10月4日(日) 2009 J1リーグ戦 第28節
鹿島 0 - 1 新潟 (16:04/カシマ/19,288人)
得点者:28' マルシオリシャルデス(新潟)
スカパー!再放送 Ch183 10/5(月)08:00〜(解説:柱谷幸一、実況:下田恒幸、リポーター:高城光代)
勝敗予想ゲーム | 皆の投稿で作るスタジアム情報
----------
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:このような厳しい状況は長い監督経験のなかでおありですか?もしあるようでしたら、どうやって乗り越えてきたのでしょうか?ない場合は、今どうお感じになっていますか?
「僕くらいのキャリアを持っていれば、こういった経験は何度もしています。ただ、皆さんに伝えるほどの情報を出すことは控えさせてもらいたいと思います。やるべきことはやっておりますし、見ての通り前節に比べれば戦う意識というものや、戦う姿勢やアグレッシブさは出せていると思います。引き続き努力し続ける、やるべきことをみんなでやり続けるということが、またいい流れや条件に変える道のりになると思います」
Q:今日もまた前半に先に失点してリズムを崩してしまったと思いますが、その原因についてはどのように感じておりますか?
「いろんな考え方があると思います。まずアルビレックスが我々のホームでやるやり方は明確になっていると思います。守備的な陣形を整えることからやっていく。昨年、一昨年と何度も皆さんも見ていると思います。去年は0-0でしたし、できれば引き分け、もし良い形になって得点ができて勝てれば良いという戦法を彼らは取っているわけであって、それは明確になっていたと思います。リズムを失ったのは失点した直後の一時的な部分だけであって、それ以外は我々が主導権を握れていたと思いますし、後半は曽ヶ端選手は試合を観戦していただけだと思います。後半は特に明確にもっと守備を固めてやっていくことでした。皆さん、メディアから我々に圧力をかけようとしていると思います。先制されたらもうダメだ、先制されたら逆転できないということを質問して圧力をかけようとしていると思いますが、そういう観点の分析ではなく、逆にチャンスの数を考えたらもっと得点を奪えるはずです。そこで落ち着いて決定的な場面を決めていないというのが見るべき観点であって、これだけチャンスをつくれるチームはなかなかないと思います。それを落ち着いて決めることが出来ていない部分が問題であって、みんなが落ち着いてできれば問題ないことです。いま、他からの圧力に、あるいは余計な問題を探そうとしている分析点というのは好ましくないのではと思います」
Q:新潟のセンターバックは高さもあって強力だったと思います。そこに対してダニーロ選手を投入して、また流れを引き寄せていました。あの交代の意図と、どのような指示をしていたのかを教えて頂けないでしょうか?
「まず賛同しなくてはいけないことは、2人のセンターバックが今日の試合では非常にすばらしいパフォーマンスを見せたということは事実だと思います。ただ、見ての通りダニーロ選手が入ってから良い形で流れをもう一度引き寄せることができたと思います。ダニーロ選手と、途中から田代選手も入れましたけど、そうするといままで簡単にクリアできたボールが、あるいは跳ね返すことができたボールができなくなって、相手のボックス内でボールが収まる、あるいはそこ近くに残る回数が多くなります。そこからの得点をひとつの形として考えていたのですが、あくまでもこれは90分やるサッカーではありません。緊急事態で、残りの最後の時間でやる形であって、試合によってはそれがうまくいって同点に追いついたり逆転したりということもありましたけど、必ずしもそれがうまくいくわけではありません。今日もチャンスがあったわけで、それを決めていればまた違っていたのかもしれません。ただ、それをやろうと意思の統一を選手がはかって一生懸命やろうとしたことは讃えるべき点だと思います。また、少しずつ自分たちのやるべきことを整理して、お見せすることができたらと思っています」
Q:数日後にモチベーションの持っていきかたの難しい川崎F戦(10/7@カシマ)が控えています。どのような臨み方をしたいとお考えですか?
「確かに今日の試合の結果によっては、どのようなやり方を取るかは変わってくるのであって、勝っていればひとつの方法、負けていればまた違う方法、引き分けていればそれとも違う方法。いろいろなパターンを自分のなかに描いておりました。監督業というのは良いときもあれば悪いときもあって、また特別な状況のなかで試合をやらなければいけないときもあります。それを難題に思うのか、それを修行の一部としてプラスに考えていくのかというのが、ひとつの考え方の違いになります。いろんなアプローチの方法は考えております。ただ詳細については明らかにできません。いろんな形を考えてやっていきたいと思いますし、できるだけ選手たちがいい形で試合を迎えることができればなと思っております」
Q:優勝に向けていまの決意というか意気込みを聞かせてください。
「今日の敗戦がどうこうということは、まったくなにも考えていない。まず現実の話をすれば6試合、勝点18というのが目の前にあるわけです。それをしっかりと取りに行くことと、それをやれば自分たちのいい結果が出せると思います。長いシーズンのなかでは良い時期もあれば悪い時期もあります。それは我々も対戦相手を含めてもそうですし、また最後まで全力を尽くしたいです。この結果に関しては選手、スタッフ、私自身も納得はしておりませんし、我々がやるべきことはわかっておりますので、その細かな作業をみんながやり続けることによっていい結果が出せると思います」
Q:試合後のサポーターの反応は、前節まではブーイングもあったと思いますが、大きな声援だったと思います。それをどう受け止めましたか?
「このクラブのサポーターというのが一段と戦っていく意志を見せてくれたのではないかと思います。選手自身が、我々が向かっている方向性が間違っていないということを評価されたことを感じたと思います。特にアントラーズというクラブにおいてはサポーターの影響は多大です。彼らが対戦相手がいろいろあって、毎試合勝ってほしいという気持ちを持ちながら同時に謙虚さをもって、やったことを評価するという目や気持ちを証明してくれたと思います。あとは我々が、その後押しを心に刻んでやるべきことをやって、いい結果をもたらして恩返ししたいと思います」
以上
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第28節 鹿島 vs 新潟】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.10.04)
- 終盤戦特集2025
- アウォーズ2025
- 明治安田J1昇格プレーオフ2025
- 明治安田J2昇格プレーオフ2025
- J3・JFL入れ替え戦
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- 明治安田Jリーグ百年構想リーグ
- 2025 月間表彰
- 2025 移籍情報
- 2025 大会概要
- J.LEAGUE FANTASY CARD
- 2025 Jリーグインターナショナルユースカップ
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE













