9月13日(日)J2 第39節 甲府 vs 札幌(16:00KICK OFF/小瀬)
スカパー!生中継 Ch182 15:50〜(解説:堀井岳也、実況:桜井和明、プレーヤー解説:大森健作、リポーター:土橋諒)
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残り試合が13試合まで減ってきて、4位が定位置になってしまうと選挙で大敗した総理でなくても「なんとなく」という言葉を不安の頭に付けたくなってしまう。昇格争いのヤマはまだまだ後ろにあると思うが、1位・仙台と勝点差が4に広がった今、今節で勝点差が7に広がる可能性を頭から追い払うことは難しい。失点は少ないが、どうも得点力が上向かないことが心配になる。今節対戦する札幌は5勝2分でここ7試合を戦い抜いているチームだが、昇格を考えれば残り全勝するくらいのパワーが必要な立場。札幌が追い詰められた気分なのか、イケイケなのか分からないが5勝2分という最近の札幌の成績を必要以上に意識する必要はない。札幌は上位4チームには1勝2分5敗。中位と下位のチームに勝っている最近の成績は羨ましいが、ロースコアのギリギリの試合になっても意地でも勝つ。
得点力ではマラニョン以外の決め手が見つからないが、林健太郎と秋本倫孝の復帰はバランスの決め手となる。秋本は体力面がまだ充分ではないが、林と秋本が揃うことで中盤の底・アンカーの不安がなくなった。イエローカードあと1枚で出場停止になる選手がダニエル、石原克哉、藤田健、杉山新のレギュラー4人を含む7人いることは心配だが、今の甲府で一番手薄なポジションに2枚の選手が戻ってきたので、第35節の徳島戦から始まった原点回帰の流れは悪い方向にはいかないだろう。問題の得点力は運動量が出てきたガウボンに期待したいのだが、前節は急に胃腸炎になってしまった。大阪に向かうバスの中で症状が悪くなったそうだが、前回は飛行機の中とアウェイが鬼門になっているのか。それとも、生真面目な選手だけに期待を胃が悪くなるまで自分の中で大きくして背負い込んでしまっているのか。今節はガウボンの先発の可能性が充分にあると思うが、彼がそれほど期待を背負い込んでしまうのなら前日練習ではベンチ外にして、ゆっくり眠らせて当日になってから先発にしてしまえばいいのではないかと思ってしまう。ガウボンのようにペナルティエリアでパスを繋ぐことができる大型FWは貴重な存在。決定力不足の一歩手前である決定機不足の今の甲府には欠かせない。やっぱり、藤田の爪の垢をゲータレードに混ぜて飲ませるのが一番いい。
原点回帰で前線からの守備と細かいパス回しが戻ってくると同時に、以前の課題も戻ってきてしまった甲府は、第2クールまで取り組んできたカウンターとリスクマネージメントを意識したロングボールをバランスよく取り入れた攻撃で札幌に守備の狙い目を定めさせないようにしたい。今節も札幌が4−1−4−1で来るのか、新加入のハファエルを先発させてシステムを変更するのか分からないが、主導権を取る時間が長くなれば狙いどころは見えてくるはず。それを選手がピッチ上で見つけて判断できるかどうかが勝敗に関わってくるだろう。そして、どんな展開になっても札幌の舵取りをするダニルソンは意地でも抑えないといけない。
札幌は前節、0−2の前半から3−2と逆転する粘り強さを後半に見せた。ただ、ホーム2連戦を気温22度(第38節)、17度(第37節)の涼しい厚別で戦っており、本州の暑さに暫く晒されていない。第36節のアウェイ草津戦も雨で気温が20度と低かった。小瀬も18時を過ぎればだいぶ涼しくなるが、13日のキックオフは16時。15時の予報を見れば28度なのでこの暑さが札幌の最大の敵になるかもしれない。埼玉の熊谷には負けるが甲府盆地の暑さは半端ではない。前節のように後半に逆転する戦いよりも、前半にリードして逃げ切る戦いの方がゲームプランとしては現実的。松坂大輔のように尻上がりに調子が出る戦い方は今節は難しいはず。甲府にとって未知の選手であるハファエルを前半から活かす戦い方を甲府は嫌がるかもしれない。
サイドハーフでレギュラーを掴んでいるU‐18日本代表でもある高校生Jリーガー・古田寛幸のプレーを見ることは楽しみであるが、札幌の7戦負け無しの記録を止めて引導を渡すのが甲府の仕事。残暑の熱気がたっぷりこもった小瀬で、昇格争いの真っ只中にいるチームの意地を見せつけて勝ち、仙台、C大阪、湘南にジリジリとにじり寄るだけだ。
以上
2009.09.12 Reported by 松尾潤
J’s GOALニュース
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