10月11日(日) 第89回天皇杯2回戦
山形 2 - 0 日文理 (13:00/NDスタ/2,181人)
得点者:29' 赤星 貴文(山形)、33' 廣瀬 智靖(山形)
☆天皇杯特集
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●小林 伸二監督(山形):
「本当に厳しいゲームになるんじゃないかなと思ってましたけども、入りがちょっと悪くて、いい形で点が取れたというところはよかったと思います。前半に自分たちで主導権を持ったように、後半ももう少し自分たちで判断をして(ボールを)回せたり、今状況的に苦しいのできちっと守備をしたりというところが大変疎かだったので、いい勉強になったと思っています。
それだけ、トーナメントの天皇杯に入るというのは難しくて、どのチームもそうだと思うんですけど、シーズンの今のチームのコンディションを表すかのように結果が…、今年は2回戦ですけれど、去年だと3回戦に出てくるんですね。ですから、そういうところで前半に点が取れたところではほっとしたんですけど、後半もう少し、Jリーグと違って自分たちが少しボールを持てるので、判断を伴った個人戦術だったりグループ戦術がもう少し、攻撃も守備も出てきてほしかったなあと思います。それが見えなかったのが少し残念だなあというふうに思います」
Q:「判断」というのは、具体的にはどのようなことですか?
「前半でしたら、ボールを回しながら持ち上げていくんですけど、そのなかで選手が前に飛び出す。その選手が使えるはずなんですね。そこまでプレッシャーを受けてないので、その選手が飛び出して動いているのを、意図的に使えなかったりとかですね、それが前半に目立ったのと、たとえば取られないんだけど(足元に)入れたときに、味方がいい状態じゃないのにサポートのアングルを変えなかったり、それを関係なしに飛び出したりというところでいくと、やっぱり厳しいと思うんですね。
そういうところでのグループでの判断。じゃあ、来たボールを前に持ち出すと状況が全然変わるのに、ちょっと(アプローチに)来られたから後ろを取って後ろにパスしてしまう。そのひとつのコントロールとパスで、相手は真面目に一生懸命に帰る。全員帰ってしまう。それをまたていねいにボールを回して破らなくちゃいけないのか。ひとりの選手がちょっと持ち出して前に出すことによって、相手の何人かはボールの後方にいるわけで、そうするとそれだけでも人数の少ない相手を破ることになりますよね。
そういうちょっとしたことが、ミスじゃないんだけどその判断で台無しだというのが後半は随分見えたのでよくなかったのと、今はボールを持っているときの話をしてますけど、ボールがないときにあんなにバタついて、センターバックが一生懸命やっているときに、ボランチに指示をしたのか。ボランチ全然守備をしてないじゃないか。ましてや1枚代えたのに。というところも併せて、センターがボールに動いて、真ん中に残っている選手がいて、ということになると、やっぱりそれは、今少ししんどいのでしっかり守備をしようとか、しっかりボランチ、センターバックのところで話ができるというところは、判断ですよね、その状況の。そのへんが少し厳しかったなと思っています。
ボールがあるときには、個人がその状況を見てやらなくちゃいけない。でも、自分が考えていることをやり過ぎると、(ほかの選手に)ボールが回ってきたときにきついと思うんですよね。今日みたいにボールを持つ時間が多いということは。じゃあ、いいリズムのときに、いいサポートがあるときに、うまく使いながらボールを運ぶのか。そこを無視して自分がやりたいのを先行すると、今度流れのなかから自分に来たときに、周りが見えなくてやり過ぎてしまう。で、結局最後はボールを取られてしまうか、後ろを取ってしまう。そういうことが随分目についたと今日は思っています」
Q:今日の試合で、リーグ戦に向けての収穫が何かあるかということと、3回戦の相手が明治大学ということで、また大学生のチームが続きますが、それに向けてのコメントをお願いします。
「また大学生とやるということで、大学生でもベルマーレに勝っているわけですね。J2で上位にいる、J1に上がろうかというチームに勝っているので、力はあると思います。今日、自分たちが状況を見てボールを運ぶよりも、自分のやりたいことを先行したと思うんですね。きついときにラクなほうを選んでしまう。きついときにきついプレーをするともっと相手が厳しくなるというところでいくと、サッカーというのはボールを全員で運んで誰かが点を取るというところで、個人のスポーツではないことを学んだと思うんですね。
全員でやる。ボールを持っているときも当然そうですけど、守備になったときも全員が守備をする。フォワードから守備をする。それは取れないかもしれないけど、まず帰るという守備があるということができれば、限定することができるだろうと思うんですね。そういうことは学んだ。すごく厳しいトーナメントだということは学んだと思うんですね。それと、何名か新しい選手を使えたというところでいくと、そういう選手がどういうプレーができたかというのは、また個人的に(課題としてその選手に)下ろせるので、それはいい収穫だというふうに思っています」
Q:リーグ戦も試合も含めて、チームがスロースタートで、いいサッカーをする時間が最初からできてないという状況ですが、試合の入り方に何か問題があると考えていますか?
「今日のゲームについてはリーグ戦と少し違うと思いますけど、話をしてそういう意識が強ければ、余計に構えてしまうというところがひょっとしたらあるかもしれないですね。思いきりのよさという部分と、もうひとつ、ボールを回すんですけど、ボールを回すのが広がりがあるんだけど、縦パスがあって広がりがあるという認識がなければ、結局パスの数は多いんですけど効果的じゃなくて、結局ミスをして取られてパニクるケースが多いと思うんですね。そういうところを、厳しいなかで平気で収まるとか、そういうところで受け入れるということが必要だと思うんですね。
併せて技術というところは、相手がへばったときに発揮できるんじゃなくて、プレッシャーがあるなかでの技術というところはまだまだ磨いていかなくちゃいけないというところもあると思います。相手が勇ましく来ると、ついついボールを受けなくなる。そうじゃなくて、もう一度受けてパスを動かしていくというところが要ると思います。そういうところはちょっと難しいんじゃないかなと思いますね。今日なんか、自分たちがボールを回せると思ってるし、回さなくちゃいけないというところがあるので、細かいパスになってしまったり、相手の背後に打ち込むことによってラインが下がるので、今度は足元に入れたりという、要するに個人戦術ですよね。
フォワードが裏へ走るということを使いながら、今度はフォワードが戻ってくる。その状況を見て、気が利いた選手が出てきてそこに入れるというところにはまだいっていないという感じを受けるんですよね。入りというところでは、うまくいくときといかないときがあるので、なかなか一概には言えないと思うんですね。あとは、主導権を持つというのはなかなか難しいのが現状だと思います。いかに相手のストロングなところを消しながら、自分たちのいいリズムに持っていくかというところを、全面的に向こうにいいところを出されると構えてしまわなくちゃいけないのが現実だと思います。それは個を比べたときにそういう現象が手で来るのは仕方がないシーズンだと思います。そこをぐっとグループでしのいで、相手の油断だったり、綻んだところを狙っていくというサッカーをしない限りは、なかなか簡単に勝ち取れるリーグではないと思います」
以上
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