10月11日(日) 第89回天皇杯2回戦
川崎F 6 - 1 R山口 (13:00/等々力/4,855人)
得点者:22' 鄭 大世(川崎F)、23' 柏原 渉(R山口)、46' 鄭 大世(川崎F)、54' 鄭 大世(川崎F)、59' レナチーニョ(川崎F)、77' レナチーニョ(川崎F)、88' 井川 祐輔(川崎F)
☆天皇杯特集
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●宮成 隆監督(R山口):
「川崎フロンターレ、素晴らしいチームと今日ゲームができたことは、試合する前から我々にとって非常に大きなモチベーションの高い公式ゲームであるということを思って、今日ここに乗り込んできました。
ゲームについては、本来なら先取点をと思っていたんですが、そうは簡単にはゲーム運びをさせてもらえず、最初に失点ということでスタートしました。ただ、その後すぐに追いついた事は我々の特徴である早いパス回しといいますかそういうボールのつなぎ。これが攻を奏して、いい形での得点になったと思います。
後半、とにかく立ち上がりから川崎さん、かなりの思いで積極的に来られると思っていました。案の定、早い時点で2点目の失点という事になりました。ただ、取られた最初の3点がリスタート。鄭大世選手のすばらしい瞬間移動のような動きのあるゴールだったという事については、レベルの違い。パワーの違いを少し感じてちょっと、む、と思ったところです。
その後チームとしてはとにかく1点を取る事によって息を吹き返すという事で、決して相手の攻めにひるむことなく我々のボールになった時にとにかくいい形で攻めあがって行こう、というのが戦前からのチームの戦い方でした。その事が前半、取られた後にすぐに取り返す。後半、取られても何とか1点を取ろうと。決してディフェンスが守備をルーズにしたわけではありませんが、ただ相手のすばらしさ。個々の選手のすばらしさ、コミュニケーション、コンビネーションのすばらしさに、格の違いを見せつけられた結果になったと思います。私からは以上です」
Q:先制された直後に同点に追いついた場面で、サポーターよりも盛り上がっていたように見えましたが、いけると思ったのかということと、得点機は少なかったと思いますが、ゴールへのイメージはどういうものだったのでしょうか。
「まさに私どもの柏原が取ったような点で、中盤からの早いパス。たまたま、チームとしてはサイドを使ってクロスボールからの展開ということでしたが、縦に早いつなぎ。そしてターンでという事で、フロンターレさんのところでギャップができた。そこを抜けていったという形でした。それからその後、ポストに当たった場面もありました。パスをつなぐんですが、そのパスの中に必ずワンタッチを入れよう。あるいは早いつぶしというか、相手に考える時間とスペースを与えないようにしようというのが一つの考えでした。で、もう一つのところですが、決してゲームはトータル的にあるもので、まず1対1で前半を終わった事は、また後半に気持ちを引締め直してと思っていましたので、それで決して安心していませんし、気が緩んだわけでもないです」
Q:前半と後半の戦いを振り返り、後半にああいう結果になってしまった原因はどこにお考えでしょうか。
「前半1-1で終わった事で逆にフロンターレさんが立ち上がりから積極的に、これはわかりませんが、そういう考えでくるであろうと。これは想定ですが、案の定そういう事であったと。つなぎからクサビのところで、フロンターレさんはすごく早かったと思います。ただ、そういう事も考えていたんですが、それに付ききれていなかったと。何人かダミーで飛び出していく。抜けたスペースに誰かが入っていくという、そういう動きでディフェンダーを崩していく。もちろんボールを中心として崩していくという動きというのが随所に見られました」
Q:チーム4年目で初めて公式戦でJ1のトップチームと対戦しましたが今日感じられた差というのをどう感じられて、今後どう生かしていくのか。
「個々の選手の違いというか、基本的にサッカーは1対1で負けたら勝てないという事は言われます。ただ、トータル的には大敗でしたが、部分的なところではゲームの前半を通しては戦い方が決してまずいわけではなかったですし、十分に、失点もしましたが点も取れた。そういう事が出来る時間を延ばしていく。そのためにはトレーニングですし、強化、そういう強化。5分10分は大丈夫ですが、45分、90分はどうなのと言われた時にトータル的にゲームを全てこなしていける。戦える。あるレベル以上のチーム、あるレベル以上の選手に対しても戦える。それは気持ちだけではなくて、中身を作って行かないといけないと痛切に感じました」
Q:天皇杯は今年は2回戦からJクラブが登場しますが、都道府県のチームにとってJ1とやれるというのは、実際にどんな意味がありましたか?
「同じカテゴリー、地域リーグの中国リーグで戦っています。それから違う地域のチームとも戦う事もありますし、その可能性もあります。あるいは逆に県内の社会人のチームと戦う事もあります。それぞれのチームと戦うときに、どれだけ私自身は自分たちがやろうとする事が確実にできるのか。気持ちがルーズになったときにそういうプレーが緩慢になったりとかという事がある。
例えばこういうチームとやらせていただくときには絶対にそういうことはないと思います。本当に集中された気持ち、そしてチームとして何かを、あるいはすがるものがあるとすればチームメイトにお互いに力を合わせて協力してやろうと。その全てが、どういうんですかね。言わずとしれて選手の中から起こってきますし、だからこそ、本当に力を備えていなければならないと少し勉強したというか。できるのかなと、という軽い気持ちはないんですが、ではなくて、本当に本物にならなければならないという事を確かめさせてもらえる最高の場であったかなと思っています」
以上
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