10月4日（日） 2009 J2リーグ戦 第43節
横浜FC 1 - 2 草津　（16:03／ニッパ球／3,333人）
得点者：40' エデル（横浜FC）、60' 都倉賢（草津）、84' 都倉賢（草津）
スカパー！再放送 Ch186 10/5（月）08:00〜（解説：菅野将晃、実況：山下末則、リポーター：三須亜希子）
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●佐野達監督（草津）：

「今日、遠い群馬県から400人ぐらいスタジアムに足を運んでくれたと聞きましたが、一緒に戦ってくれたサポーターに本当に感謝したいと思います。試合ですけれども、今日のポイントはセンターバックだったと思います。1週間悩みに悩んで色々なことを考えたんですが、最終的に松下で最初はいこうと。熊林が途中ぐらいまでできるんじゃないかということだったので、熊林をセントラルにもってくる布陣を、1週間考え抜いた末決めました。本当に、松下が良くやってくれましたし、そのパートナーであります有薗も前回の試合と同様、非常に良いパフォーマンスを示してくれて、守備面では良かったと思います。攻撃では、もっともっとサイドのスペースを使えれば良かったと思うんですが、ちょっと急ぎすぎてしまったことがあります。ただ、チーム初めての逆転勝ちで、選手達が非常にいいパフォーマンスを示してくれたと思っています。またすぐホーム戦（10/7＠正田スタ　vs鳥栖）がありますので、すぐ準備をしていい結果が出るように調整したいと思います。以上です」

Q：前半1点リードされて、決して良い状態ではなかったと思います。監督から見て後半どのあたりから手応えをつかんだ感じがあるでしょうか？
「私は前半悪くはなかったと思います。相手は、この試合に賭けるという気持ちで非常にプレッシャーを掛けてきていました。当初、安孝錬選手が出るという予想をしていたんですが、私も安孝錬に関しては良く知っていますので、彼のことは十分警戒していたつもりでした。メンバーが代わって、最初落ち着かなかったところはあると思います、でも失点もセットプレーでしたし、ピンチもありましたけれども我々のプラン通りだったと思います。後半に関しては、相手が多少疲れて運動量が落ちてきたところをボールが動いて、サイドのスペースを使えたんじゃないかなと思います」

Q：ということは、前半1点リードされても決して悪いゲームではなかったということでしょうか。
「もちろん、我々が先制するチャンスはありましたし、全てが狙い通りだったわけではないです。ただ1点失いましたが変わらずにやれということは言いました。ここで慌てることなく、いままで逆転したことはないですから、今日こそは逆転しようということを言って、選手もそういう気持ちでしたし、この気持ちが伝わるゲームだったと思います」

Q：先ほど松下裕樹選手の話が出ましたが、松下をセンターバックに使った理由は何でしょうか？
「相手の攻撃に関して、ロングボールというよりも、安孝錬選手、難波選手ともにタフですし、ドリブルもありますし、裏への飛び出しもあります。そのあたりに対応できる選手ということで松下にしました。松下を下げることで、中盤の構成が少しバランスが崩れるかと思いましたが、熊林は本来セントラルの選手ですし、今シーズンも1度やったことありますので、そこは問題なく決めました」

Q：ディフェンス陣が厳しい状況の中で、4連勝を果たせたことは評価できると思うのですが、監督から見ていかがでしょうか。
「全体のオーガナイズと切り換えのところとか、ハードワークのところなど、J2のスタンダードのところでは出来ていると思います。あと、有薗が今日は非常に良かったなと思います。それとセカンドボールに対して、中盤の選手のプレスバックができていて、それがチームとして機能した。前線からのプレスも良かったですし、みんなで守ることができたと思います」

Q：次節、クラブ初の5連勝が掛かりますが、意識とかはされているでしょうか。
「今日も、3連勝は過去のことで、この一戦に全てを賭けるということで試合前にミーティングしました。今週はずっと横浜FC戦に備えてやってきた。中2日しかないんですが、また鳥栖戦も同じように、この1試合に賭けるという気持ちで、ホームですしメンバーを考えながら全力で臨みたいと思います」

以上