10月4日(日) 2009 J1リーグ戦 第28節
名古屋 1 - 2 F東京 (16:04/瑞穂陸/13,796人)
得点者:18' 吉田麻也(名古屋)、24' 石川直宏(F東京)、29' 鈴木達也(F東京)
スカパー!再放送 Ch308 10/5(月)07:00〜(解説:川本治、実況:西岡明彦)
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●玉田圭司選手(名古屋)
「残念ですが、運動量の面で完全に相手に負けていたと思います。先制点を取る前から相手の勢いに負けていて、セットプレーでこちらが1点取りましたが、その流れを断ち切ることができませんでした」
Q:最近はチームの状況が良く、良い形でゲームに臨むことができたと思われますが、見つかった課題は?
「疲れを言い訳にはしたくないのですが、やはり疲れはあったと思います。その中でどのように戦うかを認識しなければなりませんでしたが、できなかったのだと思います。こういう時はどのようなプレーをすれば良いのか、今後は1人1人が考えてプレーをしたいと思います」
Q:途中交代については?
「チームが負けている時に何もできないのはもどかしい。今後そのような状況もあると思いますが、100%の力を出せるように頑張りたいと思います」
Q:10月は日本代表戦もACLもありますが?
「試合は待ってくれませんし、自分の力を出せるように。チームが一つになり、どんな試合でも頑張りたいと思います」
●吉田麻也選手(名古屋)
「全体的に身体が動いていませんでしたが、良い戦いをした後に、それを継続させる力がまだありません。ここから1歩ステップアップするためには、もっと僕らがそれを意識しなければなりません。このような戦いをして、せっかくのチャンスをものにできなかったら、いつまでも中位でから抜け出せないと思います」
Q:疲れが影響しましたか?
「それは言い訳にならないですし、僕らも十分自覚した上でのゲームでした。人が動かずボールを動かすサッカーがもっとできたと思うし、工夫が足りなかったと思います」
Q:先制しましたが、どの辺りでゲームが思うように進められなくなりましたか?
「左サイドで石川選手と平山選手をどう掴むか、曖昧になっていました。いつもフリーでボールを受けられ、そこで起点を作られました。なかなかそこをケアすることができず、結果的に左サイドから2点取られてしまいました」
Q:F東京のイメージについて、実際に戦いギャップはありましたか?
「大きなギャップはありませんでしたし、石川選手が得点能力の高い選手であることは十分に分かっていました。そこを防げなかったのはいけないと思います」
Q:10月の試合をどのように戦いますか?
「まずは天皇杯がありますが、1週間空くのでリフレッシュをしたいと思います。後半に向けてたくさん修正することもありますが、上手くいっていることもあるので、それほどネガティブにならず、良いことはどんどん上達していけるように、みんなで話し合って臨みたいと思います」
●三都主アレサンドロ選手(名古屋)
Q:連戦の疲労の影響がありましたか。
「連戦は事実ですし、でも今日は踏ん張ることがすごく重要な試合だったので。勝点3を欲しかったなという。いい感じで試合に入ることもできましたし、その後の失点が早かったなというのがあって。ちょっと流れが変わったかなと思いましたけど」
Q:DFとMFのギャップを使われた感じもしましたが。
「いや、使われてなかったんですよ。逆にF東京はDFとボランチの間じゃなくて、前半をビデオで見れば分かると思うんですけど、裏のパスが非常に多くて。結局、間延びをしてたんですよね。コンパクトにやろうと思ってたんですけど、裏に出されるパスによって、ディフェンスラインが下げられて、FWとの距離が伸びて、そこでスペースができていた。それが前半の悔しい、直していかないといけないところでした。でも自分としてはこの展開は90分間続かないと思っていましたし、後半は絶対落ちてくると思っていた。実際、後半はそういうパスは全然なくなったし。疲れはあったと思う。でも我々も流れを引き寄せることができなかったというところで、残念だった。踏ん張れなかったのは疲れのせいにしてもいいけど、強いチームというのはここで踏ん張らないといけないかなと。こういうところで優勝争いに残れるかどうかというのはね、大事なことなので。ここで負けたのはほんとに悔しいですね」
Q:先制後に前へ出る力が少し減ったような気がしました。
「F東京も前に出てプレーすることになりましたし。ウチのリズムでやる時と、やれない時は出てきます。それが問題というわけではなくて、試合の90分の中では当たり前のこと。そういうところで我慢して、うまくつなげない時にはケネディを使ってみたりしないといけないし、使えるなら我慢する時間帯だったと思うので。そこをやっぱりもっともっと頭を使ってやれればよかったと思いました」
Q:同点にされた後の守り方は前に行き過ぎていた?
