。大学卒のルーキー選手が多いチームなんて思ったらやられる」と岐阜の底力を正当に評価している。甲府では「ボールを失うことを嫌がっている自分がいる」とまだ無意識に遠慮している部分があるが、「(岐阜戦に出場したら)絶対にゴールを決める」と心の中にある屈託を全開でぶつける気持ち満々。片桐はスーパーサブとして出場する可能性が高いが、対戦車ロケットのようなシュートを決めて屈託を吹き飛ばして心からチームの一員になれたと思えるような試合にして欲しい。

岐阜に新たなスポンサー企業が増えたということはJリーグの仲間として嬉しいが、今節は肩を落として帰ってもらう。今の甲府も散々苦労してここまでサポーターと共にクラブを成長させてきたし、選手も成長してきた。11位だからといって岐阜を甘く見る選手は1人もいないし、尊重しない選手もいない。中3日でコンディションは万全ではないが、全力で挑んで甲府の夢のために勝点3を奪い取る。山梨県で注目すべき場所はアッチではなく、聖地・小瀬だということを見せ付けて勝つ。


以上

2009.08.08 Reported by 松尾潤
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