10月11日(日)第89回天皇杯2回戦 熊本 vs 横浜FC(19:00KICK OFF/熊本)
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☆天皇杯特集
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今シーズンのJリーグで思うような成績に達していないクラブにとって、新たなモチベーションで臨める天皇杯。全51試合を戦うJ2リーグにおいて、44節終了時点の順位がそれぞれ14位、18位と、決して満足できる位置にいない熊本と横浜FC。一発勝負のトーナメント戦で波に乗れれば、試合数がさらに増えて過酷なスケジュールを強いられるとは言え、残りのリーグでの戦いに弾みもつく。この2回戦は何としても突破したいところだ。
幸いにもホームスタジアムでこの試合を戦うことができる熊本は、台風18号の影響で44節の愛媛戦(10/7@ニンスタ)が延期され、期せずして43節の札幌戦から1週間のブランクをおいてのゲームとなった。前節の仙台戦から中3日、しかもアウェイの連戦で戦わざるを得ない横浜FCと比べれば、コンディション的にはやや優位か。もちろん熊本も試合に備えて愛媛に入っていたため移動もあったにはあったが、早い時間に延期が決まったことで、その日のうちに熊本まで帰ることができたのは小さくないアドバンテージと言えるだろう。
さて、今シーズンの両チームの対戦を振り返ると熊本の1勝2分で、リーグでの対戦は既に終えている。しかし熊本にしてみれば、無敗とはいえ、第2クール、第3クールはいずれも先制しながら後半に追いつかれて勝ちを逃した恰好。特に、2週間半前に行なわれた第3クールのゲーム( /jsgoal_archive/result/2009/0923/20090200030920090923_detail.html )では、終盤のバックパスを発端に横浜FCにコーナーキックを与え、そこから同点弾を許した。さらに昨年の天皇杯では、当時JFLだった栃木SCにPK戦の末に敗れていることもあって、この一戦ではしっかりと勝ちきる事が求められる。
というわけで、9日のトレーニングでは、同点、あるいはリードされた状況でゲーム終盤を迎えたケースを想定し、今までのリーグ戦ではほとんどやっていなかったパワープレーをはじめ、様々な交替パターンもシミュレーション。とは言っても、「残りのリーグ戦もあるので、新しいことをやってバランスを崩すのは良くない。今の戦い方をベースに、勝つためのプラスαの要素を加えたい」と北野誠監督が話すように、この一戦に向けてメンバーやシステムを変えるのではなく、ここ数試合で機能し始めた連動した守備から、早い切り替えでゴールへ運ぶというコンセプトは同じだ。
一方の横浜FCにとっては、今シーズン勝っていない熊本から初勝利をもぎとりたい一戦でもある。J2リーグでは3連敗中だが、前節も仙台を相手にペースを掴む時間帯は作り、内容的には互角に戦っている。中島裕希に許したヘディングの決勝点も、最後のところでマークについていた戸川健太が足を滑らせた形。リーグではここ2試合メンバーから外れている安孝錬、エデルと前線にボールを収められる選手は揃っており、守備も悪くないだけに、リーグ戦同様、この試合においても決定力が課題となる。
Jクラブと大学、JFLなどのチームが対戦するカードとは違い、同じカテゴリーのクラブがぶつかるゲームでは、今シーズンの対戦を終えていたとしても、序盤は探り合いのような展開になる可能性もある。それでも、リーグ戦とは違ってどちらかが必ず勝つのがトーナメント。PK戦までもつれ込むのか、それとも90分、あるいは120分で決着がつくか。J1新潟との対戦が濃厚な3回戦にコマを進め、J2の意地を見せるためにも、お互いが譲れない一戦となる。
以上
2009.10.10 Reported by 井芹貴志
J’s GOALニュース
一覧へ【第89回天皇杯2回戦 熊本 vs 横浜FC】プレビュー:リーグでは1勝2分の横浜FCを熊本が迎え撃つ。J2同士の決戦を制し、3回戦にコマを進めるのはどちらか(09.10.11)
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