「いや、1点を取って、前に行ってたとは思わない。でもミスパスとか、ボールを取られるところが目立っていて、そこでF東京のカウンターとかにつながっていた。2失点の間の時間もそんなになかったのが痛かったですね」
Q:短時間での連続失点が続いていますが、その理由をどう考えますか。
「やっぱり自分たちのミスもそうですし、ゲームの流れをイージーにやらないといけないところもあるんですけど。まあ事実ですし、変えないといけないとは思っています。こういうことも経験にしないといけないし、先に得点したことは非常に良かったので、そこで大事に、引いてウチがカウンターを狙う形にできても良かったと思う。でもそれができなかったので、次に向けてもっともっと磨いていきたいなと思います」
●田中隼磨選手(名古屋)
Q:先制点の後から前になかなか行けなくなりました。
「相手も引いたところがあったから、その分スペースがなくなったので」
Q:先制点の後から小川佳純選手とマギヌン選手のポジションが入れ替わったことの影響は。
「いや、それは特に関係ないです」
Q:また、短時間で連続失点をしてしまいました。
「まあ、それは自分たちの課題でもある。得点したあとの時間の使い方っていうのを、もう少し頭を使って進めていきたいと思いますけど。どれかひとつを挙げろといわれると難しいですけど、全てにおいて得点したあとの時間の使い方。これっていうのはありませんけど、すべてにもう少し頭を使って、ゲームをコントロールしたいと思います」
Q:後半の戦い方については。
「ある程度相手も引いて守る中で、最後の一歩がとれなかった。そういうところも、ジョシュア(ケネディ)がいて高さがあるから、もう少しサイドで深く切り込んでセンタリングを上げられたら良かったと思います」
Q:もう少し早めに放り込んでもいいのかなとも思いましたが。
「そうですね。早めに放り込んでる時もありましたけど、相手も横から来たボールの方が嫌だと思うし、切れ込んでいくことも大切だと思います」
Q:次の試合(10/17@日産ス vs横浜FM)へどのようにつなげていきますか。
「天皇杯が間にありますけど、今日のようなミスを繰り返さないように。今年はこういうミスを何度も繰り返してるから。ほんとに、選手みんなで声をかけあっていきたいと思います」
●米本拓司選手(F東京)
「苦しかったです(笑)。けっこう攻め込まれて、最後は押し込まれる場面もあったので。みんなで勝点3を取ったって感じですね」
Q:先制されるまでの展開をどう考えますか。
「まだ良かったと思うんですけど、セットプレーでやられちゃって。そこで、気を落とさないでしっかりすぐに取り返したというのは、良かったと思います」
Q:焦らずに自分たちのサッカーをやり直せたのは、何が一番の要因ですか。
「点を取れるという自信は持ってたんで、落ち着いて回せば絶対1点は取れるって言っていた。問題なく、焦りもしなかったですね」
Q:失点後から名古屋の動きも変わってきたと思います。やりやすさも変わりましたか。
「向こうはACLを戦っていて、けっこうきつかったと思う。前半の途中ぐらいから相手の運動量が落ちてきて、スペースも空いてきたのでやりやすかった。どんどんスペースが使えるようになって、こっちの方がフレッシュでしたし、そういう意味でやりやすかったです」
Q:1点取られた後に、やり方を変えた部分はあった?
「いや、全然変えてはいないです。スペースが埋まり始めたんで、(平山)相太くんが降りてきてさばいたり、そこでスイッチが入ったりしましたね」
Q:後半、相手が2名を交代してからはどうでしたか。
「ウチも2枚変えて、(椋原)健太くんとフジさん(藤山)が入ってきたんで、守りきれというベンチの指令もわかりました。そこは、やることは一緒だったので、あわてることはなかったです」
Q:なかなかカウンターのチャンスも決まらなくて、追加点が奪えないことでの焦りは?
「あとは0に抑えて勝つってことだったんで、それはなかったです。個人としてもチームとしても、落ち着いてできていたのが良かったと思います」
●長友佑都選手(F東京)
Q:あのロングシュートは狙っていた?
「やばかったですね、あれ(笑)。越えたかなと思いながら、キーパーは諦めた感じもあったけど、いや、でも入るかなと。あれが入ってたら違ってたんだけど(笑)。もうちょっと速いボールで狙いたかったんだけど、ボールも浮いてたから早く打とうと焦ったのもあった。もう少し抑えても良かったのかなと思います。枠に入れようとは思ってました、一応」
Q:2試合続けて逆転勝利です。
「そうですね。1点取られたんですけど、2点目を取られたら厳しいなと思ってたんで。(徳永)悠平くんとか僕も、上がりを抑えめにしながら守備のバランス見て、っていうのは考えながらやっていた。それから2点取れたので、あとはバランス見るだけでした」
Q:ケネディ対策は。
「やっぱり身長が高いんで、大変でした。今ちゃん(今野)もモニさん(茂庭)も、途中から入ったヒデくん(佐原)も、かなり集中して対応できた。またその競った後のカバーもみんな意識してたんで、大丈夫でしたね」
●石川直宏選手
Q:美しいシュートでしたね。
「そうですね、前半からいい形で崩せていたんで。シュートも打ててましたし、いい展開の中で早く追いつけて良かったなと思います」
Q:完全にイメージどおりの左足シュートでしたか?
「イメージどおりです。相太からのボールが来た時点で、ちょっと後ろ気味だったんで、トラップして、パッと見て。その前から流れとコースは見てたんですけど、連続して得点できてた頃のコースが見えました。縦に行こうかとも考えたんですけど、ボールが足元に来るまでの間にいろいろとイメージが沸いたので。そのままの通り、ボールを流した感じですね」
Q:コースが見えたというのは、道筋が見えた感じ?
「筋というよりも、ボールをサイドネットに置くようなイメージが、コースよりもそういう形が見えました」
Q:コースを狙って、力を抜いて打った。
「5割ぐらいですね。練習の時にいろいろ力の具合を試しながら打ってたんですけど。こういうときに力んじゃうことが多いんで、だいぶ力を抜いてシュートは打てていた。今週はずっと足の痛みもあって、シュートは極力控えていたんですけど、今日はいい形でシュート練習できたので。プレーももっと精度上げていかなくちゃいけないですけど、プレーの感覚としては、自分の中ではいい感覚でやれたかなと思います」
Q:そのシュートが打てているのは、自分としても手応えがある?
「そうですね。今日も1点先に取られた状況の中で、そういう展開でも、チームも自分としても落ち着いたシュートとプレーができたということは、評価できると思いますし、前の試合でも追いつかれたりとか勝ち越された状況でみんながあわてなかったんで。時間帯も早い時間帯ですぐに追いつけたし悪くなかったかなと思います」
Q:日本代表に選ばれたことで、特別な意識はありましたか。
「いや、特にはなかったんですけど、どうしても今まで経験したことのないような評価をされて臨んだ試合だったので。みんなが注目してたのはわかっていた。自分が何が評価されていて、何が課題で、何をしないといけないのかっていうのを、基本的なことですけど、いつもどおりに考えてプレーできたの良かったのかなと。変に力まず、いつもどおりやっていれば、それが評価されての代表だと思っているので、無理なことはしなかったです。そこまでプレッシャーにはならなかったです。逆に見られているんで、いい形でプレーしたいなとは考えていましたけど、本当にリラックスした状況でプレーできたのは、自信になりました」
Q:5年前とは意識も違いますか。
「まあ、あの頃と比べて大人になってないと逆にまずいなって思いますし(笑)。大きく変化してきたっていうよりは、その時その時の少しずつの変化の中で、少しずつ変わってきたと思うんで。そういう状況を心にとめて、色んな場面では自分の力を出し切りたいって思っています」
以上
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